マンションより戸建て派のウシ(@usiwaka125)です。
今日は私の実体験。
「戸建てカーテン代6万円以下の経験談」の紹介です。
家づくりでカーテン決めの過程ともなればいよいよ設計も終盤。
理想や希望に胸膨らませて楽しい頃だと思います。
でも一度立ち止まって現実(予算)を見てはどうでしょう?
後々後悔するような返済額になってないでしょうか?
無理に節約しようとしなくても考え方一つで安く済むことがあります。
今日はそんなお話。
カーテン代を安く抑えたい、手作りしたい人向けの記事です。
それでは本題に参りましょう。
【もくじ】
自作カーテンにした3つの理由と考え方
「減価償却していく」
- 猫を飼ってる
- 気分転換でカーテン交換したくなるかも
- 価値が下がっていく
カーテン代は青天井。
ハウスメーカーでフルオーダーすると何十万。
カーテン専門店で作っても数十万円。
中には100万円以上って話も聞いたりしませんか?
マジでカーテンは高額にしようと思えばいくらでもできます。
もうそういう世界。
しかもカーテン代もローンにしちゃえばどうにかなるとか、
数千万円の住宅ローンに比べたら少額に思えたりして。
理想を追い求めるあまり気が大きくなって無理なローンを組む危険性は誰にでもあります。
私はと言うと高級カーテンに意味を感じません。
確かに高ければ手間も省けて見栄えは良いんですけど、それが「イコールいい家」にならなかったってだけです。
その理由3つがこちら。
ペットを飼っている
「汚れる可能性大」
猫は毛玉を吐くし、ことあるごとにとにかく吐く。
汚くてごめんなさい。
でも本当なの。
事実、1度カーテンに吐き戻されたことがあります。
そして猫は日なたが好き。
日がよく当たる窓際にキャットタワーを設置してます。
カーテンが汚れるのは必然。
とどめに猫はカーテンをよじ登る。
うちの人間換算80過ぎのシニア猫2匹はさすがにこんなことはありませんが、
若かりし頃はやってました。
それで実家のカーテンがボロボロになったこともあるくらい。
若い猫を飼うなら仕方ない現象です。
つまり猫がいるってだけでカーテンが汚れる確率大!ってわかりきってるわけです。
もし、高級カーテンにリバースされたら立ち直れる気がしません。
自宅でカーテンを洗える気もしない。
だって生地によっては生地が縮んじゃったり、水を含んだカーテン生地を手洗いは相当疲れることでしょう。
めんどくさい。
だからカーテンは消耗品と割り切ってます。
- 汚れてもショックを受けたくない
- メンテナンスに手間をかけたくない
- 猫がいる限りカーテン含む内装は傷つけられて仕方なし
一生同じカーテンよりも
「気分で模様替えしたい」
ずっと同じ配置、家具はさすがに飽きる。
実家のように築25年以上ずっと同じカーテンは飽きる。
例え高級カーテンだったとしても飽きる。
間取り的に家具の配置を変えにくい我が家。
手っ取り早く気分転換するならカーテンを新調する事なんじゃなかろうか……。
ならいっその事好きな生地かって作るか!
手作り感が出てより一層家に愛着も沸くし。
「カーテンは自作する」と不器用な私が決意した瞬間でした。
- 実家の影響もありずっと同じカーテンなのは飽きると思った
- 好きな生地でカーテン作るって素敵
- カーテンに飽きたら新しく作ればいい
カーテンは消耗品
「減価償却する」
新車を買っても売る時には価値が下がっているのと同じで、
カーテンの価値も下がっていきます。
個人的に価値が下がるものにお金をかけると勿体ないって思ってしまう。
それに住みやすい家にしたいと考えてました。
柱を太くする。
掃除しやすい床にする。
メンテナンスがほぼ不要な瓦屋根にする。
長持ちする家、使いやすい家を目指しました。
となると予算のどこかを削らなければいけないわけで。
それが内装であり、カーテンでした。
- 価値が下がるものにお金をかけるのは勿体なく感じた
- 予算内におさめるため内装は削る対象だった
戸建てのカーテン紹介
「自作で十分でした」

