【初心者が自作する】ゲーミングPCのマザボ選び

この記事は節約のために初めてゲーミングPCを自作する女の備忘録記事です。

今回選ぶのはマザーボード。
CPUに合ったソケットのマザボを選ぶのが鉄則。

私はASRock B650M Pro RSを選びました。

ゲーミングPC構成の流れ
  1. 予算
  2. グラフィックボード
  3. CPU
  4. マザーボード ←本記事ではココを紹介
  5. メモリー・ストレージ
  6. CPUクーラー
  7. 電源ユニット
  8. PCケース
  9. モニター(必要であれば)
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ミドルモデルPCに積むマザボ選び

私のマザボの選び方
  1. CPU、CPUクーラーに適応したソケット ⇒AM5
  2. M.2SSDの規格とスロット数 ⇒3つあれば充分
  3. メーカー、デザイン、予算 ⇒ASRok、落ち着いたデザイン、2万円前後
  4. メモリ規格とスロット数 ⇒こだわりなし
  5. PCケースに入るサイズか ⇒最後に決める

マザボ選びは価格.com(外部サイト)で済ませました。
当てはまる条件を絞り込み条件にチェックを入れて検索。
するとB650のチップセットが当てはまりました。

……だけでは記事が終わってしまうので、私の条件である①~③をひとつずつ紹介します。
④メモリと⑤PCケースに関しては、既に使いたいものがある場合のみ考慮します。
私はこだわりがないのでマザボ選びの指標にしてません。

CPU、CPUクーラーに適応したソケット

例外なく「CPUに合うソケットを選ぶ」はマザボ選びの絶対条件です。

ソケットとは、マザーボードのCPUを取り付ける部分のこと。

このソケットの形はCPUメーカー、ブランド、世代で変わります。
つまりIntelはIntelの。
RyzenにはRyzenに適応したソケットを持つマザーボードがあるってことです。

仮にCPUに合っていないソケットだと物理的にCPUが取り付けれません。
マザボの買い直しになります。
だからマザーボードを選ぶときは必ずCPUに適応したソケットを買ってください。

適応ソケットは"CPUまとめWIKI"が参考になりました。
Intel製CPU一覧

AMD製CPU一覧
AMD製APU一覧
(各リンク・外部サイトへ)

私はRyzen 7シリーズのCPUだからAM5ソケットのマザボから選びます。

ウシ

ソケットの規格で使えるマザーボードが絞られるよ。

M.2SSDの規格とスロット数

PCのストレージはM.2SSDが主流。
M.2SSDを挿し込む場所をスロットと呼びます。

M.2SSDスロットはいくつあれば足りるか考えました。
確実に使うであろうゲーム用に1スロット、写真や動画保存で1スロット。
2スロットで足りそうです。

マザボにはチップセットがあります。
Intel「Z890」、AMD「X670」とかそういうの。
Intelは「Z」が最上位モデル、AMDは「X」が最上位モデルです。
上位モデルであるほどマザボの価格は上がります。

チップセットの違いによりオーバークロック、ストレージスロット数、PCI-Expressのレーン数、USBポートの規格や数などが異なります。
ゲームや写真動画の保存で使うためストレージスロット数は気にしました。

例えばAMDのB650はM.2SSDスロットが3つ、うち1つはヒートシンク付きです。
しかしワンランク上位のB850は4スロット、うち1つがヒートシンク付き。

私の場合は3スロットあるB650で良さそうです。

ウシ

ヒートシンクはあると助かるけど、後からでも買い足せますよ。

メーカー、デザイン、予算

ソケットはAM5。
チップセットはB650。

BTOでずっとASRockを使っていたのでメーカーはASRockに決定。
デザインはピカピカ光らない落ち着いたものにしたい。
予算は2万円前後。

以上の条件を価格.comで絞り込み。
マザボ候補を3つに絞りました。

候補に挙がったマザーボード

マザーボード価格フォーム
ファクタ
M.2SSD
スロット数
PCI-Express 16XUSBBluetooth
B650 Steel Legend WiFi29,980円ATX1x PCI Express 5.0
1x PCI Express 3.0
USB3.2 Gen2x2 Type-Cx1
USB3.2 Gen2 Type-Ax1
USB3.2 Gen1 Type-Ax4
USB2.0x4
B650M Pro RS15,000円MicroATX1x PCI Express 4.0
1x PCI Express 3.0
USB3.2 Gen2 Type-Ax1/Type-Cx1
USB3.2 Gen1 Type-Ax2
USB2.0x4
×
B650 PG Loghtning WiFi
(ドスパラ限定モデル)
19,980円ATX2x PCI Express 4.0USB3.2 Gen2x2 Type-Cx1
USB3.2 Gen1 Type-Ax7
USB2.0x4

大きな違いは価格とUSB規格やポート数でした。

予算的にB650M Pro RSとB650 PG Loghtning WiFiの2択。

USBの使い道はマウス、キーボード、ブログ用のUSB、HDDでの画像動画転送くらい。
PCケースにもUSBポートがつくのでマザーボードUSBポートは4つあればOK。

というわけでB650M Pro RSに決まり。

九朗

マザボ選びって意外と簡単なんだね。

ウシ

CPUとソケットの形状さえあっていれば大きな失敗はしないと思う。
あとは自分がPCに何を求めるか次第。

九朗

ソケット以外に「こうしとけ」ってのある?

ウシ

I/Oパネル一体型にしろってくらいかな。

初心者はI/Oバックパネル一体型にしよう

自作PC初心者なら迷わずI/O バックパネル一体型のマザボにしましょう。

写真はI/Oパネル一体型のマザボです。
一体型はPCケースの四角に合わせてマザボをはめるだけ。
とても簡単に組み立てれます。

一方でマザボとI/Oパネルがバラバラの製品があります。
こういう場合は、まずI/OパネルをPCケースに取り付け、パネルにポートが合うようマザボを取り付けます。

別パネルだとめんどうな上にリスクがありまくる。
・パネルのツメで手をケガする
・うまく取り付けれなくてイライラする
・パネルの上下を間違える
・ツメがUSBやLANポートに食い込むことがある
・ツメがポートに食い込んだ状態で通電するとショートして最悪マザボの故障や発火が起こる

最悪の想定なんてしたくないよ。

安いマザボほどI/Oパネルは別になりがち。
しかし、同じ価格帯でも別パネルと一体型の製品があります。

マザボはI/Oパネル一体型。
頭の片隅にでも置いといてください。

参考動画

 自作ゲーミングPCを壊す失敗!I/Oパネルの爪がマザーボードに食い込む

ウシ

ソケット形状さえ覚えておけば構成で迷うことはないです。
拡張性を優先するか、予算を優先するか。
悩むのはそれくらいでした。

次回はメモリとストレージ選びです。ではまた。

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