この記事は機械いじりなんてしたことがない女がゲーミングPCを自作した備忘録記事です。
今回はグラフィックボードを選びます。
グラフィックボードとは映像やゲームの画像処理するパーツであり、快適に遊べるかはグラボでほぼ決まります。
グラフィックボードの選び方
グラボ選びで気を付けるポイントは次の4つ。
売れ筋グラフィックボードを知る
NVIDIAをずっと使ってきたので今回もNVIDIAにします。
性能については無知なのでグラボ関連の動画を1.75倍速で片っ端から視聴。
わからない単語は都度調べました。
初心者が参考になった動画を2つ貼っておきます。
情報は古くなりますからその都度調べましょう。
参考動画
コスパ最強決定戦!おすすめのグラフィックボード8選&GrForce・Radeonの違いについても徹底解説
【グラボ】2024年決定版!GPUを比較し、君にオススメのGPUを紹介!GeForceとRadeonの特徴や、RTX 4060とRX 7600の違いなど、これを見れば自作PC初心者でも分かっちゃう!
2024年10月時点、価格ドットコム(外部サイト)ではハイエンドのRTX 4070 SUPERが人気。
ってことは「ミドルスペックだとRTX 4060あたりか」と予想。
売れ筋と性能、予算から候補を下の3つに絞りました。
価格は2024年10月時点の最安値(私調べ)。
性能(Time Spy) | グラフィックボード | 価格 |
---|---|---|
9,046 | GeForce RTX 3060 8GB | 36,800円 |
13,493 | GeForce RTX 4060 Ti 8GB | 55,000円 |
21,116 | GeForce RTX 4070 SUPER | 102,980円 |
RTX 4070 SUPER……高けぇよ。
予算20万円だと中堅のRTX 4060 Tiくらいが現実的か。
必要なグラボ性能を把握
元はNVIDIA GeForce GTX 660という化石グラボで遊べてたゲームたち。
RTX 4060 Tiなら余裕でサクサク遊べるはずです。
鉄拳8を買うつもりなので合わせて要求スペックを確認しておきます。
steam→ライブラリ→各ゲームのストアショップで下へ進むと推奨環境が記載されています。
steam以外であれば公式サイトなどから調べましょう。
グラボ要求スペックが最も高かったのは鉄拳8。
ミドルのグラボで問題なさそうです。
どれくらい性能差があるの?
ってことでTechnical CITY(外部サイト)で比較してみました。
要求スペックのRTX 2070に対して41%性能が高いRTX 4060 Ti。
RTX 4060 TiとRTX 4070 USUPERを比較。
さすがハイエンド。
文句なしの性能です。
だけど予算的に10万円越えはちと厳しい。
妥協してRTX 4060 Tiにします。
Technical CITYは登録不要、無料で使える比較サイト。
グラフィックボードやCPU比較やランキングのほか、ゲームタイトル別に起動できる構成かを確認してくれる初心者にはありがたいサイトでした。
メーカー保証期間の比較
グラボメーカーとは何ぞや?
グラボの心臓であるGPUチップを開発、設計しているのがNVIDIA。
そしてGPUチップを搭載したグラフィックボードを作るのが各ハードウェアメーカーです。
同じ型でもファン数やデザイン、価格がメーカーごとに違うのはこのため。
だからRTX 4060 Tiと言っても市場にはいくつもの製品が存在します。
さらにメーカーや製品で保証期間が違います。
自作PCは不具合があれば各パーツのメーカー保証を使います。
つまり、メーカー選びはPCパーツを選ぶ指標のひとつであるというわけです。
主なメーカー | グラボ保証期間 |
---|---|
ASUS | 無償:購入日より1年間 有償:購入日より1年経過より3年まで |
MSI | 1年間 |
GIGABYTE | 2年間 4年保証対象モデルは事前登録が必要 |
玄人志向 | 購入日より1~5年間(キワモノシリーズ製品を除く) GALAKURO GAMINGシリーズは3年保証 |
ZOTAC | 購入日より1年間 |
ASRock | 購入日より1~2年間 |
Palit Microsystems | 購入日より1年間 |
玄人志向にしたかったけど買うタイミングを見計らってるうちに売り切れに。
仕方なくGIGABYTEのRTX 4060 Ti 8GBを買いました。
保証期間が長いから良しとします。
参考動画
グラボ・マザボメーカー故障率。買ってはいけないグラボ&マザボメーカーは?
映像端子とサイズチェック
最近の映像端子はHDMIとDisplayPortが主流です。
新しい規格はDisplayPort。
より美しく高リフレッシュレートに対応します。
古いモニターを使う場合は端子が使えるか見ておきましょう。
モニターを複数使いたければ最大ディスプレイ接続台数も確認しておきましょう。
私はHDMIとDisplayPortが1つずつあれば充分。
モニターも1つだけしか使いません。
私が購入したGIGABYTE RTX 4060 TiはHDMI2.1a x2、DisplayPort1.4a x2、最大4台まで接続可能。
使いこなせないほどついてました。
「グラボが長すぎてケースに納まらない」。
やらかしを撲滅すべく、グラボサイズがPCケースの対応サイズ内か調べましょう。
基本は説明書に記載されていますが、なければ口コミで調べます。
あと自動でサイズが合うか調べてくれるサイトがありました。
絶対正しいわけではないため、自身で確認しておくのが一番ですね。
おすすめサイト
自作PCパーツの見積もり・互換性チェックツール(外部サイト)
欲しいときが買いどきって割り切る
ゲーミングPCパーツで一番高額だけど選ぶのは簡単です。
「金があるなら一番いいやつ選んどけ」が最適解。
って言っても予算があるので性能と価格を天秤にぶら下げるけど。
色々調べたけどグラボはどのパーツよりお金をかけるって認識でした。
あとは買うタイミングですね。
ハイエンドモデルが発売されるとか、為替によって価格変動が起こります。
万単位で価格が変わります。
初心者には買い時がわかりにくいったらありゃしない。
安さを求める私は泥臭く、価格相場を毎日調べました。
価格ドットコムはそういう意味ではとても助かるサイトです。
ただ、安さを求めると心が疲れるんです。
最安値を逃すといい気がしません。
「欲しい時が買い時」と割り切るのも大切だと学びました。
性能、保証期間、映像端子とサイズ。
この4つだけ気にして選んだけどNVIDIAのグラボは大丈夫でした。
購入したのはGIGABYTEのRTX 4060 Ti 8GB。
他にAMDとIntelのGPUチップグラボもあるけど使ったことない。
はじめての自作だからこそ知ってるメーカーだと気分的に安心します。
次はCPU選びですね。ではまた。