【小学生の子ども部屋】6畳収納なしのレイアウトまとめ

小学生になるひとり息子の個室を作りました。

子ども部屋に何を求めるかは家庭によりけり。
うちは"シンプル"あとは子どもの好みで作りました。

ぶっちゃけ6畳あれば充分。

この記事は子ども部屋を作りたいパパ・ママ向けの内容です。

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小学生の子ども部屋作りの基本

子ども部屋は「勉強」と「寝床」として使います。

小学生になると宿題がでるから勉強場所が必要。
学校用品が増えるから収納が必要。
そろそろひとりで寝て欲しいな~ってことでベッドも必要。

こんな感じで「子ども部屋で何するか」さえ決まってれば家具選びは簡単です。

子ども部屋はいつから必要か

新一年生になる7~8歳に子ども部屋を与える割合が最も多いです。

とは言え、家庭環境や子どもの性格によってバラバラ。
うちは夫婦の意見が対立してました。

私は「小学3~4年生で個室を持てば充分」。
理由は小学4~5年のときに自室を作ったけど生活スタイルが何も変わらなかったから。

旦那は「選択肢は増やしたほうがいい(子ども部屋必要)」。
理由はどこで何をするかを選択できる環境があれば息子が過ごしやすくなると思うから。

当人である息子は「どっちでもいい」。

"確かに選択肢は多いほうがいいよな"
"息子を中心に考えると旦那の意見が正しい"

ってことで入学をきっかけに子ども部屋を作りました。

ウシ

夫婦の教育方針は話し合いが必要だね。
それから親が子どもにプレゼンして決めてもらうのがスマートだと思う。

居心地をよくし過ぎない

居心地が良すぎると自室で過ごす時間が長くなり、家族との時間が激減します。

私が中学生だったときは自室にテレビ、ゲーム、CDコンポがありました。
夜更かしが当たり前。
家族仲はとてもいいけど引きこもる時間が多かったです。

この経験から子ども部屋に置くのはベッド・勉強机とイス・ランドセルラックのみ。
「子ども部屋=勉強に集中する空間」としています。

おもちゃ、ゲーム、本などはリビング。
集中するには関係ないものを視界に入れないのが一番です。
ぬいぐるみやアクリルスタンド、クリスマスツリーなどの装飾品はOKとしてます。

クロウ

子どものプライベート空間ではるものの、居心地が良すぎるのもまた問題か。

ウシ

子ども部屋をどう使うかを決めておけばイメージが作りやすいね。
うちは「寝室&勉強」だよ。

部屋をカラーコーディネート

カラーの組み合わせでおしゃれな部屋に近づけることができます。

参考にしたのはCOLOR SUPPLY(外部サイト)
無料で使えるカラーパレットです。

統一感のある組み合わせアナロガス配色やメリハリの強いトライアド配色やスクエア配色など。
2色~4色の組み合わせから探すことができます。

数が多すぎるとごちゃっと感がでちゃうので2色、多くても3色かな。
お子さんの好きな色、もしくは壁紙に合わせてカラーコーディネートしてみましょう。

ウシ

色使いで部屋の印象はガラッと変わるよ。

子ども部屋の家具選びのコツ

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まず最初に"期間限定の家具"と"ずっと使い続ける家具"を分けて考えました。
要は捨てるときのことまで考えて家具を選ぼうってことです。

よくあるのはサイズアウト。
高さのあってない勉強机や椅子、かがんで覗くラックなど。
成長したことにより家具の使い勝手が悪くなることがありますよね。

次に子どもの好みに合わなくなる。
小学生まではポップで子どもらしい家具が好まれますが、中学生になれば落ち着ける空間が求められます。
デザインやカラーなどで家具の買い替えをすることがあるでしょう。

