浴室とキッチンは毎日使うからこそ掃除が面倒だと思ってるウシ(@usiwaka125)です。
さて、大掃除シーズンがやってきました。
浴室の皮脂汚れが毎年悩みの種だったんですが、今年はステンレスブラシで簡単に掃除できると知り実行しました。
ってことで「ステンレスブラシで浴室は本当にきれいになるのか」についてまとめました。
結論。
短時間で床がキレイになって満足。
その反面注意点が2つあります。
それでは本題に参りましょう。
面倒くさがり屋の浴室関係の記事はこちらをご覧ください。
【もくじ】
ステンレスブラシで浴室掃除
「浴室掃除15分」
- 短時間で掃除ができる
- 低コスト
ちょっとお高い洗剤。
浸け置き時間。
一切必要ありません。
500円以内でお風呂場の床黒ずみや石鹸カス、皮脂汚れをあっという間に落とすことができました。
成果はご覧の通り。
くすんでいた床はワントーン明るくなっています。
うちはTOTOのほっカラリ床を使っています。
掃除後の床を拡大するとこんな感じ。
石鹸カスがこびりついていたホース、突き当りの床も白い汚れが見事に消失。
皮脂汚れ、石鹸汚れでアイボリーカラーになっていた浴室椅子も真っ白になりました。
約15分の掃除でここまできれいにできたのはステンレスブラシのおかげです。
使用したステンレスブラシはこちら
浴室掃除の締めに
「防カビ対策」
最後に防カビして浴室掃除の終了です。
うちは家を建てた当時から2~3ヵ月に1回ルックおふろの防カビくん使ってます。
築5年目になりますが未だカビが生えたことはありません。
個人的には折角キレイにしたのだからキープするため、今後の掃除を少しでも楽にするために絶対防カビ対策はやったほうが良いと思います
浴室掃除の締めはコレ!
参考動画
「おそうじダイヤリー」
今回ステンレスブラシを使った掃除の参考にしたのはYoutubeチャンネル「おそうじダイヤリー」さんです。
視聴した時から「やってみたい」という気持ちがあったので行動してみました。
クリーニング業者がおすすめする掃除方法は見るのも楽しいし、目から鱗なんて情報もあります。
おそうじダイヤリーさんを参考に洗濯機汚れチェックした話はこちらで紹介しています。
ステンレスブラシで浴室床大掃除
「やり方」
- 床にお湯か水を撒く
- 浴室用中性洗剤を床に吹きかける
- ステンレスブラシで縦横を撫でる
大事なポイントは2つ。
①床はお湯か水を撒いた状態で掃除すること
床は濡らさないと汚れは落ちませんし、擦ると傷がつきやすいです。
②ゴシゴシとステンレスブラシで擦らないこと
ステンレスブラシはとても強力です。
そんなものでゴシゴシ擦ると床に傷がついて汚れが付きやすくなったり、カビが繁殖しやすくなります。
ブラシが指先に当たるだけでも相当痛いので取扱い要注意。
さて、ここからは画像付きで掃除の様子を紹介します。
普段の掃除は1~2カ月に1回、床をスポンジで擦り洗い。
毎日壁の水切りとクロス拭きをしているといった感じです。
床掃除は怠けてるので汚れが蓄積されてます。
今回は年末大掃除。
かかった時間は約15分でした。
床は濡らした状態で、バスマジックリン(浴室用中性洗剤)をひたすら噴射。
満遍なくバスマジックリンだらけ。
縦横の目に沿ってステンレスブラシをかる~く撫でます。
決してゴシゴシ擦ってはいけませんよ!?
1畳ほどの広さしかないので5分くらいでササッと完了。
後はシャワーで流すだけ。
お次は石鹸カスがこびりついたシャワーホース。
床と同様濡らして床よりも優しくステンレスブラシで擦りました。
ひと撫でしただけで汚れを削り取ってるのが分かります。
石鹸カスは比較的落しやすい汚れですから指で擦るだけでも十分落ちます。
ただそれだと時間がかかってしまうのでステンレスブラシの方が早いと感じました。
最後は浴室の椅子。
ここが一番汚れるんだ。
腰かけたまま頭とか体洗ったり流すもんだから皮脂汚れと石鹸汚れが混ざって、強固な汚れになってるんですよね。
ステンレスブラシで軽く撫でただけで汚れがこんなに落ちました。
ひたすらステンレスブラシで表を擦る。
ただここで一つ気がかりが。
めっちゃ椅子が傷ついてる。
パッと見わかりませんが表面がステンレスブラシの傷跡でザラザラ。
光に当ててよく見ると傷だらけなのが良くわかります。
この椅子の素材はポリプロピレンプラスチックですから本来擦っちゃいけないもの。
今回は擦らずに汚れをとることが面倒になったのでステンレスブラシを使いました。
これが原因でカビや汚れが酷くなったら買い替えることにします。
高さがあるから座るのがラクIKEAの浴室椅子
裏の赤っぽい汚れはカビキラーを噴射して10分ほど放置。
カビキラーを洗い流した後、再びバスマジックリンと柔らかいスポンジで裏表を洗います。
浴室ドアのサッシは使い古しの歯ブラシとお湯で軽く擦り洗い。
ティッシュでゴムパッキンとサッシを噴き上げ。
これでお風呂掃除の完了です!
