何だかんだ家計簿7年続けてるウシ(@usiwaka125)です。
「反面教師にしてほしい続かない家計簿たち」
張り切って始めた家計簿をやめてしまったことありませんか?
約7割以上もやめていく(マネーフォワード2015年調査)、
というデータがあるくらい続けることは難しいのかもしれません。
せっかく始めたのにやめてしまうのはもったいない。
物事を継続させる最低ラインは『負担に感じないこと』だと思います。
裏を返せば負担になる管理方法だから続かない。
だったらそれを紹介しよう!
この記事は"家計簿が続かない"、"続けたい"、"これから始めようと思っている"人向けの内容です。
当てはまっていたら改善の余地あり。
こんな家計簿は続かない4選
対策方法
【もくじ】
代表的な続かない4つの家計簿たち
自分の失敗談や人の話を元に"やめたくなる家計簿4選"を紹介します。
①自分でもよくわかってない"目的がない家計簿"
②相性が悪い"不一致家計簿"
③思ったほど節約できない"書くだけ家計簿"
④1円でもズレは許されない"貸借対照表"
自分でもよくわかってない「目的がない家計簿」
初めての家計簿、テンプレを使った家計簿でよくみられます。
続かない理由で1番あるあるだと思います。
症状は支出項目の分類がわからない、もしくは適当なこと。
例えば「ジュースは食費?浪費?」とか「1枚のレシートで食品と生活用品かったけどどうしたらいい?」みたいな感じです。
原因は目的が定まっていないから。
家計簿には目的が必ず必要です。
対策:目的をしっかり持つ
なぜ家計簿をつけるのか、を見つけましょう。
そして目的に合った家計簿の基礎を決めます。
最初からうまくいかなくても修正を繰り返せば使いやすい家計簿になります。
おすすめ記事:目的と初期設定は家計簿の軸です
相性が悪い「不一致家計簿」
家計簿が使いにくいならこのタイプかもしれません。
原因はあなたの理想と家計簿の使い方がかみ合ってないから。
家計簿にルールは存在しません。
項目が3項目のもあれば、20以上の項目を使うものもあります。
手書き、アプリ、エクセルなど媒体も様々。
使いにくいまま使い続ける理由はありません。
対策:自分好みのテコ入れをする
特にアプリや市販、テンプレ家計簿は万人にとって使えるものです。
続けやすい家計簿は自分にとって使いやすいもの。
だから自分好みにテコ入れするってのが解決策になります。
媒体、管理方法などどこを改善するかはあなた次第です。
おすすめ記事:手書き、アプリ、エクセルの長所と短所のまとめ
思ったほど節約できない「書くだけ家計簿」
家計簿を付けたらお金が貯まると信じていたのに貯まらない。
だからやめてしまう。
この気持ち、理解できます。
だって家計管理に割いた時間や労力に見合った報酬がなければやる意味ないでしょう。
原因は家計簿=節約と思い込みすぎかもしれません。
対策:効率のいい節約行動をする
モチベーションを維持できる人は報酬を得ていると感じます。
違いは"節約行動"です。
継続できる家計簿には下図のような好循環が生まれています。
食費の節約や光熱費など、我慢を強いられる節約は長続きしにくいです。
節約できたとしても心が痩せこけてしまいます。
しかし世の中には我慢しない節約があります。
それは固定費の削減。
毎月支払いが発生する固定費を安く抑えれば、毎月必ず節約できます。
おすすめ記事:筆者が実際に固定費を節約した話
1円でもズレは許されない「貸借対照表家計簿」
貸借対照表(たいしゃくたいしょうひょう)はバランスシートとも呼ばれ、
企業の財政状態を表す決算書のことです。
このように資産=負債+純資産という計算なので、
締め日には借方(資産)と貸方(負債・純資産)の合計額が必ず一致する仕組みです。
これを家計簿で使うとどうなるか。
金額が違うとさぁ、大変!
レシートの記入漏れやら、夫婦間でのお金の受け渡しについてさかのぼったり。
とにかく原因を見つけなくてはいけません。
事務職やってた私からすると仕事ならいいんですよ。
仕事だからやります。
でも家でやれって言われたらイライラ。
収支±0の家計簿はとてつもない労力と時間を消費します。
対策:貸借対照表をやめる
実は私も最初の家計簿は貸借対照表でやってました。
あまりにストレスがたまるのでやり方を変更。
照合がないだけで本当に楽になりました。
というわけでイライラするなら他の方法を探しましょう。
おすすめの記事:今は手書きとエクセルの併用家計簿を使ってます
続かない4つの家計簿「まとめ」
- 家計簿をつける目的がないと基盤がおろそかになる
対策:目的をよく考える、目的を達成できる基礎を作る - 使いにくい家計簿は長続きしない
対策:自分好みにテコ入れして使いやすくする - 家計簿だけでお金は貯まらない
対策:毎月できる節約行動をする おすすめは固定費削減 - 貸借対照表の家計簿はとても手間がかかる
対策:他の家計簿を使ってみる
私が家計簿を始めたころは3つ当てはまってました。
改善しまくったおかげで現在はストレスなく家計管理できてます。
家計簿をはじめるのはとても素晴らしいこと。
続ける力になれたら嬉しいです。
ではまた。