【絶対個室】相部屋は新米ママには辛すぎた件

何事も「初めて」って不安ですよね。

しかも『初めての出産』ともなれば生死にも関わるライフイベントです。

自然分娩でも帝王切開でも無痛でも、どんな形であれもれなく全世界の母親は自分の命も賭けてがむしゃらに出産に挑んでいると私は思っています。



マジ、全世界のマザーをリスペクト。



そこで今日は、右も左もわからない新米ママさんに向けて「出産したときの失敗と辛い経験談」をシェアしようと思います。

出産も死に物狂いなんですけど、産後の入院生活の大変さを知ってもらって、事前に対策をして欲しいです。

それでは本題に行きましょう。

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金食い虫のおむつ代の節約術は、こちらで公開しています。

母子同室!?
初産は絶対「個室」がおすすめ

相部屋vs個室

割高でも個室にすることを強くおすすめしたい

「入院」となると気になるのは『入院費』ですよね?

子供が産まれたら何かとお金がかかるから、相部屋にして節約しておこう。



先立つものは金。その気持ちは理解できるし、正しいと思います。

それでも「とにかく個室にしよう!」と声を大にして言いたいッ!!

なぜなら私が相部屋で大失敗して本当に辛かったからです。



まずは「母子同室とはなにか?」をご紹介しますね。

母子同室とは
出産してすぐにママが子供の世話をする入院方法

母子同室の部屋では昼夜問わず、子供の面倒は母親自身が見ます。



私の入院期間は9日間でした。

緊急帝王切開だったので自然分娩より入院が長引いてます。

9日間の市民病院でのスケジュールはこんな感じで、授乳は2時間おき、1~2時間おきにおむつ交換は毎日繰り返されます。


≪母子同室の大まかなスケジュール≫

時間行動
6:00長い夜の終わりが告げられる
「病院の電気点灯」
7:00母親、看護師さんから体調チェック
子を新生児室まではお届け
8:00入院生活唯一気が抜ける時間
朝食&シャワー
10:00新生児室まで子を迎えに行く
12:00気が休まらない昼食
~18:00不慣れな育児
子の息が止まっていないか気になって仕方ない
18:00気が休まらない夕食
21:00病室消灯
~6:00不慣れな育児
孤独との闘いが始まる長い夜