このようにいつ捨てるかを把握しておくと、コスパの良い家具選びがしやすくなります。

クロウ

子ども家具は使う時期が短い。
だからこそ捨て方や費用を考えておこうってことだね。

ウシ

うちはベッドと勉強机は大人になっても使うつもり。
ずっと使う家具には金かけてイイと思うんだ。

湿気に強い丸脚ベッドフレーム

子ども家具の中で一番お金を使ったのはベッド。
フレーム・マットレスともに楽天市場で買いました。

2つで20万円弱。
高ッ!って思うけど、実は日割りしたらそんな高く感じないのよ。
ベッドって毎日使いますよね。
10年使えば1日55円。
10年間気持ちよく寝れたら人生ハッピーですよ。
旅先の宿の寝具より家のベッドのほうが寝心地いいのが困るくらい。

息子が家を出て行ったら私が使います。
同じベッドフレームがもう1つあるのでくっつけて夫婦で使うつもり。

心配なのはベッドからの落下です。

使い始めたは息子はもちろん、幼少期の私だって落ちてました。
寝相がまだベッドを覚えてないんですよ。
不思議なことに落下しても寝てる。
寒くて起きた記憶が何度かあります。
ただ、2~3か月も使えば落ちなくなりますよ。

落下事故を防ぐため、30cmほどの高さに抑えましょう。

うちの場合、最初は高さ30cmのベッドフレームに敷布団を敷いてました。
で、落ちないようになったら敷布団をマットレス高さ24.5cmと交換。
およそ55cmと標準的な高さに。
それでもたまに落下することはあります。
だから床カーペットの上にタオルケットを敷いてケガ防止はしてました。
おかげでケガしたことはありません。

ベッドガードって手もあるけど使いません。
たって私が小学生のころ怖かったから。
ベッドフレームとマットの隙間に差し込むタイプを使ってたんですが、ある日ガードごと落下。
寒くて目が覚めたら床は凹んでるし、ガードは変形してた。
何かの拍子で差し込むところが刺さったらと考えたら怖かったです。
例え丸く加工してあってもね。
この日以降、ない方が安全だと思って使わなくなりました。

息子はノーガードで生活して今は落下しません。

クロウ

ジュニアベッドは安全で子どもらしくていいなと思うけど、買い替えがね……

ウシ

そうなんだよね。
だからうちは最初からシングルベッドにした。

足をぶつけても痛くない丸脚にしたかった↓

IKEAの広い勉強机

1万円以下で買えた広々デスク。
これはいい買い物でした。

一般的な学習机のサイズは100×60cm。
IKEAのアンファラレは140×65cm。
40cmも幅広なのよ。
広いほうが作業効率上がるから最初から大人サイズでいいと思う。
そしていずれは親が使うわ。

シンプルなデザインだからどんな部屋でも使えそうなIKEAデスク↓

ランドセルラックはカラーボックスDIY

ランドセルラックの設計図を渡されました。
作りたいらしい。

ニトリのカラーボックスで作りました。

秘密基地を作る感覚で楽しいんでしょうね。
DIYは家族の思い出になるし、愛着が湧いて大事に使ってくれるようになると思います。

3,000円で作れるDIYランドセルラックを3年使ってみた↓

学習椅子は高学年になったら買い替え

IKEAで買った学習椅子。
説明書を読むと小5年で買い替えになりそうです。
サイズアウトですね。

廃棄料は500円ほど。
女一人でも運べので労力はほぼかかりません。
(ごみの分別に関しては各自治体のルールに従ってください)

IKEAの子どもチェアを買ってみた↓

手入れ・廃棄がしやすいタイルカーペット

カラーコーディネートするならカーペットはあってもいいかな。

うちは床冷えとキズ対策にカーペットを敷きました。
息子も敷きたいって言ってたし。

ニトリのタイルマットを使ってます。
汚れたら部分だけ外して手洗い可能。
交換用に2枚ほど多めに買ってあります。

50cmの正方形だから廃棄は燃えるゴミでOK。
折るか、切るなどしてお金がかからないようにします。
(ごみの分別に関しては各自治体のルールに従ってください)

