今年も家に届いた「医療費のお知らせ」。
健康保険組合から年に1回「いつ・どこの病院で・いくら医療費を使ったのか」という通知が来ます。
今日は我が家の話を例に『医療費のお知らせから見えた歯科定期健診に行かない人が失うもの3選』を解説します。
口内に異常が出てから歯医者に行く人は要注意。
少しでも長く自前の歯で美味しく食事をしたい方は、是非最後までお付き合いください。
それでは本題に行きましょう!
≪聴くブログ 主婦チャンラジオ≫
かかりつけの歯医者を変えて大正解だった経験談はこちらからどうぞ。
【もくじ】
あなたはどっち?
歯医者に行くタイミング
- 夫 仕事が忙しいからと虫歯になってから歯医者に行く
- 妻と子 虫歯になる前に歯医者に行って定期健診を受ける
私と子供は虫歯になっていなかったとしても、年間2~3回歯医者に行きます。
定期健診や予防医療ってやつです。
何をするのかと言えば「歯の状態チェック」と「歯のクリーニング」、4歳の息子は「歯並び」も気にして診てもらえます。
一方旦那はと言うと、異常が見つからないかぎり歯医者には行きません。
定期健診はいかない人です。
ひとつ屋根の下で真逆の人間が生活。
半年間の治療費はどうなったのかというと……。
定期健診行く人と行かない人
半年の治療費比較
通院回数 | 治療費総額 | |
夫 | 7 | 30,894円 |
妻 | 2 | 5,634円 |
子 | 2 | 3,000円 |
旦那が断トツで治療費かかってます。
私の約5.5倍。
差額25,260円にもなりました。
1回の治療で1万円弱支払っているときも……。
いかに定期健診がコスパ最強なのか数字で再確認できました。
虫歯になってから歯医者に行くと失うもの
「お金」「時間」「健康な歯」
- お金
- 時間
- 健康な歯
定期健診するかしないかの違いで、年間2.5万円も治療費が違います。
予防治療をしない時点で治療費は高額になる一方、時間も失います。
私と旦那の通院回数を比較すると、5回も旦那がの方が多いです。
休日に歯医者に行きたくない。
「時間がない」という理由で定期健診に行かないのは特大ブーメランです。
歯や口内に痛みや違和感が出てきてる時点で、ソレは結構進行している証拠。
その分1度の治療時間も長引くわ、通院回数も多くなるわで結果的に時間が搾取されています。
旦那は1月から12月の間で「1・2・3・4・6・7・12」の月に通院していました。
もうどんだけ通うんよ(失笑)
一方私と子供は「8月と11月」に行きました。
本当は春に行きたかったんですが、コロナ禍により歯医者に行くタイミングがずれ込んだ次第です。
歯医者に定期健診行かないと「健康な歯」も失う
友人の身に起きたこと
友人もまた歯の定期健診に行かないことで大きな代償を支払うことになりました。
『歯の神経を抜く治療』です。
歯が痛くなり、歯医者へ。
歯の神経部分まで虫歯菌が達しているので、神経を取りましょうか?
普通の虫歯だと思っていたら、大ごと!!
その後友人は神経を抜き、処置後の治療のため毎週のように歯医者に通っていました。
ふた月の通院。
そして今は「インプラント治療で数十万円必要かもしれない……」と嘆いています。
大人の歯痛は虫歯が重症化している可能性がありますから、心当たりがある方は今すぐかかりつけの歯医者へどうぞ。
歯の神経を抜くのは最終奥義のようなもので、できるならやらない方が良いです。
なぜならその他の歯の寿命も短くなるから。
歯の神経は、木で言うと根っこのようなもの。
根がボロボロの木がもろいように、歯も弱くなるのは仕方のないことです。
そうならないためにも定期健診は行ったほうが良いッ!(キッパリ)
メリットは山ほどあっても、デメリットは一つもありません。
寿命に係る予防医療と具体的な方法は、こちらをご覧ください。
山ほどあるメリットをまとめています。
自宅でもすぐできる
歯間を「フロスケア」
- Floss or Die(フロスをしますか、それとも死にますか)
あなたは歯間までケアしていますか?
現代の日本成人の約8割が「歯周病」にかかっていると言われています。
厚生労働省「eヘルスネット」の2016年歯科疾患実態調査よると、15歳から24歳の約4割が歯肉出血を起こし、約2割が歯周ポケット4mm以上だそうです。
健康な歯周ポケットの深さは3mm以内。
4mm以上は歯をさアせている顎の骨が溶け始めた状態で、歯肉出血や知覚過敏予備軍、さらに口臭が出たりします。
日本の若者ですらこんな状態。
年齢を重ねるほど歯周病の割合は多くなっています。
歯周病は狭心症・心筋梗塞・脳梗塞・早産・骨粗しょう症など命に係わる病気を誘発することが分かっています。
『フロスしますか?死にますか?』
このキャッチコピーは決して盛っているのではなく、現に有り得ることだという事。
歯茎の腫れや歯磨きをして出血をする場合は、細菌による炎症かもしれません。
歯医者で歯垢除去と自宅でフロスを使ったセルフケアを毎日しましょう。
大丈夫!
最初は面倒くさいと感じるでしょうが、3日もやればやらない時の方が気持ち悪くなりますから。
あと、歯間から食べかすやネバネバしたのが出てきます。
それはそれは恐ろしい光景です。
歯垢除去ができるので口臭予防にも繋がります。
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歯間フロスと年数回の歯科定期健診で5年間虫歯ゼロ
出産と同時に歯のケアについて気にするようになった私。
虫歯にならない・なりにくい口内環境ってなりたいし、子供がそうなると嬉しくないですか?
子供に歯磨きの重要性や正しいケアの仕方を伝授するのも親の務めだろうと思い、今に至ります。
息子の歯磨きはもちろんのこと、自身の歯磨きの仕方も大きく変わりました。
これらが功を奏し、出産から約5年経過しますが母子ともに虫歯ゼロを継続中。
今後も歯は大切にしようと思います。
寝起きの口の中ってとっても汚いってご存じですか?
5年虫歯ゼロの母子が行っている歯磨きルーティンとグッズ紹介はこちら。
予防医療とフロスをしない人が失うものまとめ
- 虫歯になってから歯医者に行くと「お金」「時間」「健康な歯」を失う
- ウシ家の場合、定期健診に行かないと年間2.5万円治療費が割り増しになった
- 通院回数が5回分増え、1回の治療時間も長くなる
- 友人は虫歯が進行しすぎて神経を抜いた
- インプラント治療は約20~30万円の費用が掛かる
- 圧倒的に年2~4回の定期健診したほうが健康、財布、時間に余裕ができる
- フロスを使った歯間ケアをすることで合併症のリスクを下げれる
フロスケアと歯の定期健診は全員がやったほうが良い!
その努力は決してあなたを裏切りません。
筋肉と一緒です。
今日からあなたもレッツフロスケア!!