【もくじ】
歯磨きさせてくれない子供へ
『ママの対応7選』
- 褒めまくり作戦
- カウント作戦
- 歌やキャラクターと楽しく歯磨き作戦
- ごっこ遊び作戦
- 歯が汚れています作戦
- 最終奥義!ホールド作戦
- 親の背中を見せる作戦
「歯磨き嫌いになる4つの原因」を改善したところで、歯磨き嫌いな子はいます。
歯磨きがずっと嫌いな子、一時的に嫌いな子、様々です。
それと共に親もあの手この手で対応します。
そこで、我が家で実践して効果があった『仕上げ磨き拒否対策を7つ』ご紹介します。
口を開けたら 歯磨きできたら
『褒めまくり作戦』
歯磨きを始めたときから徹底して実践したのは「褒める」こと。
仕上げ磨きで仰向けに寝たら褒める。
歯ブラシを口に入れただけで褒める。
歯ブラシを左右上下に動かしただけで褒める。
とにかく褒めちぎるッ!!
褒めるのはタダです。
「褒めて伸ばせ」という育児を歯磨きにも使います。
子供は嬉しくなって、歯磨きそのものにポジティブな印象を抱きやすくなります。
いつ終わるかが分かるように
『カウント作戦』
暑がりの息子は同じ体勢を保つことが難しかったです。
そんな時に有効だったのが、終わるまでの時間を数える「カウント作戦」。
「あと10秒!じゅ~う~、きゅ~う~、は~ち~……」
そんな感じでゆっくりカウント&手は素早く動かすのがコツです。
じっとできない子でも、ゴールが見えればもう少しの我慢ができるのでお試しあれ。
注意点はゼロになったら約束通り、仕上げ磨きを切り上げましょう。
「あともうちょっと」を使うとカウントする意味がありませんからね。
テレビや動画の力を借りた
『歌や好きなキャラクターと楽しく歯磨き作戦』
多くのパパさん、ママさんがアンパンマンやしまじろう、はらぺこあおむしに助けられたと思います。
王道中の王道の対策方法「歌やキャラクターと一緒に楽しく歯磨き作戦」。
最近ではスマホやテレビから、手軽に子供向けキャラと歯磨きの動画を見ることができます。
お子さんの好きなものを見つけて、楽しい歯磨きの時間を実現してみましょう。
歯磨きも遊びにしちゃおう
『ごっこ遊び作戦』
うちは歯医者さんごっこしてました。
息子さーん、どうぞ~。
これでしばらくは仕上げ磨きも順調にできました。
働く車が好きな子だったら「ブルトーザーが通ります~。ショベルカーが歯の汚れを掘り起こす!ガガガガッ!」ってな感じでも楽しいですね。
女の子には「お姫様の身だしなみ編」みたいなごっこ遊びをすると楽しいかもしれません。
ただの「退屈な時間」を「楽しい遊び」にするだけで、子供はノリノリで口を開けてくれる時があります。
歯磨きしないとどれだけ汚れているかを見せる
『君の歯は汚れているよミラー作戦』
突然、口を頑なに開けない時もあるのが子供。
そんな時は百聞は一見に如かず。
「いかに息子の歯が汚れているのか」を見せました。
鏡で見せてもいいし、歯磨きの最中に取れた汚れを実際に見せるのもオッケー。
自分の口が虫歯のご飯だらけだという事実が認識できれば、自ら歯磨きをして欲しいと言ってきたりもします。
息子は歯磨きを泣くほど嫌がっていたとしても、口から出てきた食べ残しをみせるだけで涙は治まりました。
宝探しのように「まだお口に食べ残しは残ってないかなぁ~??…あ!あったあった!」と状況説明をしながらやると、大人しく口を開けててくれました。
ごっこ遊びとの合わせ技で、さっきまでの愚図りはどこへやら。
チョコレートなど「歯の汚れが分かりやすいもの」は、鏡を見せると真剣に自分の歯を確認。
そんな子供の姿を見るのも面白いですよ。
イヤイヤ期と重なってギャン泣き歯磨き拒否
『最終奥義!ホールド作戦』
あの手この手を使おうが、どんなになだめようが仕上げ磨きを拒否される日があります。
