【保険の見直しで年間40万節約】必要な保険は3つだけでした

保険を見直したら年間40万円節約できたウシです。

私にとって本当に必要な保険はたった3つでした。
賃貸を含む家の保険。
車を所有しているなら自動車保険。
子どもが産まれたら掛け捨ての生命保険。
保険を見直したら家計の負担が減り、貯蓄にお金を回せるようになりました。

保険の見直しは自分だけで完結します。
だって「今の自分にどれだけの保障が必要なのか」シミュレーションすればいいんですから。

私にとって最低限必要な保険をまとめています。
万人に当てはまる保険はないですし、貯蓄額や生活習慣や遺伝により必要な保障は違います。
また、保険に対する考え方は人それぞれ。
あくまで"素人が保険見直ししたらこうなったよ"ってことです。
保険の見直しは自己責任でやりましょう。

スポンサーリンク

保険の見直し内訳

黄色が見直し前赤色が見直し後になります。
節約額はひと月35,383円、年間にして424,596円となりました。

保険の節約リスト

うちは契約保険は少ないけどシンプルに保険料が高かったです。
過度な保障内容だったり、利回りのある保険商品だとこうなります。

そこで、必要最低限必要な保険とは何かを考えました。

保険は人生のお守り

保険の役割

起こる確率は低いけど、もしソレが起こったら家計が破綻する
だからみんなで少しずつお金を集め、万が一が起こった人を金銭的に助ける

つまり、保険とは人生の不幸ギャンブルに備えるお守りみたいなものです。
ただ使うかどうかは誰にもわかりません。
さらにお守りを買ったからと言って病気やケガをしなくなるわけではありません。
あくまで金銭的に助けてくれるものです。
損をする人もいれば、得をする人もいるのが保険です。

保険の見極め方は"どうしたらお金に困窮するのか"を知ること。
うちは「家・車・親の死亡」が家計破綻リスクでした。

必要な保険は3つだけ

3つの必要な保険
  1. 家を失う⇒火災保険
  2. 事故による賠償責任⇒自動車保険
  3. 親の死亡⇒掛け捨て生命保険

家を失うリスクには火災保険

戸建てと賃貸のどちらにも火災保険は必要です。

まず戸建て。
住宅ローン残高がある場合は、銀行からの融資条件として火災保険への加入が義務付けられています。
もし家が火事になって失っても保険金でローン完済ができます。
家計破綻を回避できます。
うちはこっちのパターンなので火災保険は加入済み。
賃貸から戸建てに引っ越したので保険料が高くなりました。

ローンを完済した場合は家を失っても生活できるのであれば火災保険に加入する必要はありません。
とは言え、近隣からのもらい火が原因で被害にあうケースが考えられます。
日本では法律上、原則として近隣の人に賠償責任を負わすことはできません。
自分の家は自分で守るしかない。
そういった背景からローン完済後も火災保険に加入する人もいます。

次に賃貸。
借りている家ですから家事や水漏れを発生させると大家さんへの賠償責任を負うリスクがあります。
さらに被害にあった住民への賠償責任も。

私は1度だけ水漏れをやらかしたことがあります。
加入していた賃貸火災保険のおかげで自己負担額0円。
もし加入していなかったら約40万円を請求されていました。
たまたま被害が小さく、住人が良い人たちばかりでこの額です。
未加入だったら、もっと被害が大きかったらと思うとゾッとします。                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                             

関連記事 5階層分を水漏れさせてしまった失敗談

事故による賠償責任には自動車保険

賠償金を払えなければ家計破綻するため過去の判決例を参考にしました。
最高の賠償金は……
・人身事故の認定総損害額 5億2,853万円
・対物事故の認定総損害額 2億6,135万円

いや、そんなの払えんて。

事故を起こすタイミング、相手は選べません。
相手が無保険で泣き寝入りすることも考えられます。
だから自動車保険は加入しておくのがベスト

さらに保険料を安くするためにネット保険を利用して車両保険はなしにしてます。

関連記事 保険料が安くて補償も手厚いネット自動車保険

親の死亡には掛け捨て生命保険

私たち夫婦が未成年の子どもを残して死亡した場合、遺族基礎年金と遺族厚生年金を受給できます。
ただし、旦那と私のどちらが死亡するかによって受給額が変わります。

旦那が死亡した場合は遺族基礎年金と遺族厚生年金を私が受け取ることができます。
受給額と私が働けば生活に困ることはありません。
しかし、大学進学や一人暮らし費用などを考えると不安です。
だからネット掛け捨て生命保険で必要分だけ追加。
ネットの掛け捨て保険にしたのは保険料が安いから。
定期型にした理由は、子どもが社会に出るまでの期間で充分だからです。

そして私が死亡した場合はちょっと厄介。
なんと遺族基礎年金には年収制限がある
旦那はそれにひっかかるので遺族基礎年金がもらえません。
つまり私が死亡しても金にならない。

普段から激務なのに仕事・育児・家事をこなせるとは思えません。
きっと旦那が過労死する。
ですから私自身もネット掛け捨て定期生命保険に加入しました。

日本には手厚い社会保障があります。
でも受給できるかは人によりけり。
まずは国からどんな保障が受けれるかを把握。
足りない分だけ民間保険に頼ることで家計負担を抑えることができました。

医療保険は必要ない

社会保障のひとつに高額療養費制度というものがあります。
高額療法費制度とは、一定の額を超えた治療費を日本国が支払う制度のこと。
要するに治療費には上限があるってことです。

極端な話、治療費に100万円かかったとしても実費は高くて10万円くらい。
"高くて"と表現したのは治療の上限額には年収と所得で変動するからです。
ざっくりですが年収400、500万円であれば8~9万円ほど。
しかも過去12カ月以内に3回以上、自己負担限度額に達すると4回目以降は「多数該当」となり自己負担限度額がさらに引き下がります。
また、高額療養費制度は同一世帯内で合算ができます。
とてもありがたい医療保障が日本にはあります。

私は過去に2回この制度を利用しています。
医療保険がなくても生活には困っていません。

関連記事 高額療養費制度を使った治療費について

保障と投資はわける

ここは考えが大きく分かれる話です。
私は死亡保障つきの外貨建保険や積立保険は必要ない派です。
なぜなら資金拘束の割に利回りが悪すぎるから

円より利回りが良いと言われる外貨建て保険。
うちも契約していました。
それと同時進行でNISAを開始。
投資を勉強するようになりました。

それで年率を調べようとはじめて計算したんです。
外貨建ての40年で年率1.27%なのに対し、アメリカ優良企業約500社が構成するS&P500は30年の年率は9.4%でした。
外貨建て保険は解約。
お金を増やす役割はNISAにお任せしました。
保険料と同じく毎月積み立てるだけです。
同じ積立なのに年率が月とスッポンすぎ。

うまい蜜を吸うのはやっぱり保険会社。
じゃないと会社が成り立たないんですけど。

そういった理由で私は保険と投資を分けて考えるようにしています。
ぼったくり金融商品に引っかからないよう、契約前に年率や手数料、為替リスクなどを計算することをおすすめします。

関連記事 返戻率だけ見て契約するのはやめよう

ウシ

社会人だから、結婚したから、子どもが生まれたからと保険を契約するのは危険です。
本当に必要な保障は何かを調べるのが保険で失敗しないコツです。
よ~く考えよう♪お金は大事だよ~♪
ではまた。

スポンサーリンク