自宅が大好きなウシ(@usiwaka125)です。
「コンプレッサー式の業務用除湿機買ってみた」
じめじめする日本の梅雨は苦手です。
・肌に触れる空気がじっとりする
・カビやダニが繁殖しやすい時期
そんな日々に嫌気がさし、
とうとう業務用除湿機を買いました。
天候とか湿度って換気やエアコンではどうにもならない。
お金で解決!
室内がカラッとして快適です。
この記事は"カビやダニに困っている"、"よく洗濯物を室内干しする"、"屋内の湿気対策をしたい"人向けの内容です。
買おうと思ったきっかけは"カビ対策"
パワフルを求めて業務用のにした
DM-10を使った感想
【もくじ】
クローゼットの服がカビる
除湿機を買おうと決めたきっかけは"カビ"でした。
ある日ウォークインクローゼットの断捨離を始めてみると、
ハンガーにかかっていたジャケット類にカビが。
見えてる側じゃなく、壁側の目にしない方がカビってたので全く気づきませんでした。
それら衣服はクリーニングに持ち込み、
1点千円くらい支払ってカビ除去。
4着ほどあったのでお金がかかりました。
それ以降「カビが生えない家」を意識するようになりました。
温度調整より湿度コントロールの方が生活しやすい
カビが繁殖しやすい条件は
・温度が20~30℃
・湿度が65%以上
つまり温度低下か除湿が対策として有効ってことですね。
人間が生活するから温度を19℃以下に保つのは非現実的な気がします。
となると除湿か……。
うちは1階が寝室で2階リビングの間取り。
ウォークインクローゼットも1階。
下に湿気が溜まりやすいからカビやすかったんでしょう。
換気や除湿剤を置くなどいろいろ試しましたが満足いく効果はありませんでした。
まったく効果なしではないものの、カラカラまですることは不可能。
買い替えるたびにお金がかかるのも難点です。
そこで除湿機の購入を決意。
置いておけばボタン一つで除湿くれるなんて最高です。
人間が生活する空間だから除湿に力を入れた
換気・除湿剤では満足いく効果がなかった
パワフルな除湿機が欲しい
求めるものはただ一つ。
「除湿力」
なんせ1階フロア全体(約27畳)を1台で除湿してくれるのが理想でしたから。
戦闘力高めのパワフル除湿機を探したところ"ナカトミの業務用除湿機"DM-10"を見つけました。
仕様と購入を決めた口コミ
私はネットの口コミをよく参考にします。
複数のサイトで高評価から低評価までザッと比較。
DM-10は"除湿力は抜群"とパワーは評価されていました。
お寺の本堂で使ってみました。雨の日の法要のあと畳や板はベタベタだったのが、3時間で床はさらりとした感じになり空気は明らかにからりとしました。4時間でタンクは満水になりました。その後2時間で止めましたが、すでに半分まで水がたまっていました。まだまだ除湿する勢いでした。音は決して大きくはありません。業務用ですので家庭用とは比較になりませんが値段は家庭用の冷風扇と変わらないのに除湿能力は3~5倍ある感じです。
いい商品に巡りあえました。
引用元:ナカトミ 業務用 除湿機 DM-10 [A220501]のレビュー・口コミ 楽天市場
お堂で使って高評価なら1階フロアくらい余裕じゃない?
