
この記事は、家計簿歴9年以上のズボラ主婦が教える手書き家計簿の作り方をまとめています。
家計簿の中でノートは王道ですよね。
最近は無料アプリもありますが、今もなお根強いツールと言えます。
ただ注意してほしいのは小学生のお小遣い帳感覚で始めると続かないってことです。
なぜなら仕事や生活に追われて時間がないのと、モチベーションが上がらないから。
使い勝手のいい家計簿は気づいたら継続しちゃってたって感覚がしっくりきます。
継続のコツは「やりたくないことはやらない」。
【もくじ】
家計簿には統計ノートがおすすめ

手書き家計簿でよく使われるのが罫線ノートです。
どこでも買えるし、安いのが魅力。
私も2年目までは罫線ノートで記帳していました。
が、どうにも使いにくい。
そもそも線引きに時間がかかってしょうがない。
乳児を育ててたらそんな時間ないのよ。
あれこれ探してたどり着いたのが統計ノートでした。
統計ノートはエクセルの紙版みたいなもの
統計ノートはセルがすでに書かれています。
だから線引き作業をしなくていい。
統計ノートにすると「線引き不要⇒時短になる⇒家計簿のモチベーションUP」。
つまり、家計簿が続けやすくなるってことです。
しかも書き込みだって余裕。
読み返すとどこでいくら使ったかがわかりやすいのもポイント高いですね。
家計簿の項目が14を超えているならヨコA4がおすすめ。
タテは7列が大半で見開きで13項目が使えます。
それ以上となるとページをまたぐか、ヨコA4にするかの二択。
やっぱり見開きのほうが使いやすいし見栄えもいいです。
ってことで、26項目使いの私はヨコA4を1日1行として利用しています。
締め含めて見開きでひと月分。
ジャストサイズすぎて気持ちいい。
ちなみに写真のはコクヨA4横・ハイグレード統計ノート。
1ページ14行、32行。
見開きで使えば27項目まで書き込める大容量っぷり。
項目別の月合計だって納まります。
紙質や製本にこだわった一冊でとても使いやすい優秀な家計簿向きノートです。
しかし、残念ながらこちらの商品はすでに生産終了。
ほぼ同じレイアウトのがライフから販売されてます。
と言うか、現時点でネット検索したらヨコA4統計ノートはこの1種類しかありませんでした。
自身に合う統計ノートを見つけたい人向け
統計ノートのメーカー&特徴のまとめはこちら

僕なら気にったデザインのほうが気分上がるな♪
市販家計簿もたくさんあるし選ぶのが楽しい。

テンションぶち上がるの最高だよね!
私もいろんなノート試したけど、やっぱ使い勝手が一番だな。
家計簿ってずっと使うからストレスなく使える機能性が大事。
その点、統計ノートはシンプルで実用的。

線引き作業をカットすると10分くらいの時短か。
どれくらい家計簿に時間をかけれるか、モチベを維持できるかでノート選びが決まるんだね。
継続しやすいノートの手書き家計簿の作り方

家計簿は何も考えずに処理できるようじゃないと継続できません。
そこで私は1日1行家計簿にたどり着きました。
方眼ノートや罫線ノートでも使えるフォーマットです。
毎月の作業は次の通り。
- 月初めの下準備
- 家計簿をつける
- 利用明細書と家計簿の照合
- 締め

は?毎日家計簿を書くとかムリすぎる。

いいの、いいの。毎日書かなくて。
レシートためといて気が向いたときに記入するだけだよ。
私なんか月1~2回しか家計簿さわってないから。
月初めにやる下準備
完成系がこちら。
私は細かく管理タイプなので項目が多め。
あなたに合った項目を使いましょう。
列に日付、行に支出項目を書きます。
日付は土曜は青〇、日祝は赤〇で囲うと見やすいです。
そして日付の最下部は項目別の合計額を記入するセルとして使うので空白のまま。
項目選びがわからない、家計簿が使いにくい人向け
一覧あり・3タイプ別で紹介する項目の選び方はこちら
締め日の決め方がわからない人向け
王道から誰でも使いやすいまで おすすめ締め日はこちら

項目は家計簿の要。
締め日は家計簿のゴール。
どちらも使い勝手に関わるからよく考えて決めよう。
ノート家計簿をつける
買い物をした日付けに支出額を各項目に書き込みます。
店舗ならレシート発行日、ネット通販なら注文日を書くべし。
レシートや購入履歴など支出がわかるものは保管すべし。
証拠があればいつ書いても大丈夫なんです。
支払い方法がわかるようにカラーペンで印をつけること。
うちはクレカは緑、電子マネーは青にしてます。
現金払いには印はつけません。
カラーペンで印をつけることで利用明細との照合がスムーズにできます。
照合をすると不正利用の発見や防止になるのでおすすめです。
クレジットカード明細に計上されるレシートは保管し、それ以外は破棄します。
保管したレシートは利用明細との照合に使います。
金券やポイント払い、チャージ、毎月の積立金と利益など書き方がわからない
家計簿で悩む書き方の解決策はこちら
クレカの利用明細書と家計簿の照合
クレジットカードの利用明細と家計簿を照合チェックします。
タイミングはいつでも構いません。
私は記帳するときにまとめてやってます。
楽天ユーザーなので楽天カードアプリから利用明細を確認。
スマホやパソコンから閲覧できるのでとても便利です。
キャッシュレス支払いの中には締め日までに照合できないものは後日照合しましょう。
そして万が一、身に覚えのない請求があったらカード会社に問い合わせてください。
夫婦のクレジットカード管理がしにくい人向け
家族カードで複数の支払いをまとめた記事はこちら
締め
ひと月が過ぎたら締め作業に入ります。
ひたすら電卓をたたいて各項目合計、支出合計、収入合計、収支合計を計算します。
さらに一歩進んで年間収支表を作ってもいいですね。
お金の流れを知るために収支をまとめてみましょう。
節約に役立つはずです。
手書き家計簿より時短できるエクセル

家計簿への手間を最小限にするならエクセルがおすすめです。
私が家計管理を始めたとき、最初の2年は線引きに悩まされ、そこから5年は統計ノートで線引きと決別。
そして今はエクセルを使っています。
お金の流れを分析、節約したい人向け
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エクセルはフォーマットが簡単に作れるし、計算式を設定しておけば自動計算で計算ミスなし。
複製だって秒で完結。
修正はフォーマットをいじるか、入力し直すだけ。
他のタブと連動させておけば年間収支表が自動作成され、設定さえしておけばグラフ化だって自動作成される。
もはや統計ノートの上位互換。
エクセルが使える環境があるなら超おすすめです。
エクセル導入を考えている人向け
エクセルの購入方法と単品永続版がおすすめな理由こちら

1日1行家計簿は時間の融通が利くので忙しい人にも使いやすいかと思います。
わかりにくいところがあればコメントで教えてもらえると補足します。
ではまた。