閉め出しシリーズ第2弾。
「母子のみの状態でママがベランダに閉め出された」って経験談です。
私は35年生きてきて3回閉め出されてますが、今回のが一番焦りました。
なぜかというと室内に1歳の息子が一人でいるから。
というわけで、今回は特に育児中のパパやママ向けの閉め出し事例となっています。
反面教師としてご覧いただければと思います。
過去の閉め出されたトラブルシリーズが気になった方はこちらからどうぞ。
【もくじ】
平穏な夏の朝に起きた悲劇
「子どもが施錠で閉め出された私」
- ベランダで洗濯物を干している私
- 1歳の息子が窓を閉めて施錠で閉め出しをくらう
まさに心から信用して背中を合わせて戦うまでの仲間に背後から刺されるようなシチュエーションのよう。
とある平日の午前8時半。
旦那はすでに出社しており、家には私と当時1歳2カ月の息子だけでした。
このころ息子の成長具合はと言うと、まだ一人歩きがヨタヨタとできるくらい。
どこにでもある家庭、いつもの日常生活のつもりでした。
「ガチャ」
背後から嫌な音が聞こえたと同時に「うそやろ?」と窓を開けてみる。
開かないッ!!
ビクともしない。
1歳児によるママの閉め出し作戦は見事成功したのであります。
ミルクは?オムツ交換したっけ?火は使ってないよな!?ってか息子に危険な物とかあったっけ???
と、超テンパっている私をよそに息子はニッコニコ。
窓の向こう側にいるママをみて拍手喝采。
今でこそ笑い話ですが、その瞬間はぶっちゃけ本当にヤバい状況なので焦りまくりましたよ。
閉め出されても脱出できない理由
「1歳児・マンション・隣人不在・スマホない」
- 旦那の帰宅が23時以降になり、最悪泊まりの日もある
- 1歳児に言葉が通じない
- 隣人は仕事で不在
- マンションの5階で助けを呼びにくい
- スマホは室内に置いたまま
平日で仕事に行ったのであろう、隣人の気配がない。
キーアイテムのスマホはというとリビングに置きっぱなし。
旦那はと言うと仕事が忙しく帰宅しないこともあって宛にはできない。
完全に積み。
つまり助かるルートは次の2つのみ。
①息子が鍵を開けてくれるか、②下の通行人に声をかけるか。
まずは息子に鍵を開けるように話しかけたりジェスチャーをします。
が、1歳の息子には言葉が通じにくく時間がかかり、何とか「ママは鍵をどうにかし欲しんだ」と理解してくれても鍵を開ける力が彼にはありませんでした。
2つ目の通行人に声をかけようと下を見下ろしても人通りが少ないのと恥ずかしさでなかなか声がかけられません。
過去に閉め出しにあった経験がある私はひとまず落ち着くことと、状況確認をすることにしました。
ここで初めてあることに気づきます。
窓の上段が少し開いとるッ!!!
イラストにするとこんな感じで上のスライド式窓が開いてたんですよ。
奇跡と根性で閉め出しからの脱出
「窓の隙間とモップと物干しハンガー」
- ベランダに合ったモップやハンガーを使って自力で解錠
- 30分かかって脱出
現場がこちら。
ベランダに置きっぱなしになっていた柄の長いモップとダイソーで買ったミニ物干しハンガーが役立ちました。
ちなみに写真は脱出できた瞬間に撮影しました。
脱出するには体力と根気を要します。
足がつるわ、腕もプルプルだわ。
間違えてモップか物干しハンガーが室内に落ちた時点でゲームオーバー。
息子が命綱を引っ張ってくる危険も。
こんな危機的状況って起こるんですねぇ。
たゆんたゆんの我が筋肉に休息を与えつつ格闘すること30分。
物干しハンガーに鍵の取手がひっかかり、無事脱出できました。
本当にたまたま運がよかったです。
ベランダに放置していたモップと物干し竿ハンガーをベランダに持って行ったこと。
また、鍵のタイプやたまたま窓が開いていたこと。
鍵の取手が短いタイプだったらひっかけれても開けることはできなかったです。
いくつもの奇跡が重なって自力で脱出できました。
首の皮一枚繋がった感じよね。
締め出しから脱出
「ママ生還で笑顔の1歳児」
- 終始ご機嫌
親の心子知らずとはこのことでしょうか?(違う)
ママを閉め出した瞬間は鍵を自分で動かせれたことや、ママが外にいることが楽しかったのか手を叩いて笑顔満点でした。
「鍵を開けて」とジェスチャーしている時は何とか頑張ってくれたものの、途中で飽きてリビングの方へ移動するではないか。
ドアはもう自分で開けれるため実質息子のフリータイム。
ドアの向こう側へ行ってしまうと親としては心配この上ないのです。
しかも行ったっきりちっとも顔を見せてくれないし。
何はともあれ生還できたのと息子に何もなくて良かった。
もしこの方法で無理なら通行人に大声で助けを求めたでしょう。
どうにもならないときはそういう思い切りは必要です。
仮に私が通行人だったら快く助けます。
恥ずかしいなんて思わないで、自分と室内に取り残された子供の安全を優先させてください。
閉め出しから得た教訓
「窓は締めない・スマホは肌身離さない」
- 子供のいるところで窓は閉めない
- スマホは肌身離さない
子供のいるところでは窓は閉めない
なぜこんな悲劇が起こったのかと言うと「窓を閉めていたから」に違いありません。
というのも、私は虫が大の苦手。
窓全開で洗濯物を干していると虫が入ってくるってんで、窓を閉めていたんですよね。
そこに「まだ施錠できないだろう」と思っていた息子が鍵を掛けちゃうんだもん。
いや~、子供の成長は早いですね。
この日以来私は窓を開けっぱなしの状態で洗濯物を干すようになりました。
息子が近づいてきたら片足で窓を閉めれないように安全確保。
1歳と言えど侮ることなかれ。
気配を消して俊敏に動いたりしますから。
育児はいつ何時であれど気を抜けないです。
スマホは肌身離さなず持ち歩く
万が一閉め出されたとしても、スマホさえ持っていればパートナーに助けを求めることができます。
ネット上で同じような閉め出しの体験談を見ても、携帯電話は室内に置きっぱなしっていうパターンはありがちなようです。
何気ない日常なので「ちょっとくらい」という油断があるでしょう。
スマホを持ち歩かないことを私は酷く後悔しました。
あなたもお気を付けください。
スマホさえあればどうにかなるものです。
育児中だけでも首から下げておくのがおすすめ。
洗濯物を干している最中ベランダへ閉め出し
「まとめ」
- 洗濯ものを干しているときに1歳の息子から突然の窓ロックで閉め出される
- 息子に解錠してもらおうと試みるも失敗
- 5階住みでスマホや隣人不在で助けを求める人もいない
- 2度目の閉め出しだったこともあり一先ず落ち着いてみる
- 上部のスライド窓が開いていることに気が付き解錠を試みる
- 30分粘った末に脱出成功!
- もしどうにもならない時は大声で人に助けを求めよう
- 閉め出しで得た教訓
「外にいる時間を短時間にする」「窓は絶対閉め切らない」「スマホは常に持ち歩く」
私の場合は旦那が帰宅するにしても1時間はかかるため息子の安否だけが心配で仕方ありませんでした。
結果的には何とかなって良かった。
子供による閉め出しは割とあるようなので本当に気を付けて……。