子供のころ夏休みに地元のお寺でお経の練習があったんですけど、
お堂って横に広くて天井が高いんです。
あの空間を3時間で床はさらり、空気もカラリとするなら超パワフルなのは間違いなし。
ってことで購入。
余談:除湿機の種類と選び方
除湿機には大きくわけて3つの種類があります。
・コンプレッサー方式
・ゼオライト(デシカント)方式
・ハイブリッド方式
それぞれ特徴がことなるため用途や性能で選ぶことが大切です。
コンプレッサー方式
本体価格と電気代が安く、除湿力が強い。
その反面で静穏性に欠け、気温が低いと除湿力が落ちるのが欠点。
ゼオライト方式
ヒーターを使って除湿するため気温が低い冬アバでも除湿でき、空気を温めてくれる。
一方で電気代が高くなりやすく、夏場の除湿には不向き。
ハイブリッド方式
コンプレッサー方式とゼオライト方式を合わせたタイプ。
年中を通して除湿してくれるオールラウンダー。
高性能ゆえ本体価格が高くサイズも大きくなりがちで両社の欠点も引き継いでいます。
気温が高ければコンプレッサー方式のように稼働音が大きくなり、
冬場になれば電気代が高くつきやすい。
除湿力の強いものを探したらナカトミのDM-10を見つけた
口コミでは除湿力はお墨付き
除湿機には3つの種類があるため用途や性能で選ぶこと
体感できるほど除湿できるパワフルさ
想像以上の除湿力でした。
口コミに嘘偽りはなかった……。
使い方は簡単です。
1階の部屋中のドアを開けっぱなしにして中心にある部屋で除湿器を2~3時間つけるだけ。
タンクに4ℓほど水が溜まっていたのをみると、
いかに今まで湿気がすごかったかがわかります。
夏の昼間に3時間稼働して溜まった水↓
ボタンを押すだけで全部屋がカラリとしました。
足の裏にペタペタくっつく床もさらさら。
感動です。
室内干しした洗濯物もすぐ乾くのも納得。
除湿剤だけはこれほどの除湿効果はありませんでした。
業務用だからこその働きぶりです。
パワフルだから各部屋へと移動させなくてもいいのが面倒くさがりにはうれしい限り。
フロア単位で除湿するならナカトミの業務用除湿器をおすすめします
機能と付属品
ボタン操作は実にシンプルでわかりやすいのがいいと思います。
タイマー機能
1~24時間と細かく設定できます。
湿度設定
30~90%の間で5%刻みで設定できます。
風力
強と弱の2種類から選択可能。
子供でも使えるほど簡単設定と言えます。
排水方法
タンクに水をためる方法と直接ホースから排水の2パターンができます。
付属品で1mのホースがあるので買う必要なし。
例えばガレージなどの屋外で24時間使いたい時や、
お風呂場にホースを伸ばしてそのまま排水するなどの使い方ができます。
ヘルツと除湿力について
Hz(ヘルツ)は地域によって異なります。
50Hzの地区は、北海道電力・東北電力・東京電力。
60Hzの地区は、中部電力・北陸電力・関西電力・四国電力・中国電力・九州電力・沖縄電力。
静岡県富士川と新潟県の糸魚川を境として東と西で電源周波数が変わります。
その付近の一部地域では50・60Hz混在地域もあります。
出典元:電源周波数地域(50Hz地域/60Hz地域)について/SHARP
60Hzの方が消費電力が大きい分、除湿能力が上がります。
DM-10の除湿範囲は以下の通りです。
プレハブ | 木造 | 鉄筋 | |
50Hz | 約31畳 | 約20畳 | 約40畳 |
60Hz | 約35畳 | 約23畳 | 約45畳 |
うちは除湿範囲20畳に対して約27畳で稼働しています。
問題なくカラカラになりますが、
ドアの開閉で空間を区切って短時間稼働させるとより除湿能力が上がると思われます。
夏の昼間に3時間稼働したら4ℓの水が溜まった
除湿前と後では空気が全然違う
子供でも使えるほど設定がわかりやすい
ヘルツ(地域)の違いで除湿範囲が少し変わる
使って感じた4つのポイントと対策
気になる人は気になるだろうなってポイントを4つまとめました。
こんな風に使えばよくなるかもという対策も紹介します。
デザインと大きさ
見た目はオフィス向け。
