家計簿歴7年目のウシ(@usiwaka125)です。
「使いやすい家計簿の作り方」
家計簿やお小遣い帳をやめた経験ってありませんか?
思った以上に"継続"が難しいです。
結婚して子供も生まれた私。
家族の将来のため、放り出してはいけない。
という理由から最初の2年は試行錯誤しまくりました。
その集大成がこの記事です。
同じ手順で進めれば、ストレスなくお金管理できる家計簿が作れるようになれます。
この記事は"家計簿が続かない"、"これから始めようとしている"人向けの内容です。
家計簿には役割を持たせる理由
長続きさせるための秘訣
継続しやすい家計簿の作り方
【もくじ】
継続しやすい家計簿には役割がある
家計簿に役割を持たせると家計簿の方向性が自ずと決まります。
方向性ってのは項目数や締め日、書き方などのことです。
車を作ろうって設計図なしに作る人いないですよね?
どんなエンジン積んで、タイヤの大きさやボディの形状まで決めてから、パーツを作って組み立てて。
やっと車の完成じゃないですか。
家計簿では目的を決めるのが設計図。
役割を与えるのが個々のパーツ選び。
組み立ては記帳と集計です。
具体的に目的が「節約したい」なら、
お金の流れを把握して無駄を削るためお金の流れがわかる家計簿がいいでしょう。
だから支出項目は標準より多めにします。
逆に「ざっくり収支把握したい」のであれば支出項目は5つくらいのどんぶり勘定家計簿で充分です。
あとは記帳と管理を続けるだけです。
乗ってみて「思ったより乗り心地悪いな」と思ったら改造してやればいいんですよ。
ちょっと大変ですけど設計図さえしっかりしていればパーツの付け替えはできますから。
ただし、設計図が欠陥だと何もかもやり直しになるので避けましょう。
家計簿の目的を明確にして、役割を家計簿に与える。
家計簿作りで最も手抜きしちゃいけないところです。
いきなり節約でも大丈夫
「節約さえできれば家計簿なんていらない」
という方は家計簿をつける必要はありません。
とっとと節約行動に移りましょう。
数字で成果を実感したいなら家計簿と並行して節約するのがベストです。
関連記事:家計簿と節約は行動そのものが違います
役割は個々のパーツ選び
組み立ては記帳と集計
おざなりな設計図だけは作らないようにしましょう
"やりたくない"をそぎ落とす
できるだけ手間をかけない家計簿を作りを意識することが大事です。
家計簿を始めると"時間"や"労力"が少なくとも必要になります。
なのにすべてを完璧にこなすのって無理ゲーです。
最初の数か月は良くても1年継続できる人はほぼいません。
つまりは許容範囲を超えるか超えないか。
超えれば家計簿をやめるし、
超えなければ継続できる。
だからやりたくないことを限りなくそぎ落としましょう。
その方が続けやすいんです。
仕事は本当はしたくない。
でも貯金と遊ぶだけの給料もらって、
休みと退職金が安定してもらえたら。
周りから必要とされて承認欲求を満たせたら。
働くことを妥協できたりしませんか?
あなたが使いやすく、苦にならない家計簿を作りましょう。
継続するためにはやりたくないを限りなくそぎ落とす
あなたにとって使いやすく、苦にならない家計を作りましょう
関連記事:よくある家計簿の失敗パターンはこちら
家計簿の作り方のコツ
いよいよ家計簿作りです。
では4つの初期設定を1つずつ紹介します。
ツールを決める
ツールは大きく分けて3種類。
・紙 (ノート・手帳・ルーズリーフ・カレンダーなど)
・PC (家計簿ソフト・エクセルなど)
・アプリ
ツールごとの長所と短所、使い勝手、好みから決めましょう。
関連記事:3つのツールそれぞれの長所と短所
支出項目を決める
使いやすい家計簿にするためには"管理できる項目数"におさめることが大切です。
共働き世帯が増えたこのご時世。
仕事、家事、育児と時間はいくらあっても足りません。
項目が多ければ支出内容は細かくわかりますが管理に時間がかかります。
あなたが管理しやすい数の項目を使いましょう。
関連記事:あなたに合った支出項目の選び方が丸わかり
締め日を決める
締め日は家計簿のゴールです。
「家計簿をつける目的」と「締め日」がマッチングしてれば正直何日でも構いません。
王道の締め日
・月末締め
・給料日締め
・給料日の前日締め
うちは給料日の前日締めを採用しています。
関連記事:使いやすい締め日の見つけ方
保管場所をこだわる
見落としがちなのが家計簿の保管場所。
思いついたらパッといじれる距離感が理想です。
例えばノートなら机のとかくに家計簿と筆記用具があるとか、
エクセルなら長い時間を過ごす場所にPCを設置するなど。
思った瞬間に行動できれば継続しやすくなります。
関連記事:収納場所をこだわったらストレスが減った話
支出項目は管理できるだけの数に絞る
目的に合った使いやすい締め日にする
思った瞬間に行動できる保管場所で長続きする
関連記事:枠組みができたらあとは記録するだけ
準備中 家計簿のつけ方まとめ
家計簿の作り方 準備編まとめ
- 家計簿をつける目的を決める⇒家計簿に役割を持たせる⇒方向性が決まる
- やりたくないことをそぎ落とすとストレスを感じない家計簿になる
- 使いやすいツール、扱いきれる項目数、目的に沿った締め日を設定
- 思いついた瞬間に家計簿をつけれる距離感に保管しよう
背伸びしないほうが続くってもんですよ。
ぜひ、楽しんで作ってみてください。
では、また。