豊富なカラーバリエーションで部屋を彩るタイルカーペット↓

カーテンは色と柄で決める

カーテンを用意するなら子どもの好みの生地がいいと思います。
部屋に入っただけで楽しい気分になりますから。

うちは子ども部屋の前にカーテンを作っちゃったので子どもの意思は反映されず。
参考にしたのはカラーコーディネートと風水でした。

風水的に方角ごとの相性のいい色、悪い色があります。
悪い色を持ってこなきゃOKってな感じで各部屋のカーテンを決めました。

おしゃれっぽくするには"ごちゃつかせない"が鉄則。
布団カバーが柄ものならカーテンはシンプルに。
部屋がシンプルならカーテンは柄ものにって感じでバランスをとる。
するとスッキリして見えます。

不器用が新居のカーテン作ってみた↓

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子どもの成長と共に部屋も変化する

最終的に子どもが使いやすい部屋になればいいですよ。

もちろん教育方針によっては置けないものはあるでしょうけど。
それ以外は好きにやってくれていい。
個室ならではのワクワク感ってありますよね。

来年から小学4年生になるわけですが、まだ1年生のままで良さそうです。

小学生は収納なしで大丈夫

小学生のうちからクローゼットが必要なほど物がありませんでした。

衣服はリビング。
個室に置くものはランドセル、上着、教科書、絵具や習字セットなどの学習用品くらい。
ランドセルラックひとつあれば充分。

将来、制服や部活動のものが増えたら収納場所を新たに用意するつもりです。
それでも足りなくなったら部屋移動かな。

クロウ

それでも収納が足りなくなったらどうするの?

ウシ

だったら部屋を移動させるかな。
今は親の寝室と仕切られてる部屋なの。
だからいつかは移動してもらうつもり。

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おもちゃ収納記事準備中

子ども部屋の移動も考えよう

実は子ども部屋と私の寝室は3枚扉で仕切られているんです。

一人で寝るのが寂しいから今はこの間取り。
しかし、成長すればいずれ嫌になるでしょう。

そしたら別室の個室へ移動してもらいます。
5.5畳と少し狭くなるけどクローゼット付き。

どっちを使うかは息子次第です。

住みやすい戸建ては設計でどれだけイメージできるかで決まります↓

子ども部屋を作ってよかったこと

最後に子ども部屋を作ってよかったことを3つ紹介して終わります。

帰宅してすぐ宿題をするクセがつく

帰宅したら宿題と翌日の準備。
それから自由時間っていうのがうちのルールです。

子ども部屋のすべての家具は息子が選び、一緒に組み立てました。
なので愛着が湧いてます。

「お気に入りの家具を使いたい」っていう小さな原動力から始まり、「帰宅したら宿題」を毎日繰り返すうちに帰宅行動がルーティン化。
小学3年生の現在も変わらず、すぐに宿題にとりかかってます。

リビングに学校用品が散らからない

学業は子ども部屋と決めているのでリビングに学校用品が散らかりません。

帰宅したら一緒に子ども部屋に行って宿題を見ます。
明日の準備が終わったらリビングへ。

リビング学習は土日のみ。

おかげでリビングに散らかるのはおもちゃだけ。

ウシ

オン・オフの切り替えを部屋でしてるってイメージかな。

子どもの安全場所になる

子ども部屋は息子の逃げ場になっています。

叱られたり、感情がムシャクシャすると自室で気持ちを落ち着かせるようになりました。
個室がないときは私に当たり散らしてくるのがお互いしんどい。
その回数が減って母子ともに少し楽になりました。

イライラする原因から離れることで気持ちの切り替えが早くなりました。

この行動は1年生ではほぼなく、2年生になる直前から増えました。
調べると小学校の低学年頃に中間反抗期が起こるみたいです。
自分の意思と親の意見が対立しようとすると口答えや屁理屈、大声や物に当たるなどで反抗します。

4歳にADHDのグレーゾーンと診断された息子。
発達障害なのか、中間反抗期なのかわかりませんが子ども部屋に助けられたことは事実です。

こだわりが強すぎて子育てがしんどかった幼児期↓

ウシ
友達の部屋に入って「自分もこんな部屋が欲しい」と思ったことありませんか?
やっぱり子ども部屋はウキウキする場所でなくっちゃ。
今しか起こらない家族イベントを楽しんでくださいね。
ではまた。
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