【効果あり】市販の蟻駆除薬使ってみた

あなたの家の周辺にいませんか?

毎年夏になると大量発生する、アリ!

数匹なら可愛いな~で済むんですけど、大名行列状態の行進の通り道に自身の庭や玄関や花壇があるとちょっと嫌ですよね。

今日は『毎年使って効果がある市販の蟻駆除薬』を紹介します。

アリ退治したいわという方は是非参考にしてみてください。

梅雨の時期に気になるのが湿気からのカビ。

完全に湿気を取りがたい方向け「業務用加湿器使ってみた感想」はこちらから。

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アリの被害
「花壇で大量発生!!」

アリを駆除しようと思ったきっかけ
  • 花壇に大量発生して植物が枯れた

個人的な意見として「外来種じゃなければアリはいて当たり前」という考えでいます。

だから家の敷地内を行進しているとか、ちょっと巣をつくりますよ~程度なら問題ありません。

が、しかし、植物を枯らすほどの大量発生は見過ごせねぇ。



家の敷地は元々アリの通過点でした。

うちの裏山の方から下の藪のほうに向けて毎年黒い帯上の行進を成しているのを夏見かけていました。

ところがある夏、春先に植えたビオラが急に元気なさそうに花数が減ってきました。

ダンゴムシやワラジムシが発生しているのか??と根の付近をみると、そこにいたのは大量のアリ!!

田舎育ちの私でも見たことないくらいウジャウジャ状態。

見えている限りでも数百匹はいます。

通り道だったのがいつの間にか巣になっている……。

駆除を決意した瞬間です。

使った市販アリ駆除薬
「フマキラー巣のアリ退治液剤&ウルトラ巣のアリ」

効果
  • 撒布から2~3日で蟻が姿を消す

  • 完全に駆除するには至らないものの数は減った

2種類の駆除薬を使っています。

理由はダブルの方が駆除効果があったから。



液状の撒布駆除薬で目に見えているアリを即行退治。

さらに毒餌で巣ごと退治。

これが最も手間もコストもかからない方法でした。

即効性抜群のフマキラーのアリ駆除薬
「駆除液剤 巣のアリ退治」

撒布しているのはこちらのフマキラーから出ている駆除液剤


使い方は巣に直接かける、またはアリの行列にかける。

巣の場所が分からないため私の使い方はいつも後者です。

連鎖殺虫効果があるため、駆除液がかかったアリが帰巣して健康なアリと触れ合うたびに殺虫成分をふりまいてくれます。

水性タイプで植物に多少かかっても心配ありません。

植物の下にアリの巣がある方にはおすすめです。

ただしすっぱくてクサイニオイがきついのと、子供やペットが触る危険があるので近隣に家がある場合は注意が必要です。



使い方はとても簡単。

薄める必要なし。

ノズルがシャワーになっていてそのまま撒布するだけ。

800mlと大容量ですからたっぷり使えるのも嬉しいです。

うちは夏に1本半消費するペースとなっています。



適用害虫は「ヒアリ・アルゼンチンアリ・クロアリ・アカアリ・アカカミアリ」。

んで、うちはこのどれにも属していない種類のアリでしたが……効果抜群でした!

多分、トビイロシワアリじゃないかなと思うんですけど……。



どれくらい効果があるかというと、駆除液を撒いた翌日にはアリの姿がなくなっています。



≪注意≫この先、駆除液をかけたら地面から大量発生しているアリの画像が出てきます。

苦手な方は目次などから飛ばしてください。




アリが多めにいるなと思って薬を撒くと、砂利下から湧き上がってきたぁぁぁ!

