この記事は、IKEAエーケトで実用的なフィギュアケースを作った体験記事です。
推し２名を寝室に飾りたい。
しかし納得いくケースが見つからず半年が経過。
たまたまＩＫＥＡに行ったらビビッと来る収納棚を発見しました。
採寸してサイズ感もバッチリ♪
と言うわけで、EKET（エーケト）で寝室用フィギュアケースを作るぞッ！
【もくじ】
実用的なフィギュアケースを作るならIKEAエーケト
念願だった光るケースが完成しました。
ライトテープがあるとより立体感が出てかっこいい。
ベッドの両サイドに設置してます。
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重ねて収納できるIKEAのエーケトシリーズ
シンプルなデザインでどんな部屋にも馴染むIKEAの収納"エーケトシリーズ"。
脚付きから壁付けまで取付方法が選べるもの特徴。
デッドスペースになりがちな壁に収納を増やせます。
使ったのは小さいキューブ型のキャビネット。
シリーズでは最もカラーバリエーション豊富で全８色。
購入当時は4,000円でしたがIKEAの価格改正により3,500円に値下げしました。
フィギュアケースにエーケトを選んだ理由
「カラー・実用性・加工のしやすさ」
全てクリアしたのはエーケトだけでした。
もとより寝室に設置することは決めていた推しフィギュア。
①調査兵団カラーで寝室にも馴染みそうなグレーグリーンがあった
②サイドテーブル代わりになる高さとデザイン
③埃を遮断しつつ中は見えるガラス扉
④LEDテープを後付けできる作り
どこをどう切り取ってもエーケトの一人勝ち。
少量のグッズを飾るなら超おすすめ。
開き戸のメリット・デメリット
フィギュアの最大の敵は埃と紫外線です。
扉付きだと埃がかぶりにくく、経年劣化を遅らせることができます。
本棚などにそのままフィギュアを飾ると埃をかぶりますよね。
小まめに手入れすればいいんですけどズボラなのでやらない。
手入れしない＆太陽光のせいで過去にいくつかフィギュアをダメにした経験があります。
そこで直射日光が入りにくい寝室に置く扉付きケースを探してました。
エーケトは開き戸タイプ。
引き戸と比べるとやや埃が入りやすいですが、そのまま飾るより圧倒的に埃を防げます。
UVカットで安心
コレクションケース各種
埃を取るなら専用ブラシまたはエアダスターが主流
フィギュアを傷つけません
エーケトのデメリットは重さと指紋のつきやすさでしょう。
ガラス扉は分厚く重たいです。
組立時にうっかり落とせば床が凹むし割れるかも。
あと指紋がつきやすいので定期的に拭き掃除したほうが良さそう。
指紋掃除はティッシュなどにアルコール消毒液をしみこませて拭きます。
無水エタノールがあれば自宅で液が作れますよ。
めんどくさければマジックリンのガラスクリーナーがおすすめです。
フィギュアケース作りに必要なものと組み立て方
エーケトの組み立て時間は成人男性でおよそ２０分。
力が必要なときがあるので女性一人ならもう少し時間がかかるかも。
フィギュアが設置できるか採寸
定規やスケールを使ってフィギュアの「幅・高さ・奥行」を測ります。
動くタイプのフィギュアなら目いっぱいの状態で採寸しましょう。
次にフィギュアが入るかケースの内寸を測ります。
ギリギリだと窮屈だし、広すぎるとフィギュアの存在感がイマイチ。
今回は上から見下ろすケースだから高さは度外視。
メモリアルカードと色紙を一緒に飾りたかったのでかなり大きめのケースにしてます。
フィギュアのサイズが違うからケース選びが難しかった。
だいぶ余白があるから背景を自作するか、他に飾るもの入れるか悩み中。
ディスプレイ方法を考えるのは大変だけど楽しいね。
用意する部材と工具
- 部材（エーケト・ガラス扉・脚）
- ドライバー
- テープライト（LEDテープとも言う）
- マスキングテープ（必要なら）
- 電動ドリル（あれば）
左がエーケト、真ん中にテープライトと２口USBポート、右がガラス扉です。
写真には写ってませんが電動ドリルやドライバーなどの工具を用意しています。
脚はエーケトメタル/ブラック。
エーケトの組み立てはドライバーさえあればできます。
組み立てに必要なものは付属品にあるので困りません。
ＤＩＹするなら持ってて損しない電動ドリルセット
エーケトの組み立てとテープライトの配線
では組み立てていきましょう。
開封した段ボールを下に敷いて床が傷つかないように作業します。
IKEAから組立動画を見ながらやると安心ですね。
EKET/エーケト 組み立て方のコツ
まずフレームを組み立てます。
板には番号が振ってあります。
必ず「１」と記載された板からスタートしましょう。
差し込み溝が他の板と違うから。
背面が合うようにして凹凸をはめ込みます。
段差ができるので押すなどしてフレームを固定させます。
ゴムハンマーがあればいいけど、なければ緩衝材を挟んで叩けばOK。
３辺が完成したら背面を挿し込み、最後の４辺も同様に組み立てます。
しっかりした作りでバラすのが大変そう。
黒ポッチで背面板を固定します。
力はいりますが指圧でできました。
さらに背面に緩衝キャップを取り付け。
壁付けする場合は付属パーツを使って取り付けます。
が、今回は脚ありバージョンにします。
脚の付属パーツを使ってネジ穴位置に目印をつけてます。
電動ドリルがなければ穴あけは不要。
