【理想の間取りを作る方法】設計の段階で図面に全部落とし込め

単身赴任の旦那が帰ってくる日を心待ちにしているウシ(@usiwaka125)です。

「実践済み!無駄なく順調に理想の間取り設計ができる方法」

ってことでこんな人に向けた記事になってます。

・家を建てようと思っている人

・今まさに設計段階の人

・間取りで失敗したくない人

・間取り迷子の人

・新居が建ってから家具を買おうとしている人

この記事でわかること
  • 失敗しにくい間取り設計のやり方
  • 設計段階で図面に落とし込むメリット、デメリット
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失敗しにくい間取り設計のやり方

方法
  • 家に置くものすべて採寸して図面に起こす

やることは非常にシンプル。

新居に置くもの、置く予定のものはすべて採寸

すべて図面に落とし込む

これだけです。

突然ですが"積み木"を思い出してください

一般的には収納するケースに入って売られてますよね。

さて「積み木と箱」

どちらが先に作られてると思いますか?

私は積み木だと思います

子どもが安全に遊べる材料、大きさ、デザインの積み木をまず作った後にピッタリ入る箱を作る。

間取りも同じ。

『家具から間取りを作る』という考え方をしました。

この写真は我が家の第2回目間取り打ち合わせの資料です。

サイズのわかるものは建築士とシェアした形跡がありますね。

猫のトイレまで伝えてるよ(笑)

このレベル感での"すべて採寸"です。

当時はまだ2回目ってこともあり新居に持っていくものだけを伝えてました。

じゃ、購入予定の家具はどうするのか。

もちろんサイズを把握しておきます

店頭やネットで商品のサイズは明記されているはず。

忘れずにメモして図面に落とし込みましょう。

図面上で具体的なイメージができれば失敗防止に繋がります

だから間取りの失敗率がグッと下げることが可能です。

クロウ
設計士に伝えれば図面に家具を書いてくれるの?
建築士の資格があればできるんじゃないかな。
一級建築士が担当だったけどほぼ図面に書きこんでくれてたよ。

担当者によるかもしれない。

あらゆる家具家電を図面に起こす8つのメリット

メリット
  1. サイズの失敗がない
  2. 無駄な空間ができない
  3. 動線整理ができる
  4. 円滑な設計
  5. 家具の妥協なし
  6. 内装のイメージが固まる
  7. 家づくりが楽しくなる
  8. スムーズな引越し

採寸して図面に落とし込むと家づくりに関するメリットがたくさんあります。

総じて言えることは悩むことがほぼなくなるってことです。

事実、家づくりで夫婦喧嘩はなし。

担当建築士からも「やりやすかった」と声を掛けられるほど。

それでは家具から家づくりをして感じた8つのメリットの紹介です。

サイズの失敗がない

  • 部屋が狭く感じる
  • ドアと家具が干渉する
  • 大きな家具の搬入経路の確保

よくある失敗ですね。

開き戸に家具が干渉してイライラするとか、

人がすれ違う時にお互い避けなきゃいけなかったとか、

欲しかった家具が搬入できなくて諦めたとか。

要は空間の使い方トラブルです。

あらかじめサイズを把握して図面に起こせばこれらのトラブルは未然に防ぐことができます

うちでも開き戸だと人や家具にぶつかってしまうため、引き戸に変更しました。

別途料金はかかりましたが使い勝手は最高です。

忘れがちなのがエアコンの設置場所

窓を大きくしたりすると壁が意外と少なかったってことが起こります。

部屋が広いほどエアコンのサイズは大きくなるので間取りの段階でサイズと設置場所はきめておきましょう。

また、エアコン下に高い家具や照明などの障害物があると冷暖房の効きが悪くなります

エアコンの能力が部屋にあっていないと電気代が多くかかるうえに、

機械の寿命も短くなることも考えられます。

注文住宅を建てた友人は完成してからエアコン設置位置がギリギリだったことに気付きました。

なんとかなったからよかったけど、設置できなかったら最悪ですよ。

合理的な間取り設計をすることで空間の使い方トラブルを未然に防ぎましょう。

無駄な空間ができない

  • 収納が足りない、多すぎたがなくなる
  • 全ての空間に意味があるようになる

収納って困りませんか?

足らなかったら嫌だし、増やせば他の間取りが圧迫されるし。

主婦や多趣味な方の悩みどころだと思います。

バチっと解決するには間取りの段階で「どこに何をどのように収納するか」を決めましょう。

現時点で収納してる物を紙にザーっと書いて「持っていくもの」「捨てるもの」で断捨離

で、持ってくものをどこに収納するかを脳内で決めます

サイズがわからない人は建築士に聞いてみましょう。

幅・奥行・高さを教えてくれるはずです。

あとはタンスやカラーボックスなどの採寸をして間取りに落とし込む

足りればOK。

足りなければ物を減らすか収納を増やすかの二択です。

個人的に収納を広く確保しておくのは好きじゃありません。

だってその分余計なものが増えるでしょう?