ちなみに花壇の花がやられた時はこの倍以上のアリがいました……。



撒布してものの数分でコレですから「効果はバツグンだ!!」だと言えますね。

我が家で発生したアリの特徴からみて
「トビイロシワアリと予想」

  1. 体長3mm前後と小さめ

  2. とにかく数が多い

  3. コンクリートの窪みなどにギュっと固まっていることがしばしばある

  4. 巣口がクレーター状に盛り上がる

ネットで色々調べたんですけど、やっぱりトビイロシワアリじゃなかろうか。

トビイロシワアリは北海道から九州まで幅広く分布する「よく見かけるアリ」の部類らしい。


じわじわ巣ごと壊滅させる
「毒餌タイプのウルトラ巣のアリ」

「巣のアリ退治」が即効性なら、「ウルトラ巣のアリ」は持久戦。

こちらは置くタイプの毒餌


1箱10個入りだから1箱で家一軒分を守れるというコスパがありがたい。

適用害虫はクロアリ、アカアリ、アルゼンチンアリだそうですが、そこに属さないうちのアリも群がってました。

巣に持ち帰ってからじっくり効果を発揮するタイプですから効果に3~7日ほどかかるそうです。



私は蟻の行列の上か脇に毒餌を置いてます。

なぜかというとすぐ気づいてもらえるから。

アリはおしりから特有の道しるべの液体を出して帰巣したり、餌の探索をします。

アリがいないところに毒餌を置いたところで気づいてもらえなかったら意味がない。

だから道しるべの上、もしくはそのすぐ脇に置いて気づいてもらえるようにしています。



毒餌設置場所の注意点としてはなるべく雨が当たらない・直射日光に当たらない場所に置くこと。

毒餌は水に溶けて流されたり、直射日光による劣化で食いつきが悪くなることがあります。

対策をしたほうが長く使えると言えます。



最後にこんなこと言うのは気が引けますが、アリが毒餌を気に入って食べてくれるかは試してみないと分かりません。

ガッツリ持ち帰るアリもいれば、全く関心を示さないアリもいる。

こればかりはアリ次第なんです。

巣ごと壊滅には至らないものの数が減る

結果、近隣に住んでいるアリは全滅しませんでした。

近所には小山があるし、雑草が生い茂る空き地もある。

そこに住んでいるアリを全滅させることは不可能……。

ただ、うちの敷地内にくるアリは格段に減ったことは確かです。

アリの行列や歩きそうなところに殺虫液剤を撒くとほとんどアリを見かける事はありません。

撒布から1週間くらい経つと別ルートでチラホラとアリが行進してますけど、それくらいなら個人的に問題なしと判断しています。

気になったら退治するだけ。

アリとは長期戦の覚悟が必要のようです。

フマキラーでアリ退治
「持続効果」

我が家の場合
  • 10日~15日は持続効果あり

2つの薬を使って退治した持続力にはまぁまぁ満足しています。

ひと夏の間に3回程度液剤を撒くのと、ベイト剤を設置する程度ですから手間はそんなにかかりません。

カサカサするGに比べたら全然平気。

特に液剤は水で流されなければ、しばらくニオイが残っているのでアリは近づこうとしません。

駆除薬としても予防としても使えている感があります。

ただクサイですけど。

花壇にできたアリの巣は液剤で見事破壊できました。

巣の場所が明確なら駆除率も高くなるのかもしれませんね。

アリ駆除どっちがいい?
「液剤 vs 毒餌」

おすすめ
  • 液状タイプがおすすめ

どっちがいい?と聞かれたら液状をおすすめします。

理由は3つ。

即効性が高い、毒餌と同じ帰巣しても効果がある、撒くだけ簡単。

家に届いたらすぐ使えますから面倒くさがりにもお勧めできます。

フマキラー カダンアリ用殺虫剤
「容器が使いにくい」

最後に「これは使いにくかった」ってのがあったのでそちらをご紹介したいと思います。

それがこちら


2Lでコスパ最強!と思って購入したんですけど、とにかく使いにくかった。

撒布口には穴が開いててシャワーとして使えそうなのにドボドボドボと出てきます。

思ったところに撒くことが難しく、液が跳ね返って自分にかかる……。



最初に紹介した液剤「巣のアリ退治」はキレイなシャワーであるのに対し、こっちは勢いをつけて撒布してやっとシャワーになってくれる程度。

勢いをつけるがあまり、自分の手に薬剤がかかりました。

効果は相変わらず抜群なんですけど、容器がアカン。

別のジョウロとかに移し替えて使ったほうが無駄なく使えます。

2Lを思い通りに使えれば文句なしですが、今のところ800mlの方が使いやすいので後者を購入しています。

Amazonレビューを確認するとやっぱり皆さん容器への不満があるようですね(笑)

★4以上の高評価でも容器を指摘されています。

コスパ優先!別容器に移して使うわ!という方におすすめ

フマキラーでアリ駆除した感想
「まとめ」

まとめ
  • 花壇の植物がアリにやられて駆除を決意

  • フマキラーの液剤とベイト剤のダブル駆除薬を使用

  • 液状を撒布してすぐにアリの姿が消えた

  • 身体に殺虫剤をまとったアリが帰巣して巣のアリも駆除できる

  • ベイト剤にもアリが群がりお持ち帰り成功

  • 結果アリを壊滅することはできなかったものの格段に数が激減

  • 持続効果は10日~15日ほど

  • おすすめは即効性がある液剤

  • 大容量2Lの液剤もあったが容器設計が悪く使いにくい

  • 市販品フマキラーのアリ駆除製品は効果あり!

ウシ
今の家に引っ越して初めて「蟻の帯」をみました。

白線よりやや細いくらいの太さで蟻が行進しています。

いい年して「巣はどこだ??」と辿ってみたものの、蟻の行進は山の中だったのでわかりませんでした。

同じように大量の蟻に悩まされている方の参考にしていただけると幸いです。

それではまた!
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