
この記事は、片方のテールランプカバーをDIY修理する記事です。
コンクリート壁に車をぶつけ、テールランプカバーを割っちゃいました。
こりゃ交換だわ。
乗用車ならテールランプカバー1か所交換でカーショップ2~3万円、ディーラー3~4万円が相場です。
内訳はパーツ代で2~3万円、工賃で3~5千円くらい。
取り外しが難しかったり、高級パーツだとより高額になります。
……いや、高けぇよ。
安く抑えたいからセルフ修理します。
カバーとランプ交換は初心者でもやりやすい整備のひとつ。
そんな交換風景を画像付きで紹介します。
(ただし車種によって違いがあるので事前に調べましょう)
【もくじ】
テールランプカバー割れたままの走行は違反行為


ちょっとライトがつかないだけ。
カバーが割れてるだけだから大丈夫でしょ!

それ、違反行為やで?
テールランプカバーの破損は尾灯等の整備不良扱いなので違反点数1点、さらに反則金が課せられます。
大型車9,000円、普通車7,000円、二輪車6,000円、原付車5,000円。
また、テールランプカバーが破損していると車検は通りません。
一時的にビニールテープなどで補修するのはとても良いことです。
ただし"ずっとそのまま"はダメですよ?
左右対称でなければならないので整備不良扱いです。
車に乗るのが億劫になるし、雨水が入ると端子が錆びたり電気系が故障する可能性があります。
ひとつも良いことはないから早く修理しましょう。
では応急処置のやり方について紹介します。
テールランプカバーが破損したときの応急処置

破損させてすぐ修理ができないことが多いですよね。
でも放置はダメ。
見た目と漏電対策として応急処置はやるべきです。
工程は3つだけ。
①割れたカバー破片の回収
形の大きいものはできるだけ集めましょう。
補修するときにつなぎ合わせて使います。
ただし交通量が多いところは危険なので無理しない範囲でOK。
②テールランプが点灯するか確認
点灯しない場合は電球が割れている可能性が高いです。
新しいランプに付け替えましょう。
テールランプの電球交換のやり方はこちらで紹介しています。
③補修する
半透明なクラフトテープを使って補修します。
テープの色はランプが見えやすい半透明がおすすめ。
傷が小さいならマスキングテープでもいいですね。
回収したカバー破片を使ってこれ以上破損させないよう密閉します。
水が入るとランプの電線がショートする可能性があります。
だから必ず密封すること。
クラフトテープはカバーの色を合わせて赤ペンで塗りつぶしましょう。
接着剤や専用テープとかでもOK。
私は養生テープが一番扱いやすいと思ってます。
いざというときのために養生テープを1つ車に入れておくと便利。
破損したテールランプカバーの交換費用

テールランプカバー代と工賃が1万円前後。
カーショップやディーラーで修理すると15,000円ほどかかります。
車種によって部品代が違うし、取り付け難易度も多少変わりますので金額も変動します。

もっと安く交換できないの?

ほな、自分でやるしかないな。
テールランプカバー交換費用が安いDIY修理
テールランプカバーはDIY修理ができるパーツです。
工賃0円だから支出は部品代だけ。
DIY修理してみたら4,500円かかりました。
- テールランプカバー 3,900円
- テールランプ 600円
ヤフオクでは車のパーツが多数取り扱われています。
車種が古くてパーツが入手困難でもヤフオクなら見つけやすいかも。
ヤフオクで車のパーツを買うときの注意点
①信頼できる出品者であること
過去の取引レビューを参考にしていますが、ハズレるリスクもあるのがヤフオクなのは忘れてはいけません。
②商品の状態を確認してから購入すること
中古品は前所有者のカスタマイズのまま送られてくることが珍しくありません。
届いたら思ってたのと違う!とならないよう、説明文でわからないことは販売者に質問すること。
今回購入した商品はカスタマイズ済み。
ライトがド派手で回りに装飾が施されていました。
それらを全部取り外すのに少し手間がかかりましたね。
中古パーツはカーショップに持ち込めない
部材が安く手に入るならヤフオクで買ってカーショップに持ち込めばいいじゃん!
それ、普通に断られます。
ショップ側からすると中古品を使うデメリットが多すぎるからです。
カスタマイズ済みだと取付が一般的でなかったり、保証できないのに顧客にクレーム入れられたり。
そんなリスクを負ってまでショップはやってくれません。
一般的には新品のパーツを用意してもらいます。
持ち込みする場合は新品パーツを自分で仕入れます。
ただし、持ち込みには別途手数料が必要。
テールランプカバーなら用意してもらったほうが安全かつ安いケースが多いと思います。
安く済ませたいなら自分で修理。
自分じゃできないならお金を払ってプロにお願いしましょう。
パーツ持ち込みで足回りを整備した話↓
テールランプカバーを片方だけ自分で交換してみた