年1~2回は断捨離する人間なので必要最低限で十分です。

こんなことする人はあまりいないかもしれませんが、

標準装備の2つの吊戸棚を1つにしてもらいました。

生活してて困ったことはありません。

要は生活スタイルに合った余白(収納力)があれば正解なんですよ。

ウシ
魅せる収納って方法もあるし。
自分がいいと思ったらそれでいいと思います。

動線整理ができる

  • 動線が固まりすぎないように散らすだけ

家具家電は使用者がある程度決まっています。

だからこそ動線がイメージしやすい

渋滞するようなら

家具の配置を変えてみる

別パターンの間取りを考えてみる

などを試して動線を散らしてみましょう

うちの生活導線は生活リズムで決めました。

「旦那」と「私と子」で分かれてます。

朝早く、帰宅が遅い旦那向けに1階は旦那仕様にしました。

旦那専用のトイレと洗面台(歯ブラシ、髭剃りなど完備)。

着替えも主寝室横のウォークインクローゼットで完結。

風呂と食事のみ2階で済ませます。

コロナが流行したときは家庭内での棲み分けがしやすかったです。

家事動線のこだわりは「最短」。

水回りを2階にまとめてワンフロアで生活できるようにしました。

洗濯物は階段を上り下りすることなくバルコニーに干せます。

さらに化粧柱に物干し竿を設置。

高さと梁の太さとスポットの幅を確認済み。

うちの洗濯動線↓

取り込んだらすぐ室内の竿へ。

翌日干しっぱなしの服を着るのがうちでは普通です。

雨天でも干せる場所にもなります。

布団を干すときも和室(同じフロア)からなので労力も最小限になってます。

使ってるのはこちらの商品

電動ドリルで取付完了。

5年以上使えているので耐久性もあると思います。

何より便利。

円滑な設計

  • 夫婦で意見の共有ができる
  • 建築士にイメージが伝わりやすい

数字で大きさを伝えると具体的なイメージが湧きやすくなります。

イメージの共有ができると設計が円滑に進むようになります。

理想の家を建てたい、失敗したくないひとはもちろん、

・建築条件付き土地の購入

・つなぎ融資の利用

・早く家を建てたい

など"家を建てる期限が決まっている"場合は金銭面に直結します。

抽象的に伝えるより数字で伝えたほうが情報を共有しやすいです。

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なので家づくりをサッと済ませる方が金銭的負担が少ない。

家具の妥協なし

  • 家具選びが早い段階でできる
  • 思い描いた理想の家具に近づく

家具選びで重視することは何ですか?

・使い勝手

・価格

・デザイン

・カラー

・耐久性

・ブランド名

色々あると思います。

私はソファだけでも6つの条件がありました

・固すぎず柔らかすぎない座り心地

・床から45cm前後の高さ

木製の脚

ライトグレー

カウチソファ

予算4万円以下

しかし、これだけの条件をクリアする家具ってまぁ~~~ないッ!

ネットを探せば良さそうなのはあるんですが、

座り心地を確かめることは不可能です。

でも座り心地も大事なのよ。

つまり早く行動した分、理想の家具に出会いやすくなるよってことです。

約5カ月ほどいろんな家具屋さん回ってました。

新品、中古、訳ありの新古品など。

でもやっぱビビっとくる家具はすぐには見つかりません。

ブランド品だったり、買う商品が決まってるなら話は別ですよ?

私のように使い勝手や価格、デザインやカラーで決めるってなると条件を満たすものはないって話です。

家具探しを早く始めることでじっくり選ぶことができますよ。

ウシ
アウトレット品は出入りが激しい上に1点モノもざらにある。

隔週でも品ぞろえが変わるからマメじゃなきゃ見逃しちゃうね。

内装のイメージが固まる

  • コンセントやスイッチの場所、高さ、数が自ずと決まる
  • 窓の位置、数、形など
  • カラー
  • 下地補強の有無

動線を含めた空間作りをやり込むと不思議と内装のイメージも膨らんできます

家具の位置⇒コンセントの高さ

家電の位置⇒コンセントの数

動線⇒コンセントの場所

といった具合に必要なものが分かってきます。

例えばこんなこと。

・子供部屋のスイッチの高さは気持ち低めにする

・テレビ回りは必要なコンセント数より1~2カ所余分に作っておく

・ネットを使う部屋にはLAN配線を通しておく

・かがむのが嫌だから廊下のコンセント位置を高めにする

・リビング床に埋め込みコンセントを作る

・エアコンや重さがあるものを壁に飾るなら下地補強をしておく

コンセント、ガス栓、LAN配線、下地補強は引き渡し後に付けようとするとオプション額以上のお金がかかります。

設計時点で正しい判断ができるように家具や装飾品の大きさや重さを図面に落としておきましょう

窓も日当たりと動線を考えれば位置と大きさが決まります。

特にテレビ回りは窓を付けたいですが、配置によっては光が邪魔になることも。

夏の西日も強く差し込むことがあります。

1日の日当たりと動線と採光のバランスをとるのが大事かなと思います。

ここまでイメージが膨らむとカラーも固まってきます

普通に家具家電のデザインとカラー、置き場所や動線が決まったら壁紙の色まで考えませんか?