ちなみに帝王切開手術の翌日から母子同室が始まりました。

初日は夜だけでしたが、2日目からは完全なる母子同室。

つまり、出産してすぐ育児が始まるわけです。



最近は母子同室が主流です。

ただし「母子別室」「昼間だけ母子同室」など産院によって方針が異なります。

うちの母親世代は、母乳だけ与えにいくだけで後は病室で自由だったそうですよ。

時代ですかね。

育児は大変!?
ママになって感じた『思ったのと違う育児』

思ってたんと違う育児3点
  • 赤ちゃんはスヤスヤ眠らない

  • 赤ちゃんの泣き声は思いのほか大きい

赤ちゃんは夜泣きがお仕事
そして背中スイッチの発動

私は帝王切開から2日後に、4,000gオーバーで生まれた息子を一晩中立って抱っこしました。

もう一度言います。

切腹された2日後に歩けもしない状態の中、徹夜で4kgを抱えてユラユラしてました。

点滴と尿カテーテルがガッツリ入った身体でよくやったな、と我ながら自分を褒めてもいいと思ってます。



なぜこんなことになるのかというと「夜泣き」と「背中スイッチ」のせいです。



まず「夜泣き」。

夜泣きのメカニズムはハッキリ解明されていないですが、睡眠が未熟なため眠りが浅く目覚めやすい上に、睡眠リズムも不規則になりやすいというのが最有力となっています。

一般的には生後3か月から1年半前後に夜泣きは起きやすいと言われており、成長と共に夜泣きは無くなっていくと言われています。

息子の場合、夜泣きがなくなったのは1歳半を過ぎたころでした。



次に「背中スイッチ」。

抱っこやひざの上で寝たのを確認して、いざ布団の上に置こうとしたとき「ギャーーーッ!」。

要は布団がひんやりしているから、その温度差で覚醒してしまうというのが背中スイッチです。

何時間もかけて寝かしつけたのに、ベッドインで失敗して振出しに戻るというのは育児アルアルの代表格とも言えます。



まとめると、夜泣きと背中スイッチのおかげでママは夜寝れません。

体は赤ちゃんでも泣き声は大人顔負け

新生児と言えども、SOSを送る泣き声は生命力にあるれたボリュームです。

その小さな体のどこにそんな声量が隠れているんだと驚くほど。



赤ちゃんの泣き声は100デシベルを超えるとも言われており、電車が通るときのガード下や地下鉄の構内と同じです。

自分の子供とは言えど、騒音レベルの泣き声をずっと笑顔で聞き流すなんて極めて難しい。

酷いときは全身を力強くのけぞり、泣きます。

当時の私は赤ちゃんの生命力にびっくりしましたよ。



これらが相部屋育児にどうかかわってくるのか、想像してみてください。

そして次に本題、相部屋の失敗談へと続きます。

入院費用が安いから選んだ相部屋の失敗談

相部屋での失敗談
  1. 出産経験のある人と自分を比較して自己嫌悪

  2. 相部屋は音に敏感

  3. 相部屋仲間が良い人とは限らない

ここからは入院費を少しでも安く抑えようと相部屋にした「私の実体験」になります。

こういうこともあるかもよ!っていう判断材料の一つにしてもらったらと思います。

出産経験のある人と自分を比較して「自己嫌悪」

4人の相部屋ですでに1人のベテランママさんが無事出産を経て、入院していました。

相部屋だからと言ってお互い干渉することもなく、基本的にはカーテンで隔たれた空間です。

それでも病室での通話内容や、お見舞いの会話などは嫌でも耳に入るもの。

40代後半に見えたその女性は「今回で4回目の出産になる超ベテランママさん」であることを知りました。



さすがベテランともなれば、看護師さんとも顔見知りで赤ん坊の扱い能力に長けています。

ベテランママの赤ちゃんの泣き声が、聞こえないッ!!

聞こえたとしても「ふぇ……」くらい。

方や私はと言えば、満足にあやすこともできません。



比較するのがそもそも間違いなのは重々分かっているんですが、こんな状態が数日続くと気が病みます。

純粋にその場で育児するのが辛くなります。




初めての母子同室の日。

余りに泣き止まないので看護師さんにヘルプしました。

あの手この手で何しても泣き止まなかった我が子が、看護師さんが抱き上げるとピタッと泣き止むではありませんか。



母親なのに満足に泣き止ませることもできない。

むしろ泣かせてる。

私、下手すぎんか??

うちの子がそういう性格なの???



僅か入院2日目、母子同室初日にして母親としての自信をへし折られ、ガラスのハート状態となりました。

相部屋は「うるさい」に敏感でストレス過多

これは相部屋ならではの気遣いですよね。

『うるさいと思われたくないから、音に敏感になる』

親族が遠方からわざわざ新幹線で子供の顔を見に来てくれたときですら、話し声や袋の擦れる音まで気を付けていました。



なぜそこまで気を付けるのかと言うと、昼間が唯一の仮眠の時間だからです。

同室ママの育児難易度がどれほどなのかは知りませんが、少なからず私はゆっくり寝れるのが昼間でした。

普通の入院よりも気遣いをするから余計にストレスが溜まります。

一般的な入院日数は、自然分娩は平均6日、帝王切開だと約9日。

初めての育児ってだけで大変なのに、昼夜問わず泣く子供がいると想像してみてください。

単純に精神的にキツイ。

相部屋仲間が「良い人」とは限らない

『相部屋では静かにしましょう』という当たり前のルールを破る人間も、世の中にはいます。

入院初日、子供は新生児室に預けていたのでゆっくり寝れると思っていたら、同室ママが病室で通話をはじめて寝付けない。

病室の消灯時間になっても、通話をやめない。

巡回の看護師さんに注意されても「あ、すみません。わかりましたー」と言って「それでね~」と通話を続ける。



LINEとか、メールにしろよぉ!!