本体サイズ:幅39×奥行28×高さ60(cm)
大きめだから存在感あります。
部屋になじみやすいデザイン……とは言い難いザ・家電!って感じ。
一部の口コミで不評のタンクについて
8ℓ容量のタンク底は凸凹しているので床に置くことは不可能です。
水を捨てる際に使う取っ手がありますが、
もし外れてしまったら中の水をぶちまけることに。
基本的にはタンクの底を両手でしっかり持つことをおすすめします。
口コミの低評価で多い"タンク割れ"。
1年使ってますが割れてません。
割れやすい材質や構造なのかもしれませんけどうちは今のところ問題なし。
音が大きくて気になるかも
騒音値は強だと51dB、弱なら47dB。
例えるなら家庭用エアコンの室外機くらいの音がします。
人によっては"うるさい"と感じるかもしれません。
うちでは誰もいないときに運転しているため問題なし。
少し距離をとれば生活音と混ざると思います。
それなりの音がすることを踏まえたうえで設置場所を考えておきましょう。
家電が増えれば電気代が高くなる
電気代が比較的安いといわれるコンプレッサー方式。
とはいえ家電が増えれば電気代は高くなります。
仮に1日3時間を毎日使った場合(電気単価30円で計算)
50Hz:約1350円
60Hz:約1,485円
の電気代負担増となります。
対策は除湿剤を買うお金や手間に比べたら安いものと割り切るか、
今使っているところより安い電気会社に乗り換えるかです。
関連記事:電気会社の乗り換え方法やポイントまとめてます
たまに起こる水漏れ
唯一の欠点だと思ってるのが"水漏れ"。
たまに少量の水が漏れてることがあります。
ネットの口コミでも同様の理由で改善を求める声が上がっていました。
ティッシュで拭ける水量なので大問題ではないものの、
水漏れしない方がいいに決まってます。
水漏れパターンは主に2つ。
1つ目はタンク満水時または稼働直後にタンクをすぐ取り出したとき。
除湿器内にたまった水がまだ残っていてタンクを外すとポタポタと下に垂れてきます。
タンク満水なら回避のしようがありません。
潔くティッシュかタオルを用意します。
タンクに空きがあるなら稼働終了から30分くらい放置したのちに水を捨てれば垂れることはありません。
問題なのは2つ目です。
1回目の水漏れの時は作りの良くないタンクのセットの仕方が悪かったかと、その後は都度確実にセットされているかチェックをしてから稼働していましたが、数日たった2回目の水漏れの時によくよく調べてみたら、ドレン口からタンクに水滴が落ちるはずが天面、壁面を伝ってタンク外側からタイヤを伝い床にしみ出ていました。
引用元:Amazon
つまり構造上、水漏れしやすいつくりだということ。
口コミの中には「水をつたう部分を削って改善した」とか「ホースで排水するようにした」など対策している人もいました。
これは当たり外れがあるのかもしれませんね。
水漏れしない人はしないみたいですし。
うちはいまのところ過度な水漏れではないため、こまめに水を捨てるくらいです。
除湿力がすごいので多少のことは目を瞑れます。
除湿力は抜群!
タンクには当たり外れがあるかも
騒音は生活音レベルだが空間を分ければ気にならない
電気代も負担は増増えるが除湿剤より効果がある
水漏れしやすい構造だが除湿力がすごいので我慢できる
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コンプレッサー式ナカトミ除湿器DM-10
「まとめ」
- カビ対策のために除湿をしたが除湿剤では効果がなかった
- とにかくパワフルな除湿機が欲しいと探したらDM-10を見つけた
- 除湿力がスゴイ!とネット口コミに多かったので購入
- 除湿前と後では違いを肌で感じるほどの除湿力で感動
- 操作、設定は子供でもできるくらいわかりやすい
- ヘルツの違いで除湿範囲が少し変わる
- 唯一気になる欠点は少量の水漏れだが除湿力がすごすぎるから我慢できる
ワンフロアの間取りにはかなりおすすめ。
もちろんいろんな除湿器があるので納得して買うのが一番です。
では、また。