計11カ所
- 掃き出し窓 2カ所
- 腰高窓 2カ所
- 片開き窓 3カ所
- FIX窓 2カ所
- 上げ下げ窓 2カ所
自作したカーテンがどんなものかご覧になります?
玉結びができないほどの不器用な人間がミシンを使って作成しました。
カーテンの作り方は非常にシンプル。
直線縫いができれば誰でも作れます。
購入元や金額も公開。
※単価や金額は私が購入した当時のものであり、消費税8%です
掃き出し窓
リビングと主寝室の2カ所にあります。
普段は開けっ放しのリビングカーテン。
レースカーテンなし。
夜はシャッターを閉めるのでレースカーテンは不要だと思い付けませんでした。
ポリエステル100%の記事を選んだ理由はメンテナンスが楽だからです。
段ボールキャットタワーに猫が布陣。
ここからリバースされました。
外して洗濯機で丸洗いできたので機能面最高です。
楽天市場で購入。
1m単価2,160円。
我が家で一番高単価のカーテン。
ポリエステル100%の生地を使用
- 型崩れしにくい
- シワになりにくい
- 洗濯機で洗えてすぐ乾く
- 軽くて丈夫
ペット飼いにはとても使いやすいカーテン生地
主寝室は落ち着いた色合いのオレンジとレースカーテン付き。
分厚くしっかりしたドレープカーテンを使用。
ここのカーテンは洗うつもりはなく、飽きたら新調します。
なぜなら猫が侵入しない!
つまり汚れる心配はほぼないってこと♪
だから好み最優先で記事選びが楽しかったなぁ。
100均のタッセルを使ってます。
窓からの冷気が来ないようにわざと下までダラッとさせてます。
購入元は楽天市場で1m単価640円。
閉店セールで激安でした。
- 洗わないこと前提だから厚めの生地を使用
- 好きな生地を選ぶとカーテンづくりは楽しくなる
腰高窓
腰高窓は2カ所。
どちらも北欧風にしました。
コットン100%でしっかりした生地は楽天市場で購入。
1m単価102円。
レースはIKEAで購入。
MATILDA(マティルダ)税込2,499円。
丈は調整しました。
日中はこのような感じ。
使用した生地はこちら
フィニアル(ロッド端についてる飾り)はIKEAの。
2ケセットで約300円だったと思います。

腰高窓その2。
こちらもコットン100%の厚手生地。
楽天市場で購入して1m単価102円。
レースカーテンはIKEAで丈調整。(商品名・価格不明)
フィニアルはIKEAのRAFFIG(ファフィッグ)税込299円。


使用した生地はこちら
ロッドもIKEA(商品名不明)。
400円~700円だと思います。
微妙だなって感じるのは、赤丸の部分でカーテンが引っ掛かって開閉しにくい時があること。
値段相応の質がこういう箇所で感じますね。

- レースカーテンは全てIKEAで購入して調整
- コストと品質はイコール
片開き窓
リビングに2カ所と和室に1箇所の計3カ所ある片開き窓。
最初に紹介したポリエステル100%生地の色違い。
楽天市場で購入、1m単価2,160円。
リビング2カ所に使用してます。
カーテン付近に子供のものが積みあがってるけどシワになってないです。
カーテンの留め具は100均。
レースはIKEAのLILL(リル)という網状レースカーテンを使用。
当時セールで600円だったと思う。
網状なのでハサミでザクっと切る超簡単な丈調整。
取り付けはご覧の通り。
100均の突っ張り棒。
カーテンはロッドに通すタイプです。
ロッド399円、ブランケット249円はIKEAで購入。
こちら和室の片開窓。
DIYで作ったカーテンロッド(?)は木の丸棒をはめ込むタイプ。
丸棒はホームセンターで1本300円くらい。
カーテンの上下に木の丸棒を通してます。
レースカーテンはついてません。
開けるときは巻物みたいにしてたくし上げ、余ってた洗濯ばさみで固定。
洗濯ばさみをもっとおシャレにしたらいいんでしょうけど、めんどくさい(笑)
使用した生地はこちら
- 同じ部屋のカーテンは色違いを使用
- DIYでカーテンロッドを作成
FIX窓
こちらも和室にあるFIX窓2カ所。
上と下についてるんですけど、無地にしました。
構造はさっきの和柄カーテンと全く同じ。
上のFIX窓。
楽天市場で購入した生地は1m単価610円。
120㎝の丸棒はホームセンターで1本400~500円と思う。
使用した生地はこちら
下のFIX窓。
お馴染みの100均セリアで購入したアイアンバーを壁に取り付け。
読み聞かせの本とかも収納できて便利です。