なんて言う勇気もなく、我慢。

マナーのない人と相部屋になるということは、入院生活が地獄と化すということ。

そして世の中にはそういった人間が一定数いて、同室になる可能性がゼロではありません。

「個室にして欲しい」
半泣きで看護師さんに相談

相部屋に後悔した時の対処法

即刻、看護師さんに相談して個室を手配してもらう

私が個室に移動したきっかけは『同室ベテランママからの舌打ち』でした。



入院4日目の夜のこと。

うちの子、全然泣き止まねぇ!!

まだ痛む腹の傷よりも、早く泣き止まさなければッ!という気持ちが先行します。

でもゆっくり休みたい。

抱っこして泣き止ませてはベッドにおいてはまた泣いて…を繰り返し、あたふたしていると



「チッ……。」



小さな舌打ちのような音が聞こえました。

他人に余計な思考を省くのはやめよう。

子供を泣き止ませることに専念しようと思ったその時、



「うるさいなぁー……。」

ハッキリ聞こえました。



私の脳内⇒「は?」

「赤ちゃんって泣くのが普通なんじゃないの?

あなた(同室ベテランママ)は、初めての育児から泣かせなかったんですか?

同じ境遇の、しかも新米の母親に対しては温かい目で見守ろうとか、大目に見ようとか、そういう時もあるよねって寛容に対応する優しさありませんか!?」

まくしたてるように脳内でそんな感情がグワっとこみ上げましたが、

「うるさいのは事実。

泣き止ませれない自分にも非があるよな。

相部屋なんだから。」

こんな感情の板挟みでした。



普通なら何てことない事でも、敏感になってしまいます。

産後と初めての育児でメンタルも身体もボロボロの私にとって同室ママの言動は堪えました。

その後も子供が泣いた時、小さな舌打ちを聞きつつ、長い一夜が明けました。



「相部屋に居続けるのは無理。病む。辛い。」

そう悟った私は、個室に移動できないかという相談を看護師さんにしました。

急な個室希望にすぐ対応してくれた看護師さん「神」

私が看護師さんへ相談したのは翌日の夕方でした。



なぜそんなに遅くに相談したのかって?

個室希望の理由を何て言ったらいいのかわからなかったからです

本心では「同室の人が生理的に無理」なんですけど、それを口にしていいものかどうか。

今思えば、言いようは沢山あったとは思いますが、そういう機転が利かない不器用さが際立ってました。



結局「個室にしたいんですけどできますか?」って聞きました。

看護師さんはそれ以上は深く言及することなく、別途料金の説明と今日中の部屋移動は難しい事を教えてくれました。



「なぜ?どうして?」と聞いてこない対応、本当にほっとしたのを覚えています。

ナースステーションは夜勤への引継ぎの時間だったのかもしれません。

結構バタバタしている時間帯に、部屋移動の相談をして申し訳なく感じました。



今日もあの部屋で、長い夜がやってくる……。

夕食を口にしながらも、頭の中はそんなことでいっぱいです。

この時の私は本当にメンタルがボロボロ。

どうして見ず知らずの人に無下に扱われるんだろう?と負の感情ばかりで、自分をコントロールできる余裕なんてありません。

産後は言葉通り、身も心も重症の状態です。

これはどんな出産だとしても共通していると思います。



夕食を食べ終えたころ、さっき部屋移動を相談した看護師さんが私のところへやってきました。

そして小さな声でこう耳打ちしてくれました。

看護師
個室の準備ができました。
今から移動できますよ。

貴重品だけ持って行ってください。
あとは私たちが部屋まで運びます。

(超小声)

女神様ぁぁぁーーーー!!

ありがとうございますぅぅぅぅ!!!



