外貨建て保険、入ろうとしてます?
保険営業の言葉を鵜呑みにするのは、後であなたが痛い目みますよ。
今日は私の体験談『ドル建て保険を2年間でで解約した理由』と、『結局自分で投資信託を積み立てする方が利回りが良い』という話をします。
2016年に契約してたった2年で解約したドル建て保険。
39万円の損失となりました。
家、車、保険は人生3大支出に入るほど、数千万円という支出です。
生命保険、学資保険、老後資金の代役として外貨建て保険を勧められているなら要注意です。
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外貨建て保険とは
「外貨種類」と「保険種類」を組み合わせた保険
外貨建て保険とは、払い込んだ保険料が「外貨で運用される」金融商品です。
外貨の種類は米ドル、豪ドル、ユーロ、ウォンなどいくつもあります。
これら「外貨種類」と、個人年金保険、終身保険、養老保険などの「保険の種類」を組み合わせたものをまとめて『外貨建て保険』と呼びます。
日本では身近な米ドルを選択しやすいのではないでしょうか。
外貨建てですから、為替相場によって毎月の保険料は変動します。
例えば100ドルの積立てだった場合、先月の為替相場が110円なら11,000円、今月の為替相場が115円なら11,500円など保険料は変動します。
受け取るときも当然同じように変動します。
為替レートは為替手数料を含むので保険会社所定で決定します。
為替手数料とは、円から外貨に交換する時に金融機関に支払う手数料の事です。
通貨の種類や、金融機関によって手数料は異なります。
当たり前ですが、毎月積み立てるなら手数料が安い方がお得になります。
米ドル建て保険を契約した経緯
- 子供が産まれたため、教育費について聞きたくて保険無料相談窓口へ行く
- 保険営業の話を聞く
- ネットで調べる
- ドル建て保険を契約した
保険営業から言われた米ドル建て保険のメリット
ここで勧められたのが「外貨建て保険」でした。
担当だった女性店長曰く、外貨建て保険にはこんなメリットがあるそうです。
・死亡保障もついてます
・20年後から返戻率100%になるので、好きな時に解約できます
・解約しないままだと返戻率も上がり続けます
・もし、保険料が支払えなくなったら、「払い込み済み」としてそのまま保障を持ち続けることができます。
・為替リスクはありますが、良いタイミングまで持ち続けることができます
・今はドル安なのでタイミング的にはいいのでは?(当時ドル103.80円)
・資産を外貨で持っておくとリスク分散になります
・お子様が将来、海外に行くときにそのまま使えます
めっちゃメリットあるじゃんか!!
と思ったあなた、気を付けてください。
全ては契約のための言い回し。
耳当たりのいい言葉を並べて、顧客の不安をかき消しているのでしょう。
しかし当時は「はいはい」と話を聞き、ネットで外貨建て保険のメリットデメリットを比較。
店長の話を聞いて、メリットの方が大きいと刷り込まれていた脳は、自分の都合のいいようにメリットを過大評価した結果、後日ソニーのドル建て終身保険に加入しました。