【子供が言う事を聞かない】未就学児にも当てはまる原因と改善方法

買い忘れ率が年々上がってる気がするウシ(@usiwaka125)です。



今日は日々の子育てにお疲れのパパ、ママ向けの記事。

「親の言う事を聞かない子どもの原因と対策方法の提案」です。

今回の『言う事』は「ルール」や「お約束」のこと。

前もっての決めごとを守らない態度を差します。



私にも1人、未就学児の息子がいます。

年長になったあたりから母の言う事を聞いてくれない時期がありました。



なぜ?

考えてみると思い当たる節がありました。

''あること''をすると、以前よりスムーズに言う事を聞いてくれるようになりました。

私の体験談が子ども全員に当てはまるわけではありませんが、

思い当たることがあれば参考にしてみてください。

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なぜ子どもは言う事聞かない?
「原因は親」

親が原因の理由
  • 親が約束やルールを守らない

親が守れないものは子供も守れない。

単純明快な話です。



うちの事例を挙げてみましょう。

息子
You Tube見たい!
ウシ
40分でいい?
息子
いいよ!
ウシ
じゃ40分You Tubeね

そのあとお風呂入るから時間になったらすぐやめてね?
息子
わかった

子供の相手は動画任せで手が空いたのでゲームを始める私。

約束の40分になってもゲームに夢中の私。

気づいたら1時間経過。

しまった!もうこんな時間!と時間に追われる焦りを感じながら

ウシ
You Tube消して風呂行くよ!
息子
え~!??

もっと見たいー!!

完全に私が悪い。

だって約束しておいて守ってないんだもん。

『ママは約束破ってるのに僕はダメなの?』って子供は思いますよね。

ザ・理不尽。

自分が親にされて理不尽だったこと
「親の都合でルールが変わる」

子供からして解せぬ親の行動や発言。

あなたにはそんな経験ありませんか?



思い起こせば息子と同じ感情を私は幼少期の頃に何度も感じていました。



代表的なのが「よそはよそ、うちはうち」発言。

友達の持ってるおもちゃやゲームが欲しくておねだりしたら速攻飛んでくる名台詞です。

の癖に「〇〇ちゃんを見習いなさい」だの成績表をみて「頑張れ」だの言うじゃない。

親の矛盾を指摘しても「それはそれ、これはこれ」と言い返される始末。



他にも不合理に感じた事を数えだしたらキリがないかも。

・お金がないと言いながらほぼ毎週パチスロに行く両親

・勉強道具を大事にしろと言いながら酒を飲んではランドセルを枕に寝る父

・親が間違ってるのに「ありがとう」「ごめんなさい」子供に謝らない

・むしろ親同士ですら謝辞を言ってるところを聞いたことがない



子どもだった私からするとうちの親は嘘つきです。

人にはあれしろこうしろと正論を振りかざすのに本人はできていないのですから。

嘘つきの約束を守ることが正直バカらしい。



ひねくれてますかね?(笑)