そのまま次へ進んでください。
１脚につき４カ所、全部で１６カ所をネジで締めます。
電動ドリルがあるとマジで楽。
これまた付属パーツを使って扉を取り付ける金具のネジ穴に目印を付けます。
脚と同様、穴あけしてますがやらなくても平気。
やった方がネジ締めしやすかったり、割れにくいってだけ。
今更だけどフレームが邪魔でまっすぐ穴あけできてない。
フレーム組立前に穴開けとくべきだった。
蝶番を２カ所取り付けます。
ガラスに貼ってある保護フィルムの白い部分を剥がします。
金具に保護フィルムを挿し込んでドライバーで固定します。
左開きか右開きの好きな方で構いません。
取手は子どもでも組み立てれます。
いよいよテープライトの配線。
配線通し穴を電ドリで開けてます。
意外と分厚いから工具じゃないと開けるのが難しいと思います。
どうやって配線するかはケース設置場所とコンセント位置で考えてください。
私は目立ちにくい背面上部から配線を通しました。
１本のテープライトで光らせるからコの字に決定。
２本のほうが見栄えがいいかも。
普段は上から見下ろすので配線の乱れはほぼ気になりません。
兵長の配線は逆コの字にしました。
ハンジさんと対みたいな感じ。
テープライトはIKEAのヴァッテンステン１ｍを使用。
電源はソニーのUSB ACアダプター。
IKEAに899円の３口USBアダプターがあったけど配線の見栄えが悪かったのでやめました。
兵長のテープライトは延長ケーブルを追加してます。
テープライト関連の追加購入アイテム
ヴァッテンステンの寿命は25,000時間。
余裕で５年は使えそうですが、劣化や断線などによりテープを交換するときがやってきます。
剥がすときにフレームを傷つけないようにセリアのマスキングテープを貼り、その上にライトテープを貼りました。
フィギュアケースにかかった費用
| 商品 | 数量 | 金額 |
|---|---|---|
| エーケト | 2 | 8,000円 |
| ガラス扉 | 2 | 4,000円 |
| 脚 | 2 | 3,000円 |
| ヴァッテンステン 1m | 2 | 1,998円 |
| USB延長コード | 1 | 539円 |
| USB電源アダプター | 1 | 1,880円 |
| マスキングテープ | 1 | 110円 |
| 合計 | 19,527円 |
延長コードなしの１セットなら8,109円。
壁付けであれば6,109円。
カスタマイズしやすいので費用を抑えようと思えば安くできるのがDIYの醍醐味です。
テープライトを使うときの注意点
最後にテープライトの仕様上の種類・購入元についてまとめて終わります。
同じフィギュアでも光次第で見え方が変わるからあなどれません。
はじめてライトテープを使ったけどあるのとないのとでは雲泥の差。
もっと研究して推しを魅力的に仕上げたいと思いました。
では注意点から。
切断箇所が決まっている
切って長さを調整できるタイプのテープライトがあります。
IKEAのヴァッテンステンも切っていいやつ。
ただし、切断していい場所は決まってて写真のようにハサミマークがついてます。
目印以外で切ってしまうと点灯しなくなる恐れがあります。
商品によって仕様が異なるので切断する前に必ず説明書を見て確認してくださいね。
カットして余った部分ってそのまま点灯するの？
再利用とかできる？
カットした先は点灯しないのもあるし、正しい切断箇所でカットした残りなら電源供給プラグにつければ使えるのもある。
商品によるから説明書を読もうね。
LEDテープは熱くなる
LEDチップと基盤が発熱します。
狭くて通気性が悪い空間だと熱がこもりやすく、フィギュアを劣化させる要因になります。
高温多湿のままにしておくと表面のベタつきや変色、塗装剥がれが起こります。
ベタつきを取るには中性洗剤につけ置きや泡で洗うのが一般的。
ただし作りが細かいフィギュアだと細心の注意を払わないといけません。
ちなみに箱に入れっぱなしでも同じような劣化が起こるので要注意。
要するにUVカットケースに入れて適切な温度と湿度で保管するのが推しを美しく保つ秘訣というわけです。
形あるものの劣化を完全に防ぐなんて不可能。
もしあれば魔法だよ。
少しでも長くいい状態を保つために空気の入れ替え、温度湿度管理をするんだ。
推しを美しく保つ努力は自分次第だね。
100均や変色LEDテープで推しを愛でよう
テープライトにはいろんな種類があります。
手軽に買うなら100均ですね。
ダイソーなら330円～550円でLEDテープが販売されています。
ホワイト・ブルー・ピンクなどの単色からリモコン付きで変色できるものまで様々。
推しカラーやフィギュアの魅せ方、部屋の雰囲気に合ったカラーコーディネートが手軽にできます。
さらにミラー付きライトを使えば多角的にフィギュアを眺めれる。
クリップ式ライトやスタンド式ライトであればライトアップやスポットライトみたいな使い方をしても面白いかも。
ホームセンターやネット通販でも取り扱っているので入手で困ることはなさそう。
ライトの色、明るさ、照らす方向など推しの魅力を最大限引き出すディスプレイを考えるのがLEDテープを使う楽しみだと思います。
ネット通販でLEDテープをチェックしてみる
さりげなくフィギュアを飾れるエーケト。
大満足です。
IKEAの棚にも推しを飾ってるのでそちらの記事も読んでみてください。
ではまた。