浴室掃除は「めんどくさい、時間がかかる、大変」という印象が強いんですが、ステンレスブラシを使うとあっという間でした。
使用したステンレスブラシ
ステンレスブラシで浴室床を掃除
「注意点:傷つく」
- 床の素材によっては床が傷だらけになる
- ステンレスブラシは最終奥義
ステンレスブラシは床を傷つける可能性が高い
「床の素材を事前確認しよう」
どんな床でもステンレスブラシを使えばOK!というわけではありません。
ステンレスブラシはいわば研磨して汚れを取っているため、研磨してはいけない床には使ってはいけないのです。
例えば床を凸凹させることで水はけをよくする商品などがあります。
これを研磨すると凸凹がツルツルになり、結果として水はけが悪くなる。
他にも汚れが付着しにくい塗装がしてあるのにも関わらず、研磨したことで塗装が剥がれて汚れやすくなる。
こういった現象が起こる可能性があります。
ですからステンレスブラシ掃除を行う前に必ず、風呂場の床はステンレスブラシを使って良いかを確認してください。
メーカーの公式サイトなどで推奨手入れ方法が紹介されていますよ。
もし、ステンレスブラシを使う場合は隅っこの方で試してみて傷がついていないか確認するようにしましょう。
やってしまってからでは遅いです。
ちなみに壁や天井はステンレスブラシは使ってはいけませんよ!?
100%傷つきますから。
自身でやる場合は全て自己責任であることを理解したうえで行いましょう。
ステンレスブラシは最終奥義
「5年に1回くらいのペースがいいかも」
短時間で驚くほど汚れが落ちたステンレスブラシ。
素晴らしい効果でした。
しかし、この掃除方法は毎週、毎月やるようなものではないと感じました。
数年単位で蓄積された汚れを落とす最終奥義として使ったほうがいい。
なぜならステンレスブラシはどうしても床を傷つけてしまうから。
使用頻度が高ければそれだけ床に傷が増えていく気がします。
大事なのは毎日、毎週の定期的な手入れ。
これさえ怠らなければ浴室はキレイに保つことができます。
ステンレスブラシでの掃除を推奨するメーカーでない限り、研磨しすぎるのはどうかなと疑問が残りました。
TOTOほっカラリ床の掃除の仕方
「公式推奨」
- 床ブラシ
- 浴室用中性洗剤
やり方はステンレスブラシと全く一緒。
ただ道具がステンレスブラシから床ブラシに変わっているだけです。
TOTO公式の掃除グッズ「床ブラシ」
動画を見る限りでは床ブラシだけでも結構きれいになってます。
掃除時間もさほどかかっていない様子。
数年単位の汚れくらいなら床が傷つきにくい床ブラシの方が良いかもしれませんね。
なお、口コミによると似たようなブラシが100均Seriaでも売っているそうですよ。
使いやすいですが、100均に同じ製品と思われるブラシを発見!同じ水色を選んで買って比較したら、おそらく同商品。違うのは黒文字の印刷があるか無いかだけ?でも気がついてよかった。今までブラシの質と値段の高さは比例するのかな?と何となく思っていたけど、そんな事無いんだなと。家はほっからり床なので、メーカー推奨品が100円で手に入るのは、ありがたい。
引用元:Amazonレビュー
床が傷つくのは嫌って方は床ブラシを使ってみてはいかがでしょうか?
浴室床の黒ずみ汚れにステンレスブラシ
「まとめ」
- ほっカラリ床をステンレスブラシで掃除したら短時間でキレイになった
- 石鹸カス、皮脂汚れなんでも落とす
- やり方は床にお湯撒く、バスマジックリン撒く、撫でるようにブラシで擦る
- プラスチック製のスツールにステンレスブラシを使ったら傷だらけになった(当たり前)
- ステンレスブラシはどうあがいても汚れが落とせない、素材的に使ってもOKという場合に限って使うことを許された最終奥義である
- 日頃の手入れが一番大事
- 公式や100均で浴室用床ブラシが販売されている
- 週1回は床ブラシを使った掃除をすることでステンレスブラシは使わなくても済む
- 床ブラシの掃除方法はステンレスブラシと全く同じ
床、傷ついたりしないかな?と私も不安になりました。
これを機に日頃のメンテナンスを大切にしようと意識改革ができたと思います。
みなさんもステンレスブラシの使い方は十分注意しましょうね。