11月上旬、群馬県にある水上温泉郷に訪れました。
夫婦と4歳の息子3人での紅葉狩りがお目当てです。
紅葉の見ごろギリギリでしたが天候に恵まれ、色づいたモミジと利根川の清流を見ることができ、癒されます。
初日は「諏訪峡」、2日目は「原田農園」を観光しました。
初めての群馬観光でしたが、十分楽しむことができて満足しています。
関東圏の紅葉狩りや。群馬県旅行を企画中の方は、是非最後までお付き合いください。
この旅行で宿泊した『水上高原ホテル200』については、こちらの記事で紹介しています。
【もくじ】
群馬県初日 諏訪峡の遊歩道で紅葉狩り
4歳の幼児でも歩ける遊歩道で紅葉狩り
※一部足場の悪い所があります
杉の木が少ないのか、どの山も色づいて美しい印象を受けました。
利根川と紅葉を橋からゆっくり眺めることができます。
河原まで降りることができます。
諏訪峡には「遊歩道」があります。
4歳児でも歩き切ることができましたが、足場がぬかるみがあれば、ケガにも注意が必要でしょう。
道の駅の駐車場付近にある遊歩道の一部のみ芝生ですから、ベビーカーでも大丈夫でしょう。
一部足場の悪い所もあり、遊歩道全てをベビーカーで散策は難しいです。
桜の木がありましたから、春もキレイでしょうね。
風は冷たかったですが、晴天で程よい気候でした。
息子は落ちている石や木を集めてはリュックに詰めます。
紅葉も様々な色合いで目を楽しませてくれます。
観光客もそれほど多くはなく、人がいないところではマスクを外して歩くこともできました。
やっぱりマスクが無い方が、風の匂いがして気持ちいです。
水上温泉郷の駐車場『道の駅みなかみ水紀行館』
【駐車場】大型:8台 普通車140台
【営業時間】9:00~17:00
【トイレ】男18 女14
【施設】売店、休憩所、足湯、軽食コーナー、清流公園、諏訪峡、水産学習館、クライミングウォールなど
諏訪峡への駐車場は「道の駅 みなかみ水紀行館」がおすすめです。
駐車場も広く、食事やトイレ、お土産や野菜直売も。
野菜や果物の料金も安く、お買い得に感じました。
屋外では食器類の物販や、ソフトクリーム、じゃがバタなども販売中。
無料で足湯を楽しむことができますが、人も多く今回はパスしました。
駐車場わきには電車があり、記念撮影ができます。
乗ることはできません。
変わったオブジェですね~。
遊具が一つあり、子供たちが遊ぶこともできます。
バナナ滑り台は一つの滑り台が3又に分かれているという、超危険遊具。
股間を強打しないように見守りが必要です。
もう一つ小さな緑の滑り台もあるので、小さなお子さんも遊べますよ。
みなかみ水紀行館の小さな水族館「水産学習館」
利根川に生息する淡水生物を観察学習できる施設
➡【水産学習館の公式ページを確認する】
大人350円、幼児無料でしたので旦那と子供だけ利用しました。
中には魚が泳ぐ水槽トンネルもあるそうですよ。
なお、入場料に地域共通クーポン券は利用できないので要注意。
私はその間に売店をチェック。
がしかし、博士が解説してくれる音声が怖かったようで、そそくさと出てくる息子。
折角だからもっとゆっくり見て回ればいいんですけどねぇ。
群馬県の名産『玉こんにゃく』
大きな玉こんにゃく3個 1串 150円
冷えた体を温めたり、小腹がすいた時に丁度いい
この日は日曜日。
駐車場でイワナの塩焼きや玉こんにゃくが販売されていました。
イワナは売切れてしまっていたので、玉こんにゃくを注文。
初めて食べましたが、味が染みていて美味しかったですね。
1人1串完食です。
群馬県2日目 果実の里原田農園でいちご狩り
- 「観光農園施設」兼「食事処」「お土産処」も備える『一大施設』
- 接客態度やスタッフ配置を再検討してほしい
- リンゴジュースが最高に美味しい
- 野菜直売所が安く質が良い
お土産や野菜を買うには非常に良いですが、果物狩りなど体験する事はあまりお勧めしません。
なぜなら接客や説明不足が多すぎるから。
想像以上に大きな建物があり、広い敷地で驚きました。
お客さんも絶えず入ってくるし、バスツアーも続々入ってきます。
バスツアーが来ると店内も混雑しますが、日曜日にしたら少ない方でしょうね。
入店前にカメラがあり、セルフ体温検査ができます。
ここで混雑。
検温しないまま入店する人もチラホラ。
誰か人を設けたほうがスムーズで安心じゃないかな?