そんな時は強制ホールド。
足で両腕を抑えて仕上げ強行です。
大きな口を開けて泣くので歯磨きはしやすいです。
が、歯ブラシは噛まれボロボロになるでしょう。
磨く時間が長いと子供への負担も大きくなるため、手短に済ませます。
この歯磨き方法には賛否両論あるでしょうが、我が家の方針は「歯は一生もの、子供の機嫌より歯磨き優先」。
数十年後を見据えると、イヤイヤ期だろうが1日1日の歯のケアが重要。
ということで、イヤイヤ期の時期は割とホールドしてました。
3歳~4歳の間にイヤイヤ期が落ち着いたのと同時に、ホールドはしていません。
今では自分で寝転がって口を開いてくれます。
3歳過ぎからはフロスケアも継続しています。
どんなにしっかり歯磨きしても、フロスをすると汚れがついています。
おすすめの「フロス」や「歯間ブラシ」はこちらで紹介しています。
コミュニケーションが取れるようになったとき
『親の背中を見せる戦法』
どんなに息子へ「歯磨きをしなさい」と注意したところで、親が歯磨きをしている姿を見せなければ説得力がありません。
脱イヤイヤ期でも「歯磨きをするのがめんどくさい」という日があります。
そんな時は塩対応。
虫歯になるのが嫌だからね。
息子ちゃんもやるぅぅぅぅ~~!!
構って欲しい、まだ遊びたいという思いから歯磨きを嫌がるなら時間が許す限り相手をします。
が、就寝時間が近づいていたり、本気で歯磨きをする気がない時は上のような対応をすることがあります。
「歯磨き」と「睡眠」は『健康の基本』になりますから、そこはしっかり伝えていきたいと思います。
親が歯磨きしている姿を毎日見ていれば、歯磨きするのが習慣となります。
乳歯のうちには歯磨きはテキトーで、永久歯になったから毎日歯磨きができるようになるわけではありません。
「習慣」とはそれほど健康に重要なものです。
歯磨きを嫌がっても毎日続けてよかった理由
「習慣化」
人生の資産である
「習慣」は一朝一夕で身につくものではありません。
良い習慣こそ、幼少期から習慣化させましょう。
そうすることで、人生の質がワンランクアップします。
食事は栄養補給だけでなく、人生の愉楽です。
年をとっても美味しいものを生まれ持った歯で食べれる。
そんな当たり前のことが幸せに感じる時が私にも、あなたにも、子供にもやってきます。
健康な歯は2,000万円以上の価値があります。
つまり良い習慣を幼少期に身につけるということは、それだけで『人生の資産』となります。
病院は治療ではなく、予防として定期的に通うもの。
『予防医療』の習慣化をするだけで、健康レベルは高水準で保てます。
歯磨きをさせてくれない子への実践対処法 まとめ
- ウシ家は上下の歯が生えた生後10か月頃から歯磨き開始
- 最初は「歯ブラシに慣れる」ところから
- 歯磨き嫌いになるのは親側に原因があるかも
歯磨きが「怖い」「痛い」「退屈」「悪い事」の4つ - 歯磨きしない子対策7選
褒めまくる
終了時間をわかりやすくカウントする
好きな歌やキャラクターと楽しい歯磨き
ごっこ遊び
歯が汚れているのを見せる
ホールドする
親が毎日歯磨きをする姿を見せる - 「毎日歯磨きをする習慣」は『人生の資産』になる
生まれ持った特質は子供によって様々ですから、お子さんの性格やその時の成長や期限によって臨機応変に対応することが必要です。
歯の健康を思うあまり、イライラする日もあるでしょう。
そんな時は夫婦で助け合ったり、手法を変えたりして何とか乗り切るッ!!
歯磨きの習慣は必ず大人になったとき、年を取ったときに「健康」として人生の資産になります。
良い習慣を身につけるためにも、パパママが率先してお手本になってみてはいかがでしょう。