でも親を信用してはいなかったのでルールは基本守ってませんでした。

むしろ家に明確なルールなんてものはなく、親の気分でその都度言われることが多かったです。



子どもが約束やルールを守らない原因に「親」がいるのは不思議なことではありません。

そう気づいたらあとは改善するだけでした。

お約束やルールを守れる子になる
「改善方法」

やるべきこと
  1. 親が必ず約束を守る

  2. 淡々と対処する

こちらでは実際に効果があった改善策をご紹介します。

難しいことはありません。

改善方法①
「親が必ず約束やルールを守る」

約束は親が守らなければ約束の効果は軽くなってしまいます。



だから親は必ず交わした約束を守ること。

これは絶対条件。

どんなに忙しくても、自分の時間が楽しくても、時間を守る。

親が子供にして欲しい事を率先して行動してください。



うちはスマホでタイマーをかけます。

音で分かりやすいので子供にも理解されやすく、時間を気にする手間が省けます。

非常に便利。

改善方法②
「癇癪が起きても淡々と進める」

泣こうが喚こうが親は淡々と物事を進める。



約束を破ったからと怒ったり叱ったりすることはしません。

事実を伝えるだけ。

そして粛々と対処するのみです。



子どもをなだめることはしますが約束は絶対覆しません。

1度でも「まぁいいか」となるとその後も「どうせママは泣いたら許してくれる」と子供が学習するからです。

毅然とした態度と淡々と進めていくことがとても大切。



ふわっとした話で伝わりにくいと思うのでうちの実例を2つ挙げてみましょうか。

日常生活のお約束
「ゲームに夢中で風呂に来ない」

1つ目はゲームの次はお風呂っていう毎日の流れでの出来事です。



タイマーがなっても時間通りにゲームを消さないのが悩みでした。

そこでお約束。

・タイマーがなったらママも息子もお風呂の時間

・何をしててもタイマーが鳴ったらやめること

・ママがお風呂から出るまでに入ってこなかったら息子の体や頭は洗わない



息子を横目に私は淡々と脱衣所で服を脱ぎ、風呂に入入ります。

「早く!」「まだ?」とこちらから声をかけることはありません。

ただ事実を報告することはあります。

・お風呂入るね

・あと5分でお風呂から出る

といった具合です。

人に言われて行動するのが嫌なのは大人も子供も一緒ですからね。



うちのルールは絶対です。

それをわかってるから約束をした後は渋々ゲームを切り上げ、

風呂場に自らやってくるようになりました。


ママに体と頭を洗って欲しいからね。

あとは繰り返すことで約束通りゲームを自分でやめる習慣が身に付きます。



風呂に入ってこなかったらどうするかって?

約束通り体も頭も洗いませんよ。

自分でやらせる。

初めての時はサポートしましたけどね。

文句を言われたら「時間通りお風呂に入ってこなかったからこうなったね」でピシャリ。



最近は一人でお風呂入るのが楽しくなったようです。

今までは私が先に出て5~10分後に息子が出てきたんですが、

昨日ついに一人風呂デビュー。

幼児の1人風呂は命の危険もあるのでドアの前で心配でしょうがなかった……。

ま、何事もチャレンジと経験だ。

おもちゃ散らかし放題
「片づけない3歳児」

次はおもちゃのお片付けの出来事。



我が家には2つのルールがあります。

①寝る前は床に物を置かない

②置きっぱなしのものは捨てる



お片付けしたくない日ってありますよね。

そんな時はあの手この手を使います。

・一緒に片づけよう

・遊び感覚でやってみよう

・未就学児が片づけしやすい収納環境を作る

こうして何とか床の平和は守れていました。



が、その日は本当に何をしても片づけない!

約束の就寝時間を過ぎても断固としてやらない姿勢を貫く3歳児に対し、

45Lのゴミ袋を片手に装備したママ参上。

無慈悲に散らかったおもちゃを次々に放り込んでいきます。

当然息子はギャン泣き。

ウシ
今から片付けるからぁぁぁ!

捨てないでよぉぉぉ!!
ウシ
今じゃない

〇分までにお片付けするって約束やぶったから捨てるんだよ
ウシ
今やるからぁぁぁぁぁぁあああ!!

本当に散らかっていたおもちゃ類は全てゴミ袋に入れて別室へ。



その後しばらく癇癪は続き「捨ててほしくなかった」と何度も訴えられました。

・おもちゃがなくなって悲しいね

・大事な物は寝る前にしまおうね

とひたすら共感と言い聞かせで対応。

(本当なら叱ってない方の親や親族がなだめ役に入るのが良いと思いますが核家族には難しいですね)



この一件があってから就寝前の片づけを嫌がることは一度もありません。



ちなみに別室に運んだ玩具はしばらくそのまま放置。

年齢的に遊ばなくなった頃に徐々に処分していきましたね。

割り切りが良い性格なので手元に戻すことはありませんでした。

数カ月後にはおもちゃの隠し場所がバレましたけどね(笑)

家が狭いので仕方ないか。

「捨てるのはおもちゃが可愛そうだから欲しい子がいたらあげるんだ」と説明すると袋に手をかけることなく去っていきました。

子どもも納得しておもちゃを分別できる方法はこちらでまとめています。

子どもを泣かせる躾ってどうなの?
「一貫性と愛が大切」

躾で大切だと思うこと
  • 一貫性

  • 愛情

子どもを育てるうえで「一貫性」と「愛情」に重点を置いてます。



変則的な躾は子供が混乱する。

愛情不足になれば子供は大なり小なりひねくれる。

そう思ってます。


原因はうちの親。

親から受けた躾の不満を反面教師にして今の教育方針ができあがっています。

変則的ルールを持ち出す母に対して幼少期は混乱し、成長したらイライラした。

普段子供に対して無関心なのに飲酒したらダル絡みしてくる父にはウンザリ。

姉弟を放っぽってギャンブル。

22時過ぎに帰宅する親を同居人と割り切ってた時期もありました。



そんな過去があるからこそ、自分の子どもには同じ思いをさせたくない!と思って当然でしょ?