カーテンを半開きにすることもできます。

丸棒のところはこうなってます。
手作りなので不格好だったり、色むらがありますが旦那が一生懸命作ってくれました。

丸棒を取ってみました。
金具分も木材を削ってフラットにしてます。
こうすることで金具が目立ちにくく、見栄えも良くなります。
ネジも白色に塗装して色を統一。

- 和室のカーテンは統一して丸棒を使ったカーテン
- カーテンを開けるが巻物のイメージで作ってみた
- 全開と半開きが可能
上げ下げ窓
ぶっちゃけ必要性が感じられなかったキッチン周辺の上げ下げ窓2カ所のカーテン。
なぜ必要ないと思ったかと言うと曇りガラスだから。
よっぽど窓に近づかない限り、顔は見られないんです。
でも旦那は「人影が映るのが気になる」ってことで気持ち程度のカーテンを付けました。
突っ張り棒とフック共に100均。
- 100均の材料で簡単にカーテンは設置できる
カーテンづくりの材料はどこで買う?
「ネット通販と店舗」

- 楽天市場
- 手芸店舗
- ホームセンター
- IKEA
安く済むならそれに越したことはない。
ってことで実店舗もネット通販も使いました。
それぞれの特徴は以下の通り。
楽天市場と手芸店でカーテン生地を購入
「窓の大きさで使い分け」
楽天ユーザーだしポイント還元もあるから一応調べてみるか。
ってサイトを確認したら結構良いのがあるし単価も安かったため、
ほとんどの記事は楽天市場で購入しました。
掘り出し物もあるのでみてると楽しいですよ。
手芸店は目に付きやすい場所に3種類の生地をまとめて1,300円くらいで売られてたのを購入しました。
別途送料がかかるネット通販より安上がりかもしれません。
購入した生地で上げ下げ窓カーテンを作りました。
手芸店で困ったことは150cm巾の生地種類がほぼなかったこと。
まぁ、小物や服を作る人がほとんどなのでそこは仕方ないかなと思います。
楽天市場
- 切り売り生地の種類が多い
- 単価も安い
- セール品だと激安
- ポイント還元でさらに安い
手芸センター
- 小窓のカーテン生地なら手芸店の方が安いこともある
- ネット通販にはない生地ばかり
- 150㎝巾生地の取り扱いが少ない
IKEAとホームセンター
「既製品かDIYか」
うちのカーテンロッドは家引き渡し後に自分たちで取り付けました。
自作カーテンにしようと決めたとき、真っ先にIKEAを見学しにGO!
北欧風にしたかったから生地やカーテンレールの参考になるかなと思って。
IKEAってモデルルームみたいなのもあるからコーディネートの参考にもなるんですよね。
で、デザインや価格や品質を確認したら
「カーテンロッド全部IKEAで買えばよくね?ってかレースカーテンもここでよくね!?」
となったのでカーテンロッドをはじめ、小物類やレースカーテンは全てIKEAで買い揃えました。
安価でシンプルな既製品ならIKEAがおすすめ。
5年以上使ってますが変形や破損は一切なし。
DIYなら木材やレンタル工具、加工サービスがあるホームセンターが使いやすいです。
和室のカーテンロッドは木材を購入して加工した後に設置しました。
カーテンに通している丸棒もホームセンターで購入。
巾120㎝の丸棒があったのには驚きましたが、
大きい店舗は必要な物がほとんど揃います。
DIYするならホームセンター!
IKEA
- シンプル&リーズナブル
- 北欧風が理想だった
ホームセンター
- レンタル工具がある
- 木材カットサービスがある
- 業務用店舗ならマジで何でも揃う
手芸・裁縫が苦手でもカーテンが作れる
「IKEAの便利アイテム」
これがあったからこそカーテンが作れた!っていうお助けアイテムの紹介。
それがこちら!カーテンテープ!
カーテン生地の裏に直線縫いで縫い付けるだけの超優秀アイテムです。
大体のカーテンはこのテープがあれば取り付け可能。
IKEAで税込み299円なのもスゴイ。
フックを付けることもできます。
使用例は以下の通り。
カーテン生地とテープで筒状にしてロッドを通します。
フックをかけるところはテープ中心に見えてますね。