白衣の女神様たちのおかげで、相談した当日の夜から個室移動となりました。

個室だから別途料金がかかる。

部屋も少し広いだけで、設備はさほど変わらない。

室内換気の音が少し大きい。

それでも高級ホテルのスイートルームに宿泊するくらいテンションMAX⤴。

入院して初めて夜に怯えることなく、心の底から母子との時間をゆったり過ごすことができました。



同室の人と折り合いが悪く感じたら、できるだけ早く個室移動の相談をしましょう。

ゆっくり自分のペースで子供と向き合うことができます。



個室に移動してから、気の合うママ友ができました。

お互い初産で顔を合わせれば談笑したりして、個室入院は晴れ晴れした気持ちで過ごせました。

義妹が相部屋から個室へ移動した理由
「世話焼き」

「嫌になったら個室へ移動する」ことにして、初産に挑む義妹の体験談。

里帰りをして総合病院に入院しました。

お産が重なるタイミングで、4人相部屋は満室。

同室ママは全員経産婦さんばかりという状態。

みんな世話焼きで、義妹の子が泣き止まないと「母乳じゃない?」「甘えてるんじゃない?」と言われたりして辛くなったそうです。

助言と取るか、横槍を入れると取るかは本人次第ですが、義妹は口出しされるのが嫌になり、入院2日目にして個室へサッと移動。



初産は黙って個室ー!!

それが私の答えです。

夫に理解してほしい
出産での個室は贅沢品ではない理由

出産での個室は贅沢品ではない理由
  • ケガや病気による入院と違う

  • 相部屋では人間関係のリスクが伴う

  • 産後は精神的に不安定

普通の入院なら贅沢品だと思います。

いい大人ならマナーを守って過ごすことができますから入院生活に問題は滅多に起きないでしょう。



ただし、出産による入院は別です。

新生児は欲求に素直で、よく泣きます。

大人一人が入院するのと勝手が違うのは当たり前。

そこに加え、同室の人と折り合いが悪いとなれば地獄です。

メカニズムは解明されていませんが時間帯や月日による「出産ラッシュ」があります。

産後ピリピリしている精神状態で、満室の相部屋で伸び伸び育児ができるでしょうか?



想像してみてください。

心底不仲の相手や嫌な上司と丸っと1週間、ガード下に設置された部屋で心安らかに過ごしている自分を。

楽しいですか?

笑顔でいられますか?

人に優しくできますか?



エステや豪華な食事が付いてくる個室じゃないなら、そこは「お金のことは気にしないで楽な方を選ぼう」と二つ返事してほしい。

金銭的なサポートで奥さんの心は安らぎ、信頼を得ることができると思います。



私に決定権をくれた旦那には感謝しています。



個室代が勿体ないという前に、日々の家計を見直してみてはいかがでしょうか。

なぜ個室代は高い
差額ベッド代はいくら?

個室代が高い理由

国民健康保険適用外だから

つまり、全額実費だから高いんです。



個室代は産院によって料金が違うので、事前に確認しておく方が安心です。

私が入院した市民病院では1日差額ベッド代は6,750円。

厚生労働省の「主な選定療養に係る報告状況」(2017年)によると、1人部屋の平均料金は7,837円だそうです。

出産方法入院日数平均個室料金
自然分娩平均6日47,022円
帝王切開私は9日※70,533円

※帝王切開の場合は7日~10日程度、産後の経過によってはそれ以上の入院になることもあります。



より詳しい出産費用についてはこちらでまとめています。

初産には個室をおすすめする理由 まとめ

まとめ
  • 出産後すぐに育児が始める「母子同室」が主流

  • 育児は「思ってたんと違う」という現象がつきもの

  • 相部屋にすると育児ストレスの倍増に加え、人間関係ストレスも加わり育児に専念しにくい環境になりやすい

  • 産後は身も心もボロッカスの状態

  • 「個室に移動したい」と思ったら即相談すること

  • 助産師さんや看護師さんは察して対応してくれる女神だった

  • 出産による差額ベッド代は必要経費寄り

  • 1日差額ベッド代は平均で7,837円

    産院によってことなるため、事前に確認しておくこと
ウシ
いかがでしたでしょうか。

私の経験上、お金の余裕があるなら絶対個室をおすすめしたいです。

初産の場合は特に個室にすべき。


今後のお金の心配もあるでしょうが、それは家計を見直して永続的に節約できるお金の流れを作ることが第一優先だと思います。

私は固定費削減で年間100万円の節約を達成できました。

お金に関する不安がある方は、そちらの記事もあわせてご覧ください。

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