原田農園で地域共通クーポン券を使っていちご狩り
元は「りんご狩りをするつもり」でしたが、息子の要望で急遽「いちご狩り」に変更。
ここで3,000円分の地域共通クーポン券を消化。
5,610円-3,000=2,610円(実費)
≪果物狩り料金≫
内容 | 時間・サービス | 料金 |
りんご狩り | 30分食べ放題 | 550円 |
いちご狩り | 30分食べ放題 スイーツ&ドリンクサービス |
大人:1,960円 幼児:1,690円 |
原田農園の接客は雑に感じる
いちご狩りの申込対応をしてくれた女性スタッフは、早口で言葉がきつく塩対応です。
品種はこちらから聞かないと一切の説明はなし。
少なからず、おもてなし精神のある接客には感じられません。
良くも悪くも田舎の接客対応と言った印象です。
ネットの口コミを見ても、接客態度の悪さを指摘する物が多くありました。
売店は混雑しており、りんごはまとめ売りしかありません。
そこに一人の女性客が販売しているおじさんに話しかけます。
こんなやり取りを横で見て、「商売する気があるのかな?」と疑問符が浮かびました。
渋々何も買わずにその場を去る女性客。
見ているこっちも悲しくなるし、女性客も嫌な気持ちになったことでしょう。
もっと機転を利かせた対応ってものがあるのでは?
『団体向けの接客対応』が板についている感じが否めません。
いちご狩り
丹精込めて作った農作物をよりおいしく食べる工夫がほしい
さて、気を取り直していちごハウスがこちら。
私たち以外の観光客はいませんでした。
時期的にリンゴが旬だからかな。
おばあちゃんからいちご狩りの説明を受け、手もアルコール消毒します。
いちごの品種は「かおり野」1種類のみ。
ちなみにリンゴも「ふじ」1種類のみ、と受付の女性に説明されました。
ホームページにはいろんな品種が記載されていたのに、1種のみなのは残念。
時期的な問題もありますから仕方ないですね。
ちょうど、いちごが子供の目の高さになっているので子供は大喜び。
「かおり野」は果肉は固めで果汁が多く、食べ応えはありますが甘味はなくさっぱりとした味です。
練乳があったほうが飽きずに食べれたでしょうが、勿体ない。
丹精込めて作っている農作物を『美味しく食べてもらおう』という意欲が感じることができず、肩透かしです。
毎年いちご狩りをしていますが、ここまで雑な対応や味がしない苺が多かったのは初めてです。
とは言え、大きな苺に子供は大喜びでした。
制限時間は30分だったものの、説明が終わったらおばあちゃんはもういません。
マジ、貸し切り。
自分で時間を見て、セルフ退店。
後からネットで調べたら、自分で時間を計測して出ていくスタイルのようです。
いや、説明してくれ。
たまたま空気読んでできたけど、農園によってはスタッフが計測して終了時間をお知らせしてくれるところだってあるわけですから。
いかにも説明不足。
手を洗えるタンクが置いてあるのは助かりました。
いちごハウスから売店への道中、栗が落ちてる。
以前から「栗拾いをしてみたい」という息子の願いが叶った瞬間です。
殆どの栗は虫に食われていましたが、奇跡的に1粒健康な栗をゲット!!