一定間隔でロッドを通すところもあります。

IKEA商品はどこで買う?
「店舗または公式サイトがおすすめ」
楽天やAmazonなどネット通販のIKEA商品はどれも割高。
店舗価格の倍以上とかの値段設定してるショップもあります。
ちょっとくらい遠くても店舗行ったほうが断然いい!
おすすめはIKEAの公式サイト!
もちろん公式サイトから商品を定価で購入することもできます。
セール品もある。
品数は店舗よりは少ないんですけど閲覧するのはタダなので参考にはもってこい。
公式サイトにない!ってときだけネット通販を利用したほうが賢いんじゃないでしょうか。
➡【AmazonでIKEAカーテンをチェックしてみる】
➡【楽天市場をチェックしてみる】
➡【Yahoo!ショッピングをチェックしてみる】
転売や定価より高額販売をしている商品を掴まないための心構えと、
楽天を毛嫌いしている人向けのネット通販に必要な心構えを紹介してます。
大事なのは「相場を知ること」。
手作りカーテン6万円の内訳
「楽天市場でポイント払い」

購入元 | 金額 |
楽天市場 | 26,912円 |
手芸店 | 1,404円 |
IKEA | 17,373円 |
ホームセンター | 7,401円 |
100均 | 864円 |
合計額 | 53,954円 |
54,000円以下で収まりました。
楽天市場ではポイント払いで実費0円とかもあったのでこの金額になってます。
買い物分の還元ポイントは計上してません。
それを含めたら実質25,000円くらいだと思います。
IKEAは元値が安い。
一番高い買い物でもリビングのロッド4,000円。
シーズンごとにセール品もあるので店舗に行くと楽しい。
ホームセンターは最寄り店舗を利用。
物づくりが本業の人も行くような大きなお店だったので、
欲しいものは全部1箇所で買えてよかったです。
最近はDIYする人も増えたのでサービスも充実。
レンタル工具はもちろん、作業場も借りれたりして。
初心者も利用しやすいかなと感じました。
「楽天経済圏」って言葉を聞いたことはありますか?
楽天サービスを賢く利用して効率的にポイントを貯める。
平たく言えば『ストレスフリーのポイ活』です。
そんな楽天経済圏の経験談はこちらにまとめてます。
自作カーテンはおすすめか?
「楽しめたら最高!」
- 根気と時間
- 道具
自作カーテンはいかに楽しめるか、にかかっています。
私はカーテンづくりってだけより「家づくり」の認識が強いかも。
0から家を作るのは難しいですが、完成したものに手を加えて愛着を感じることは簡単ですよね?
まさにそれ。
その反面、根気と時間……つまり労力がどうしてもかかります。
私たち夫婦もカーテン作り上げるのに1~2週間くらいはかかりましたから。
労力と楽しみを天秤にかけて労力が負担になるなら既製品の方がいいんじゃないかな。
モチベーションが維持できないといつまでもカーテンなしの生活になりますからね。
んで、それに慣れちゃうパターンもある。
あと手作りは道具の有無で作業効率がだいぶ変わります。
不器用な私がカーテンを作れのは絶対ミシンのおかげ!
手縫いでなんか無理無理。
旦那がDIYするときも家にある工具があったから何とか日曜大工で作れたって節があると思います。
道具がもうある、道具を買うお金があるならいいんですけど、
材料も買うし道具も買うってなると財布の負担大。
ホームセンターではレンタル工具や加工サービスもあったりするのでうまく活用したいですね。
カーテンを作ったら6万円以下で収まった
「まとめ」

- 個人的にカーテンは消耗品と考える理由が3つあった
①ペットを飼っている
②ずっと同じカーテンは飽きる
③カーテンの価値は下がる - 結果、好きな生地でカーテンを自作することにした
- 家の引き渡し時後にカーテンレールから自分たちで設置した
- 新築戸建て計11カ所の窓に夫婦でカーテンを付けた
- 楽天市場、手芸店、IKEA、ホームセンター、100均を利用
- IKEAのカーテンテープさえあれば簡単に作れる
- 設置費用総額 約54,000円
- 楽しんでできる人は自作カーテンおすすめできる
- オーダーカーテンはネットショップでも注文できる時代
自分に合った方法を探して家づくりを楽しもう

作りカーテンのメリットは私たち家族にとって大きいものでした。
あとIKEAは神。
それではまた!