
1年間で90万円を節約した家計簿歴9年の専業主婦が教える「なんとなく続いちゃう家計簿作り」の紹介記事へようこそ。
ここではツール、支出項目、締め日などの家計簿作りの基礎。
そして最後にそもそも家計簿がなくても節約は今すぐできるぞ!って話をします。
ズバリ、家計簿を続ける秘訣は"記録する目的"と"やりたくないことを徹底的になくす"の2つです。
【もくじ】
家計簿が続かない理由はシンプル

よくある失敗例とその対策がこちら。
家計簿を始める目的を練り切れていないと三日坊主になりがちです。
原因 | 対策 |
---|---|
使い勝手が悪い | 項目数や締め日、書き方の見直し |
記録ペースが合わない | ツールの見直し |
収支合計が合わない | 書き方の見直し |
記録するだけになっている | 目的がない |
私の経験上、どれか1つ当てはまるだけでモチベがだだ下がってフェードアウトしちゃう。
当てはまったらすぐ改善すべき続かない家計簿4パターンはこちら
家計簿をつける目的と役割を決めよう
家計管理をする目的を決めれば必然的に家計簿の役割が発生します。
あとは役割に沿って項目数や締め日、書き方など細かいルールが絞るだけ。
家計簿が続かない人はルールを先に決めちゃうんですよね。
見切り発車するのが失敗の元凶です。
旅行するためにはまず目的地を決めますよね?
あとは飛行機や新幹線で一気に向かうか、SAに寄りながら目的地に向かうか。
楽しみ方は人それぞれ。
家計簿作りも同じです。
節約するのが目的なら、お金の流れを把握するために支出項目は多めに設定したほうがいいかもしれません。
逆にざっくり収支を知りたいだけなら、3~5つの支出項目でどんぶり勘定するだけで十分です。
このように目的と役割が同じ方向を向いているから家計簿が続くだけ。
小まめとか、真面目とかそういう問題じゃありません。
もしそうだとしたら超ズボラ主婦である私は家計簿を続けれてないはず。
ただし、家計簿をつけたから節約できるってわけではありません。
節約は行動して初めてできるから。
とは言っても家計簿をつけておけばムダ使いに気づきやすくなったりと利点があります。

家計簿作りで一番重要なのが家計簿をつける目的決めだよ。
続くか続かないかは8割これで決まると言っても過言ではない。


使ってみて違うなって思ったらテコ入れしたらいいんだよ。
ノートはすごく大変だったな……。
だから目的決めはちゃんと考えてほしいな。
やりたくないことは徹底的になくす
目的と役割が固まれば次は手間をとことん省きましょう。
よっぽど時間が有り余ってるならいいんですが、大半の人は家計簿に時間を取られたくありません。
自分は○○をしたくないみたいな主観でいいのでやりたくないことは極力なくします。
私はノート家計簿の線引きをなくしました。
大学や方眼などいろんなノートを使ってきましたが線引きに20分かかってたのがイヤでした。
そこで統計ノートを導入。
統計ノートとは、紙版のExcelみたいなもので既に線引き済み。
おかげで煩わしい線引き作業をなくすことに成功しました。
線引き不要の統計ノートの使い方はこちら
ズボラ筆者が8年続けれたまとめ書きOKなノート家計簿はこちら
現在は手書きがしんどくなったのでExcelで家計簿をつけてます。
パソコンにExcelがないから買い切り永続版を買った話はこちら

やりたくないことがわかると、ツールは何を使ったらいいかわかるよ。

メインは手書きノート、Excel、アプリ家計簿の3つだね。
ノート、Excel、アプリ家計簿の特徴一覧
手書きが好きで情報漏洩やデータ破損などのトラブルを避けるならノート。
自動計算やグラフ化などデータ分析するならExcel。
クレジットカードや口座と連動して自動で家計管理するならアプリがおすすめです。
ノート | Excel | アプリ | |
---|---|---|---|
手間 | 〇 | △ | ◎ |
分析力 | × | ◎ | 〇 |
カスタマイズ性 | ◎ | ◎ | △ |
初期費用 | ◎ | △ | 〇 |
専門知識 | ◎ | 〇 | 〇 |
保管場所 | × | ◎ | ◎ |
ネットトラブル | ◎ | 〇 | △ |
家計簿の細かいルールを決めよう

基盤が決まったら支出項目、締め日を決めます。
作りたい家計簿に合わせてカスタマイズしたら続きやすい家計簿の完成です。
支出項目の決め方
家計簿をどう使うかで項目数が決まります。
項目数の目安
・どんぶり勘定なら2~3項目
・手間と管理の手間のバランスがいいのは5~6項目
・がっつり細かく家計管理したいなら10項目以上
あとから増減することはできますが、再計上する場合は手間と時間がかかります。
できるならテコ入れしなくていいようによく考えて選んだほうがいいですね。
締め日の決め方
締め日は使いやすさで選びましょう。
私は給料日の前日締めを採用しています。
給料日が20日なら19日に締める。
そうすることで「収入-支出」という図式になるのでとても使いやすいです。
すぐ使える保管場所にすると家計簿の継続率UP
思いついたら即行動ができる環境にしましょう。
例えばノートなら机の近くに家計簿と筆記用具を用意しておく。
Excelであれば長い時間を過ごすリビングにパソコンを設置するなど。
「ちょっと時間ができたし家計簿つけよう」がすぐ行動に移せるように工夫するのが家計簿を続ける秘訣です。
普段の動線を思い出してみてください。
そういう意味ではアプリ家計簿は常に持ち歩けるので便利ですね。

使い方にあった家計簿を使えれば何となく続きます。
もし、今使っているのが使いにくいならテコ入れしてみましょう。
ではまた。