【基礎知識】自動車任意保険に未加入はどうヤバイ

任意保険は問答無用で加入しなさい。

莫大な賠償金を請求されます。

もし、人の命を奪ったら?

もし、相手に後遺症が残ったら?


あなたはその覚悟をもって、任意保険を選んでいますか?

任意保険未加入なんて、論外です。


今日は自動車任意保険の役割について、わかりやすく解説したいと思います。

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任意保険未加入率は4台に1台

だということが、会員保険会社数35社が加盟する「損害保険料率算出機構」の2019年3月までの統計によって公表されました。

対人、対物の賠償ができない車が4台に1台いるという事です。

全国平均値でも正直、多いなと感じました。



都道府県別でみると、最も加入率が高いのは京都府です。

対人、対物ともに8割が任意保険に加入しています。

それでも5台に1台は任意保険に入っていないですが。


地方でいうと、九州は3台に1台が任意保険未加入。

ワースト1位は沖縄県。

約半数が未加入という結果でした。

任意保険未加入者は数十万円を一括で支払えない

お金がないから、保険に入らない。

そういう思考の人が多いようです。


最近でもSNSで「任意保険 未加入」がトレンド入りしていました。

大きさも、相手も選べないのが事故です。

起こってからでは遅いですね。

「お金がない」から任意保険に入る

ここで一度、保険とは何かを考えてみましょう。

保険とは

起こる確率は低いけど、もし起こったら路頭に迷うことになる。

だからみんなで少しずつお金を集めて、万が一が起こった人を金銭的に助ける仕組み。

つまり、金がないなら保険に入りましょうってことです。


金がないから保険に入らないのは、自分も相手も不幸にする行為。

そんな車が平然と道路を走ってるのだから、恐ろしいものです。

自賠責保険と任意保険の違いとは義務かどうか

車には2種類の保険があります。

『自賠責保険』と、『任意保険』です。

自賠責保険は別名、強制保険とも呼ばれ、加入するのが義務になっています。

一方任意保険は所有者次第。

補償内容は設定金額によりますが、対人対物の補償上限額は無制限が多いです。


比較してみると、補償内容の違いが分かりやすいですね。

保険種類自賠責保険自動車保険
加入条件全ての車が義務所有者の任意
傷害による損害の限度額
(治療関係書/文書料/休業損失/慰謝料
被害者1名につき
120万円
~無制限
後遺障害による損害の限度額
(逸失利益/慰謝料等)
神経系統・精神・胸腹部臓器に著しい障害を残して介護が必要な場合

常時介護を要する場合(第1級)

4,000万円

随時介護を要する場合(第2級)
3,000万円

上記以外の後遺症
被害者1名につき

(第1級) 3,000万円
(第14級) 75万円
~無制限
死亡による損害限度額
(葬儀費/逸失利益/慰謝料)
被害者1名につき
3,000万円
~無制限
対物無し~無制限
自損事故無し設定金額
その他補償無し有り

任意保険の金額は決して高くない

のにもかかわらず、「お金がない」とか「事故は起こさない」という謎の理論で任意保険に入らないのは迷惑です。


自動車保険は等級や年齢、車種によっても変わりますが、高級車でない限り高くはありません。

うちの今年の車保険は年間38,970円。

月額3,248円です。

ネット保険で自動車保険の見積もりを

してみてください。

ディーラーや販売店で保険を加入したなら、かなり安くなると思います。


気になるネット保険があれば、公式サイトで見積もりを作成して数社を比較しましょう。

めんどくさい方は、一括見積りサイトもあります。


➡【無料で一括見積り 保険スクエアbang!/自動車保険

なお、自動車保険を途中解約しても期間割返金

されて、等級も引き継がれます。


ただし、満期日で等級がワンランクアップするため、途中乗り換えをすると契約日からもう1年後に等級が上がることになります。

乗り換え先の保険に「保険期間通算特則」の制度があれば、乗り換える前の契約満期日に等級があがります。

保険期間通算特則は、保険会社によって異なるのであらかじめ確認しておきましょう。

詳しくは、現在契約している保険会社に問い合わせてください。

自動車保険会社乗り換え手順
  1. 乗り換え先の保険会社を決める

  2. 乗り換え先の保険会社に契約申請する
    (満期日じゃない限り、乗り換え契約である旨を伝えましょう)

  3. 現在契約中の保険会社に解約の連絡をする

  4. 解約書類の必要事項を記入し、返送するなどの手続きをする

ネット保険に切り替えるだけで保険料半額

になることなんてよくあります。

そこで気になるのは『なぜ、ネット保険は安いのか?』

ネット保険が安い理由
  • 代理店に支払う手数料が少ない

  • 人件費のカット

  • 商品設計のコストカット

ディーラーがなぜ保険を紹介しているのか?