よかった、よかった。
原田農園いちご狩りに付いてくる
「スイーツ&ドリンクチケット」
いちご狩りに付いてきた「スイーツ&ドリンクチケット」は、お土産処奥にある食事処で利用できます。
ひとり1つショーケースから好きなケーキを選び、ソフトドリンクから1杯好きなジュースを選べます。
私はガトーショコラ、息子はショートケーキ、旦那はアップルクーヘン。
ドリンクは全員手作りリンゴジュースです。
このリンゴジュースがすっごく美味しいッ!
今までの人生の中で飲んだリンゴジュースの中で1番でした。
ショートケーキの苺は、先ほど狩って食べていた「かおり野」が使われています。
甘い生クリームとなら相性良いですね。
アップルクーヘンはバームクーヘンの中央がリンゴになっていて、甘くておいしいですよ。
お土産処で試食も可能。
原田農園屋外には新鮮地元野菜が安く販売
屋外で目を引くのが無人の野菜直売所。
大きな白菜も1個200円、小さな白菜は1個100円で販売されていました。
朝獲れた新鮮野菜を格安で購入できて、主婦としては買わずにはいられません。
撮影した場所の後ろにも、野菜がずらっと並んでいて元気のいいご主人が売っています。
私は「白菜 200円」「ヤーコン150円」「ネギ 150円」を買いました。
今夜は白菜・豚肉・ネギで肉うどん。
お土産処で買った『玉こんにゃく』も今夜のおかずです。
ヤーコンは、人参と金平に。
時間がたってもシャキシャキして甘味が強く、とっても美味しい野菜です。
てか、こんな大きなヤーコン初めて見ました。
原田農園のお土産にアップルパイを購入
- アップルクーヘン 1,300円
- 林檎じゅぅす 800円
- はらだのパイ 1,300円
人気トップ3の自家製商品は一通り食べましたが、どれも美味しかったです。
個人的にアップルパイは大好物!
リンゴぎっしり入っているのかな!?と期待しましたが、普通。
味は美味しかったですが、リンゴジュースほどのインパクトはありませんでしたね。
原田農園の売れ筋お土産「アップルクーヘン」はリンゴを噛むとジュワっと甘味が広がり、バームクーヘンとの相性も抜群です。
試食でも美味しかったので、こっちを買ったほうが良かったかもなぁ…。
リンゴジュースの価値観を変えてくれた原田農園の「りんごじゅぅす」は、りんごをそのまま飲んでいるようです。
余計な添加物や甘味料、不使用ですから、小さな子供から大人まで飲みやすいでしょう。
原田農家のホームページでは、「オンラインショップ」もありますので気になった方は要チェック
➡【原田農家の商品をネット注文してみる】
水上温泉郷 おすすめ観光地 まとめ
- 諏訪峡の紅葉は美しく、利根川で水遊びが可能
- 駐車場は道の駅みなかみ水紀行館が広くて便利
- みなかみ水紀行館の駐車場から諏訪峡遊歩道に行ける
- 原田農園の接客は団体客向けのざっぱなもの
- 観光&食事&お土産がギュッと集まった一大施設
- バスツアーの出入りも多く、土日は混雑しやすい
- 原田農園の新鮮野菜直売所は主婦歓喜
- オンラインショップで原田農園の商品が購入できる
- 楽天トラベルでは原田農園「果物狩り」や「BBQ」などのプランもある
紅葉狩りで感じた自然は素晴らしく、また行きたいですね。
原田農園に寄った際は、野菜直売所を絶対見たほうがいいですよ。
新鮮野菜が激安です。
品種がもっと多い時にリベンジしたいですね。
接客態度や説明不足なところで、不快に感じる方もいるかもしれません。
群馬旅行は宿泊先を含め、概ね満足できました。