この記事は節約のために初めてゲーミングPCを自作する女の備忘録記事です。
今回選ぶのはマザーボード。
CPUに合ったソケットのマザボを選ぶのが鉄則。
私はASRock B650M Pro RSを選びました。
ミドルモデルPCに積むマザボ選び
- CPU、CPUクーラーに適応したソケット ⇒AM5
- M.2SSDの規格とスロット数 ⇒3つあれば充分
- メーカー、デザイン、予算 ⇒ASRok、落ち着いたデザイン、2万円前後
メモリ規格とスロット数 ⇒こだわりなしPCケースに入るサイズか ⇒最後に決める
マザボ選びは価格.com(外部サイト)で済ませました。
当てはまる条件を絞り込み条件にチェックを入れて検索。
するとB650のチップセットが当てはまりました。
……だけでは記事が終わってしまうので、私の条件である①~③をひとつずつ紹介します。
④メモリと⑤PCケースに関しては、既に使いたいものがある場合のみ考慮します。
私はこだわりがないのでマザボ選びの指標にしてません。
CPU、CPUクーラーに適応したソケット
例外なく「CPUに合うソケットを選ぶ」はマザボ選びの絶対条件です。
このソケットの形はCPUメーカー、ブランド、世代で変わります。
つまりIntelはIntelの。
RyzenにはRyzenに適応したソケットを持つマザーボードがあるってことです。
仮にCPUに合っていないソケットだと物理的にCPUが取り付けれません。
マザボの買い直しになります。
だからマザーボードを選ぶときは必ずCPUに適応したソケットを買ってください。
適応ソケットは"CPUまとめWIKI"が参考になりました。
Intel製CPU一覧
AMD製CPU一覧
AMD製APU一覧(各リンク・外部サイトへ)
私はRyzen 7シリーズのCPUだからAM5ソケットのマザボから選びます。
ソケットの規格で使えるマザーボードが絞られるよ。
M.2SSDの規格とスロット数
PCのストレージはM.2SSDが主流。
M.2SSDを挿し込む場所をスロットと呼びます。
M.2SSDスロットはいくつあれば足りるか考えました。
確実に使うであろうゲーム用に1スロット、写真や動画保存で1スロット。
2スロットで足りそうです。
マザボにはチップセットがあります。
Intel「Z890」、AMD「X670」とかそういうの。
Intelは「Z」が最上位モデル、AMDは「X」が最上位モデルです。
上位モデルであるほどマザボの価格は上がります。
チップセットの違いによりオーバークロック、ストレージスロット数、PCI-Expressのレーン数、USBポートの規格や数などが異なります。
ゲームや写真動画の保存で使うためストレージスロット数は気にしました。
例えばAMDのB650はM.2SSDスロットが3つ、うち1つはヒートシンク付きです。
しかしワンランク上位のB850は4スロット、うち1つがヒートシンク付き。
私の場合は3スロットあるB650で良さそうです。
ヒートシンクはあると助かるけど、後からでも買い足せますよ。
メーカー、デザイン、予算
ソケットはAM5。
チップセットはB650。
BTOでずっとASRockを使っていたのでメーカーはASRockに決定。
デザインはピカピカ光らない落ち着いたものにしたい。
予算は2万円前後。
以上の条件を価格.comで絞り込み。
マザボ候補を3つに絞りました。
候補に挙がったマザーボード
マザーボード | 価格 | フォーム ファクタ | M.2SSD スロット数 | PCI-Express 16X | USB | Bluetooth |
---|---|---|---|---|---|---|
B650 Steel Legend WiFi | 29,980円 | ATX | 3 | 1x PCI Express 5.0 1x PCI Express 3.0 | USB3.2 Gen2x2 Type-Cx1 USB3.2 Gen2 Type-Ax1 USB3.2 Gen1 Type-Ax4 USB2.0x4 | 〇 |
B650M Pro RS | 15,000円 | MicroATX | 1x PCI Express 4.0 1x PCI Express 3.0 | USB3.2 Gen2 Type-Ax1/Type-Cx1 USB3.2 Gen1 Type-Ax2 USB2.0x4 | × | |
B650 PG Loghtning WiFi (ドスパラ限定モデル) | 19,980円 | ATX | 2x PCI Express 4.0 | USB3.2 Gen2x2 Type-Cx1 USB3.2 Gen1 Type-Ax7 USB2.0x4 | 〇 |
大きな違いは価格とUSB規格やポート数でした。
予算的にB650M Pro RSとB650 PG Loghtning WiFiの2択。
USBの使い道はマウス、キーボード、ブログ用のUSB、HDDでの画像動画転送くらい。
PCケースにもUSBポートがつくのでマザーボードUSBポートは4つあればOK。
というわけでB650M Pro RSに決まり。
マザボ選びって意外と簡単なんだね。
CPUとソケットの形状さえあっていれば大きな失敗はしないと思う。
あとは自分がPCに何を求めるか次第。
ソケット以外に「こうしとけ」ってのある?
I/Oパネル一体型にしろってくらいかな。
初心者はI/Oバックパネル一体型にしよう
自作PC初心者なら迷わずI/O バックパネル一体型のマザボにしましょう。
写真はI/Oパネル一体型のマザボです。
一体型はPCケースの四角に合わせてマザボをはめるだけ。
とても簡単に組み立てれます。
一方でマザボとI/Oパネルがバラバラの製品があります。
こういう場合は、まずI/OパネルをPCケースに取り付け、パネルにポートが合うようマザボを取り付けます。
別パネルだとめんどうな上にリスクがありまくる。
・パネルのツメで手をケガする
・うまく取り付けれなくてイライラする
・パネルの上下を間違える
・ツメがUSBやLANポートに食い込むことがある
・ツメがポートに食い込んだ状態で通電するとショートして最悪マザボの故障や発火が起こる
最悪の想定なんてしたくないよ。
安いマザボほどI/Oパネルは別になりがち。
しかし、同じ価格帯でも別パネルと一体型の製品があります。
マザボはI/Oパネル一体型。
頭の片隅にでも置いといてください。
参考動画
自作ゲーミングPCを壊す失敗!I/Oパネルの爪がマザーボードに食い込む
ソケット形状さえ覚えておけば構成で迷うことはないです。
拡張性を優先するか、予算を優先するか。
悩むのはそれくらいでした。
次回はメモリとストレージ選びです。ではまた。