修理前。
テールランプカバーの下部(黄〇)にひび割れがありますね。
車検は小さなひび割れでも通りません。
写真なんて論外だね。
テールランプカバー交換の手順と道具
- テールランプカバーを外す
- 配線し直す(点灯チェック)
- 新しいテールランプカバーを固定する
作業時間は片方で10~15分くらい。
テールランプカバーは素人でも整備可能です。
ただし、車種によって場所や固定器具の数が異なるため車種ごとの事前知識が必要になります。
YouTubeで同車種のカバー交換動画を見るのが手っ取り早いですね。
使用する工具
マイナスドライバーでも代用可能
車を傷つけたくなければ必要
固定器具を外したり取り付けるために必要
狭い場所でも使いやすいサイズがおすすめ
①テールランプカバーを外す
トランク内にあるテールレンズ周辺のクリップを外します。
内張り剥がしを使いますがそこまで力は必要ありません。
クリップを全て外してカパっと開けると配線が少し見えてますね。
写真に写ってる配線はテールランプのものです。
中を覗くと器具でテールランプが固定されてました。
作業スペースがとても狭いので小型のレンチを使ってナットを外していきます。
ツメで仮止めしてあるテールランプをガボッと引き抜きます。
どれだけやっても抜けない場合は固定器具がまだついてるかもしれません。
見落としがないか確認しましょう。
取り外したテールランプで確認すると全4か所が固定されてました。
これは車種によって違うため事前に調べた方が安心です。
また、最後は同じ個所にナット固定するため場所を忘れないように気を付けてください。
②配線し直す(点灯チェック)
配線コネクタを古いテールランプから外して新しいテールランプに配線し直す作業に入ります。
赤丸で囲ってあるのが配線コネクタです。
配線コネクタを外すと写真のようになります。
これで古いテールランプはお役御免。
廃棄方法は各自治体のルールに従いましょう。
新しいテールランプカバーと配線コネクタを接続します。
1カ所ずつ作業するため配線を間違えることはほぼあり得ません。
が、仮に間違えたとしてもランプが点かないだけで故障はしないから安心して。

ライトを取り付けたら必ず点灯確認をやりましょう
家族や友人に手伝ってもらうのがベスト。
一人でチェックする場合はスマホで録画するのが確実です。
- ブレーキランプ ブレーキを踏んで点灯するか
- バックライト ギアをリバースにすると点灯するか
- 尾灯 ヘッドライトをつけたら点灯するか
- ウインカー ウインカーを操作したら点灯するか
③新しいテールランプカバーを固定する
点灯が正常なことを確認できたら交換するテールランプカバーを固定します。
外す際の手順を逆にやるだけ。
トランク内のクリップを元通りにして完成です。
テールライト電球交換費用

点灯確認をしたところ1カ所点きませんでした。
どうやら電球の寿命が尽きてたみたい。
すぐにカーショップへ行ってテールランプを購入。
テールランプの型は車種によって違います。
よくわからないときは古い電球持ち込んでショップ店員に見せれば教えてくれますよ。
左右ランプセットで600円。
ちなみにカーショップでテールランプ交換をすると1カ所500円、左右で1,000円ほどかかります。
自分で交換したほうが断然安い。
作業時間は左右で5分ほど。
では早速ランプ交換をしましょう。
テールランプ交換手順
電球の交換が終わったら必ず点灯チェックを行いましょう。
家の電球を変えるくらい簡単♪
慣れれば自分でやった方が早いです。
参考動画
テールランプ交換!電球交換は誰でもできる。LED電球交換時の注意点も
10年乗った愛車の整備費用をザっとまとめてみた↓

テールランプカバーは意外と修理にお金がかかります。
まずは同じ車種の動画を見ることをおすすめします。
できそうならチャレンジ、無理そうならプロに任せればいいんですから。
ではまた。
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