それは、販売手数料を保険会社からもらっているからです。


無料保険相談所も同様、実際は私たち契約者の保険料に手数料が上乗せされています。

ネット保険は保険会社と契約者が、インターネットで直接契約するので手数料が発生しません。

さらに、営業の人件費カットや商品設計コストもカットできます。

保険会社もシンプルなプランを用意することで商品設計にかかる時間もコストも減らすことができます。


対人販売型保険よりダイレクト保険(ネット保険)のほうがコストが安い。

だから保険料も安くなるという仕組みです。


プラスα、インターネット割引やゴールド免許割引を活用すると、もっと安くなりますね。

年間5万円が払えないなら車に乗らない

ネット自動車保険にすると、年間保険料は5万円以下になることもあります。

その金額すら支払えないというのであれば、車に乗らない方が自身のため。


とは言え、田舎だと車がないと生活できないですよね。

私も山に囲われたド田舎出身なので、よく理解できます。



新車をローンで買ったりしてませんか?

身の丈に合った車に乗っていますか?


通勤で使う程度なら、新車にこだわる必要はありませんね。

新車で追突事故を起こしたとしたら、ローンもあるし、修理費も高くつきます。

保険を利用すると翌年の保険料も上がります。


相手方へ支払うお金がないなら安い車に乗って、ネット自動車保険で最低限の任意保険に加入しましょう。

絶対ケチるな!賠償保険は無制限

最低限でも、これくらいの補償は付けましょう。

賠償保険とは
  • 対人賠償保険金額 無制限

  • 対物賠償保険金額 無制限

  • 人身傷害保険 車内外ともに補償

  • 弁護士費用特約 付帯する

  • 個人賠償責任特約 付帯する

対人・対物賠償保険金額 無制限

相手方に対する補償です。

歩行者、相手の車の搭乗者が対象です。

自分サイドが死傷しても対象外。


仮に人を死亡させた場合は、その人の生涯年収以上は倍賞瀬給されます。


過去最高の高額賠償額は5憶843万円です。

平成23年に41歳男性、眼科開業医が事故で亡くなりました。

事故前4年間の平均所得は5,500万円を超える高所得者でした。


事故は相手を選べません。

だから対人も対物も無制限を強くお勧めします。

人身傷害保険金額 車内・車外ともに補償 無制限

人身傷害保険は、自分を守るための保険です。

細かい内容や補償範囲は保険会社によりますが、多くは2つのタイプから選択します。

「車内・車外とのに補償」「無制限」をおすすめします。

車内外ともに補償車内のみ補償
契約の車に搭乗中の事故〇補償あり〇補償有り
契約の車以外に乗車中の事故〇補償有り×補償なし
歩行中や自転車搭乗中の自動車事故〇補償あり×補償なし

金額は自身で設定できますが、若ければ無制限。

最低でも1憶円は欲しいです。

多くの人は3,000万円~5,000万円を選択しているようですが、足りないと可能性が高いです。

補償金額に根拠があるならまだしも、「みんながその金額なら私も」と言うのは危険な判断だと思います。



過去の裁判例で31歳の兼業主婦が死亡し、総額9,800万円の賠償額の判決が出ました。


他にも当時21歳大学3年生の男性が交通事故に遭い、植物状態になる後遺症が残りました。

名古屋地裁は、加害者に3憶7,829万円の賠償額を認めました。


過去21年分の高額判例32件のうち、31件が後遺障害の状態です。

重い後遺症は、介護料がずっと発生し続けるので憶越えの賠償額になりやすいんです。

参考サイト➡【交通事故弁護士ネットワーク



もし、5,000万円が上限額だったら、それ以上の額を受け取ることができません。



私は自動車保険を乗り換えの際に、7,000万円から無制限に補償金額を上げました。

その差額90円ぽっち。

年間90円払うだけで無制限の補償で、家族全員を金銭的に救えるなら安いものです。

弁護士費用特約 付帯する

2,000円~3,000円で付けれる特約です。

裁判でも示談でも、弁護士に任せることができます。

上限額はありますが、弁護士費用は保険会社が負担してくれます。


話が通じないとか、逃げるような相手に泣き寝入りしないためにも、必要なオプションではないでしょうか。

個人賠償責任特約 付帯する

小さなお子さんがいるなら、つけたほうがいいでしょう。

契約者の家族が物を壊したり、望まないトラブルを起こしたときの賠償をしてくれます。

自転車に関する事故も、個人賠償特約から補償されます。

家族のお守り替わりにつけておいて損はなし

一括見積りで簡単比較。


➡【無料で一括見積り 保険スクエアbang!/自動車保険

自動車任意保険の基本知識まとめ

任意保険が必要な理由と最低限の補償内容
  • 任意保険は相手も自分や家族を守るためにも加入しましょう

  • 任意保険に入っていない確率は4台に1台

  • 「お金がない」から保険に入らない人は一括で修理費すら払えない

  • 「お金がない」から任意保険に頼ろう

  • ネット自動車保険で契約すると年間5万円程度に納まる

  • 無駄なコストがかからないからネット保険は安い

  • 年間数万円の任意保険が払えないのは、身の丈に合った車に乗ってないからかも!?

  • 対人・対物は「無制限」

    人身傷害保険は「車内外ともに」の「無制限」

    弁護士費用特約と個人賠償責任特約は付けて損しない
ウシ
いかがでしたでしょうか。

お金がないからこそ、足りないところは保険に頼りましょう。

「保険=高い」ではありません。


少しでも、任意保険の加入率が上がるといいですね。

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