色やデザインの統一感が生まれるとセンスのいい家になります。

先を考えているからこそインテリア内装決めもスムーズに進行しやすくなる

家づくりが楽しくなる

  • 設計だけど新居に住んでいるイメージが持てる
  • 自分の家を作ってる感覚
  • 家族の思い出になる

せっかく家を建てるなら楽しい思い出にしましょう。

打ち合わせの回数を重ねるごとに「家づくりがこんなに楽しいのか」と実感できます

だって先週より良い間取り図が出来上がってる。

さらにテコ入れしてさらに良い間取りにする。

将来はそこに住むんですよ??

楽しくないわけがないじゃないですか。

個人的に間取り設計は特に印象深かった。

夫婦であーだこーだ。

建築士とあれは?これは?

こんな感じで2時間しゃべりっぱなしの濃い時間は格別です。

だからこそ今の家が大好きなんだと思います。

「家づくりの楽しさ=満足感」

家づくりが楽しければ8割は理想の家が叶ってます。

だって自分たちが1つずつ納得を積み重ねた結果の答えだから。

やれることはすべてやりきることが後悔しない家づくりの基礎だと思います。

済むのは施主。

自分がいいと思えたらそれが正解

家づくりを楽しみましょう。

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夫婦の価値観は共有できてますか?同じ方向を向いてますか?
理想の家を建てる下準備をしておけば無駄に悩むことがなくなります。

スムーズな引越し

  • 配置が決まっている

家具から間取り設計をすると荷ほどきがラクになります

どこに何を置くか決まっているため梱包を悩まない

さらに荷物の置き場所指定も的確

置き場所が的確だから荷ほどきの労力が最小限

配置が決まっていると良いこと尽くしです。

クロウ
細かく数字で確認しておけばその分ミスが減るんだ。
すごい!絶対やったほうが良いじゃん♪
ウシ
他のサイトにも「家具家電の採寸をすること」ってのはあるよ。
でも小物含めて徹底してやる人は相当マイホームに思い入れがある人なのかもね。

合理的な家づくりは悩むことがほぼないからお勧めします。
クロウ
やっただけ疲れるけど理想の家に近づってわけか。
働きながらだと大変そうだ。

あらゆる家具家電を図面に起こすデメリット

デメリット
  • 手間がかかる
  • 家具の決定

手間がかかる

採寸と物の整理(脳内シミュレーション含め)に手間がかかります。

採寸と言っても家具だけでそれなりに数があります

・ベッド、布団

・机、イス

・本棚、ラック

・チェスト

・ソファ

・タンス、収納棚

・趣味用品

・ペット用品

家電を入れたらもっと増えます。

扇風機や掃除機などちょっと大きめの家電も採寸するのは骨が折れますね。

全部採寸して図面に落とし込めっていうのは簡単ですがやるとなれば時間が必要です。

もう1つは脳をフル回転すること

特に収納関係ですね。

A.現在の持ち物を把握しているか

B.新居の収納に入るか

を考える必要があります。

どちらにせよ物が多いと手間がかかる

家具の決定

メリットにもなりますが、人によってはデメリットになることもあります。

やっぱり時間が取られる。

実体験で言うと「ひと月のうち2回は打ち合わせ、残り2回は家具漁り」。

休みはすべて新居関係のみ

打ち合わせは住宅情報館に良いだけなので楽ですが、

家具探しは移動距離もあるし歩くので疲れます

ホームセンターの家具コーナー。

アウトレット店。

口コミがいい家具倉庫。

……IKEAなんて何回行ったことか。

うちの場合は3人掛けのカウチソファーと決めていました。

とりあえずネットで好きなデザインを見つけてサイズの把握

↓色はグレーでデザインもこんな感じ

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隔週で家具チェック

子連れだから割と大変だったと思う。

ついにビビっと来る家具を発見!

サイズも問題なかったので即買いしました。

ソファ探し初めて数か月。

6つの条件をすべて満たすソファに出会えるなんて奇跡

タイミング的には内覧会が済んだ直後のことです。

買ってしまえばこっちのもの。

搬入日まで店舗で保管してもらいました。

約2カ月くらいかな。

早期からの家具探しはメリットにもなるしデメリットにもなる

個人的にこだわりがあるならメリットの方が大きいと思います。

体力的に疲れても家具探しを楽しむ心の余裕はありましたから。

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設計の段階で図面にすべて落とし込め
「まとめ」

まとめ
  • やり方⇒家に置くもの、置く予定のものはすべて採寸して図面に書きこむ

  • やって感じた効果8選
    ①空間の使い方トラブルが未然に防げる
    ②収納が少ない、多いがなくなる
    ③図面から動線整理ができる
    ④設計打ち合わせが円滑になる
    ⑤ビビっと来る家具に出会えやすい
    ⑥イメージが膨らみ内装打ち合わせもスムーズになる
    ⑦家づくりが楽しくなる
    ⑧梱包、荷物の置き場指定、荷ほどきがラクになる

  • デメリットは家づくりに時間を取られること
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