寒さは苦手なウシ(@usiwaka125)です。
「11月から楽天でんきが市場連動型になる」
悲しいお知らせが舞い込んできました。
ポイント払いができる楽天でんきは私にとって家計の救世主的な存在。
なのに"市場連動型"になるなんて。
楽天でんき契約者の電気代が大きく変動するリスクがあります。
いきなり目玉が飛び出るほどの請求書を見ないためにも「知っておく」ことが大切です。
対策ができるようになりますから。
この記事は"楽天でんきと契約している"、"電気代を節約したい"、"電力会社の乗り換え検討中"、"楽天経済圏を利用している"人向けの内容です。
市場連動型とは?
いつから変更する?
私は出光電気に乗り換えた
おすすめの乗り換え電力会社
電力会社の乗り換え方法とおすすめサイト
【目次】好きな見出しに飛ぶ
市場連動型になると何が変わる?
電気代の計算方法が変わります。
つまり電気代に直結するお話です。
市場連動型の文字通り「電気代は市場と一緒に作動する」ってことです。
市場とは一般社団法人 日本電力卸電力取引所(以下JPEX)という電力取引市場を差します。
電力の売買を行える日本国内唯一の会員制の卸電力取引市場であり、
電力自由化に伴い2003年に設立されました。
JPEXでは以下の需要と供給で電力の価格を決めています。
・電力会社や発電会社から余った電気の売り入札
・新電力会社などからの買い入札
需要より供給が上回れば価格は安くなり、
供給より需要が上回れば価格は高騰します。
つまり市場連動型とは電力価格の変動の影響をモロに受けるってことです。
実際の電力単価をみたい方はJEPX公式ホームページへどうぞ。
「取引情報」から1日を30分単位で区切った電力単価の推移表が閲覧できます。
➡【JEPX公式HPへ】
「電力単価 推移 JEPX」と検索すると年、月単位のスポット市場チャートを知ることができます。
どれくらい値上がりするのか
楽天でんき公式サイトでは市場連動型への変更に伴う電気料金イメージが紹介されています。
九州以外は電気代、増の予想。
※画像をクリックすると拡大できます
引用元:楽天エナジー 【重要】「楽天でんき」電気需給約款(低圧)および料金表改定のお知らせ(燃料費調整から市場価格調整への変更)
さらに新料金試算ツールもやってみました。
うちの場合、年間40,713円増し。
月々約3,400円の負担増……という結果に。
※画像をクリックすると拡大できます
これらはあくまで試算です。
燃料費が安くなって電気単価が下がる可能性はゼロではないし、
このまま現状維持だってあり得る。
逆に高騰も……。
将来のことは誰にもわかりません。
電気代の計算式は下記のように変わります。
※画像をクリックすると拡大できます
出典元:楽天エナジー 【重要】「楽天でんき」電気需給約款(低圧)および料金表改定のお知らせ(燃料費調整から市場価格調整への変更)
変わらないこと
楽天のサービスは継続します。
・基本料金は0円
・電気代の支払い額に対して0.5%の楽天ポイント付与
・楽天ポイントで電気代の支払い
市場連動型とは電力価格の変動をモロに受けるスタイル
楽天でんき公式の予想では九州以外電気代負担【増】
未来のことは誰にもわからない
楽天ポイント関係は維持
いつから楽天でんきは市場連動型になる?

2022年11月1日(火)より市場連動型に変更します。
対象プランは"プランS、プランM、動力プラン"。
沖縄電力エリアは変更の対象外です。
(前略)
楽天エナジー株式会社(楽天エナジー)は「楽天でんき」の燃料費調整単価を、燃料価格に連動した単価から、日本卸電力取引所(以下「JEPX」)の電力取引価格に連動した市場価格調整単価に、2022年11月1日(火)より変更いたします。
※沖縄電力エリアは今回の変更の対象外となります。
2023年1月ご請求(2022年12月ご利用分)から電気料金に大きく影響がございますので、ご一読いただきますようお願い申し上げます。
(後略)
引用元:楽天エナジー 【重要】「楽天でんき」電気需給約款(低圧)および料金表改定のお知らせ(燃料費調整から市場価格調整への変更)
適用される時期は検針日によって違います。
自身の検針日は楽天でんきマイページの請求書で確認できます。
※画像をクリックすると拡大できます
出典元:楽天エナジー 【重要】「楽天でんき」電気需給約款(低圧)および料金表改定のお知らせ(燃料費調整から市場価格調整への変更)
対象プランはプランS、プランM、動力プラン
適用時期は検針日によって異なる
対策方法

