
この記事は、キャッシュレス支払いや投資などをどうやって家計簿に書けばいいか悩んでいる人向けの内容です。
いざ家計簿をつけ始めると「あれ?」って思うことありませんか?
・クレジットカードの支出日
・ポイント払いや金券を利用したお会計
・いつかお金が返ってくる積立保険や投資による支出
複雑なお金の流れを家計簿でどうしたらいいかわからないことも珍しくありません。
それらをこの記事ではまとめて解決します。
答えは「支出日・収入日に書く」です。
家計簿はお金が出入りした日に書くのが鉄則

例外なく支払った・収入があった日に実費を書きましょう。
家庭のお金の流れを知るのが家計簿です。
要するに、今お金が手元にあるかないかは二の次。
"何にいくら使ったのか"が分かればいいという考え方です。

クレジットカードの引き落とし日にお金が減るのに?
それにチャージ分とかどうすんのさ。

よくある悩みポイントごとにまとめるね。
クレジットカードの書き方
実際にお金が支払われるのが引き落とし日。
だから家計簿でも引き落とし日に支出を書くほうがいいんじゃないか?
って考えるから訳がわからなくなります。
もっとシンプルでOK。
何にいくら使ったか知りたい。
だからクレジットカードを使った日付けで記帳する。
書くタイミングはその都度でもいいし、利用明細書を見てまとめて書いてもいいです。
大事なのは項目ごとに振り分けること。
これでお金の流れが分かる家計簿の出来上がり。

お金のズレは気にしなくていいってこと?

そのとおり。
預金残高は通帳やアプリを見ればわかるから家計簿で管理しなくてもいいよ。
家計簿歴9年のうちの場合はクレジットカードや電子マネーなどを色分け
締め日に利用明細と照合して不正利用がないかまで確認しています。
夫婦のクレジットカード管理がめんどくさいなら"家族カード"がおすすめ
本カードと家族カードの支払いがまとまって引き落とされます。
多くのクレジットカード会社が発行していますよ。
電子マネーやチャージ分の書き方
チャージしたお金を何に使ったのかが要点になります。
例えば、公共交通機関にしか使わないのならチャージした日付で交通費など該当する項目に金額を書きます。
いろんなところで散財する場合はチャージしたお金をいつ何にいくら使ったかを記帳しましょう。
チャージした金額は無視して構いません。
だって電子としてまだ手元にあるのですから。
ポイント払い・クーポン利用の書き方
実費を書きましょう。
例えば1,000円分に100円クーポンやポイント払いをしたら900円になります。
家計のお金の流れを把握するために家計簿をつけているならこの方法が最もスマートです。
もし、年間のポイント消費額やクーポン利用額を知りたいなら「請求額1,000円、クーポン100円」とつけるのが正解です。
……ここまで細かくつけると家計簿をつけるのが大変になるのでおすすめはしませんけどね。
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利益が見込める保険や投資の書き方
株やつみたてNISA、iDeCoなどの投資。
学資保険や外資保険、個人年金保険などの返戻型民間保険。
これらすべて毎月の保険料や積立金は支出として計上。
そしてお金を受け取ったら収入として書きます。
損益を知りたければ受け取り金から積立金の総額を引きます。
でも、大半は保険会社や証券会社が運用状況をまとめてくれるのでわざわざ個人でやる必要はありません。
配当金は税抜き後の金額を収入として書きます。
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よくある迷いポイントを4パターン紹介しました。
どれも「使った日に、実費を、適正項目に書く」が共通します。
それさえ理解しておけば悩むことはほぼありません。
ではまた。