要は自分がしてほしかったことを息子にしてるんです。

勝手なエゴかもしれません。

でも「その躾や態度は息子の将来のためになるのか?」を自分の中で問いかけるようにしてます。

これが愛情。




子どもを泣かせることに可哀そうとか、おもちゃを捨てるのは厳しいという意見もあるでしょう。

確かに先ほどのおもちゃを捨てることはトラウマや恐怖心を植え付ける可能性はゼロではありませんし、

泣かせない対応もできたかもしれません。

ただおもちゃを捨てる件は親として一貫性のある躾を貫いただけです。

結果的に約束を守る子になったのも事実。



重要なのは子供が納得できたかであり、

筋の通った躾なら子供が泣くことはやむなしの考えが私の教育方針です。


他にも育児や躾のポイントはいっぱいあると思いますがサイボーグじゃないので全部をこなすのは無理。

一貫性のある躾と愛情の2つに絞ってなんとかやってます。



ここまで言い切っておいて何ですが、完璧にこなすのは理想論なのも忘れちゃいけません。

親だって感情的になる瞬間もあるし、間違えることも余裕でありますよ。

そんなときは「今のはママが良くなかったね。ごめんね。」と息子に謝ります。

親子で一緒に成長するのも育児の醍醐味と思えばちょっと気楽になるのは私だけ?

子どもの満足いく愛情が足りないと
「いう事を聞かないこともある」

躾の愛情も大事ですが、日常生活の愛情も子供にとって大切です。



愛情不足だとカリカリしたり、反抗的な態度を子供はとりがち。



ここからは体験談での想像ですが、

問題行動は子供からの構ってアピールなんですよね。

悪い事したらすぐ親が飛んでくるのが嬉しいんです。

無関心より叱られた方が嬉しい。

この歪んだ感情は愛情不足を経験した幼少期を過ごした人なら少しは理解できるんじゃないかな?



一緒に遊ぶ、一緒に食事をとる、抱きしめる、何気ない会話をする。

こんなことでも親の愛情を子供は感じています。

逆に足らないと愛情不足。

なんでそんな悪さをするの!?って問題行動を起こしがちに。



つまり子供が問題行動を起こす原因は親にもあるんじゃないかって疑ってみましょうってことです。



大人の言うことは正論なんでしょう。

でも子供に通用するとは限らない。

子どもには子どもの世界や価値観があります。

やっぱり大事なことは子供の特質を深く理解して寄り添う「愛情」ではないでしょうか。

こだわりが強い息子の対処法や悩んだこと、小学校入学準備の話。

私のおねしょが治らなかった幼少期経験談はこちらでまとめています。

子供が約束やルールを守れない原因と解決法
「まとめ」

まとめ
  • 子どもが言う事を聞かない原因は親

  • 改善方法は2つのことをやるだけ
    ①親が必ず約束を守る
    ②約束どおり淡々と対処すること

  • 怒る、叱るではなく「そういうもの」という態度を親が示す

  • 「今回だけ」のように例外を1度でも作ると子供は「約束を守らなくてもどうせ大丈夫」と学習する

  • 一貫性と愛情が大事だと思っている
    一貫性のある躾⇒子供が混乱しない躾
    愛情⇒子供の将来を願う親の愛情

  • 実の親を反面教師にしている

  • 愛情不足に陥ると子供は問題行動を起こす可能性がある

  • 子どもに求めるより親自身が行動や発言を見つめ直そう

  • 親と子供の見てる世界は違うから親が子供に合わせる必要がある
ウシ
今日紹介した方法は小さい子供ほど効果があると体験では感じます。

小学中学年以降だとまた別の問題があって、対処法も変わります。

なぜなら考えることが複雑化する年齢だから。

親がお手本の姿をしっかり見せれば子供も変わる!
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