①節電する
②電力会社を乗り換える
電気を使って生活する限り二択です。
ジワジワと電力値上げの影は一般家計に忍び寄っています。
・契約内容を把握しておくこと
・契約中の電力会社のお知らせは日頃から見ること
以上の2点に気を付けてください。
おすすめの乗り換え先電力会社
新電力会社であれば『市場連動型ではない』または『電気単価がやすいところ』がおすすめです。
さらにスマホやガスなどとのセット割があればなお良し。
めんどくさい人は地域電力会社にするのも有効的です。
新電力とは?
地方の大手電力会社以外の電力会社のことです。
ホームページの電気代の計算式などをみて燃料調整費型か市場連動型かを判断することができます。
直近の"お知らせ"をしっかり読んでおくこと。
乗り換えた矢先に市場連動型!
なんてことがないようにしましょう。
どうしても判断ができない場合は電話やメールで問い合わせましょう。
地域電力会社のメリット
地域電力会社は燃料調整費型。(2022年10月時点)
ただし燃料費調整制度の上限が撤廃されているところが多く、
今後も上限撤廃をする地域電力会社が出てくる可能性があることは念頭に置いておきましょう。
事実、東京電力の自由料金プランではすでに上限撤廃済み。
北海道電力、東北電力は2022年12月分電気料金から上限撤廃しました。
新電力会社⇒燃料調整費型または電気単価が安いところ
スマホやガスなどのセット割があるとなお良し
考えるのが面倒なら地域電力会社がおすすめ
地域電力会社も値上げの可能性があると念頭に置くこと
乗り換えにはエネチェンジがおすすめ

エネチェンジで電力会社を乗り換えた
さすがに市場連動型のまま冬に突入は厳しいと判断。
楽天でんきから出光でんきに乗り換えることにしました。
電力会社乗り換えに使ったサイトは【エネチェンジ】
エネチェンジとは国内最大級の電力・ガス比較サイト。
自身は過去に2回利用しています。
変なところからの連絡やエネチェンジからしつこいメルマガはありません。
乗り換えの流れを紹介します。
※以下画像はクリックすると拡大できます
①3分で無料シミュレーション
登録不要で試算できます。
簡単な質問に答えれば3分で完了。
②乗り換え先を探す
ランキング形式で見やすいのがいいですね。
電力会社によってはギフト券やキャッシュバックなど。
エネチェンジ独自キャンペーンがあります。
③詳細を確認
気になったプランは個別に確認できます。
「違約金:無」を選ぶようにしましょう。
④申し込み
エネチェンジからそのまま行います。
別サイト飛んだり、契約中の電力会社に解約手続きをする必要はありません。
手元に電気の検針票を用意しておくとスムーズです。
「お客様番号」と「供給地点番号」が必要になります。
楽天でんきはマイページの請求額に記載されていますよ。
申込完了しました。
余談
その後の流れをチャート形式でわかりやすく案内してくれます。
手続き状況はマイページから把握できます。
エネチェンジのメリット・デメリット
メリット
簡単でお得!
登録不要でシミュレーションができて、
乗り換えはすべてエネチェンじで完結。
あわよくばエネチェンジ独自の特典でポイントやキャッシュバックがある。
すきま時間にスマホをポチポチいじって乗り換えできるのは素晴らしいです。
デメリット
すべての電力会社を比較できないこと。
登録している電力会社の中での比較だから試算が最安とは言い切れません。
自分で調べることもあります。
例えば燃料調整費なのか市場連動型なのか、など。
しかし地域電力会社をはじめ、聞いたことがあるような新電力会社は概ね参入してます。
比較対象は多いのでそこは安心してください。
取り扱い電力会社の一例
出典元:エネチェンジで紹介してる電力会社(新電力)一覧
\ もっと安くなる電力会社を無料診断 /
➡【国内最大級の電力比較サイト【エネチェンジ】はこちらから】
〇登録不要で3分無料シミュレーション
〇ランキング形式で見やすい
〇エネチェンジから乗り換えが完結
×全ての電力会社で比較していないから最安とは断言できない
次の記事:出光でんきの感想をまとめました
関連記事:こたつ並みに暖まる電気毛布
関連記事:寒さは我慢できないから日用品で節約してます
楽天でんきが市場連動型になるから乗り換えた
「まとめ」

- 2022年11月1日より楽天でんきが市場連動型に変更される
- 対象プランはプランS、プランM、動力プラン(沖縄電力エリアは対象外)
- 市場連動型とは電力価格の変動の影響をモロに受けやすい
- 今後も燃料価格高騰は続くと私が判断したため乗り換えることを決意
- おすすめの乗り換え先
新電力会社⇒単価が安く燃料調整単価型であること
調べるは面倒くさい⇒地域電力会社 - 私が選んだのはidemistuでんき
- 電力比較サイト「エネチェンジ」で電気代を節約しよう

今回はたまたま公式サイトを見て気づいただけ。
知らなかったら冬に目玉飛び出てたかもしれません。
家計に直撃する電気代。
冬の電気価格がどうなっているかはわかりませんが、リスク回避するなら燃料調整費型に乗り換える選択肢もあると考えます。
ここまでご覧いただきありがとうございました。それではまた。