毎月携帯料金を5,000円以上支払っていませんか?
必ず支出が発生する「固定費」を節約できれば、「無理なく」「無駄なく」「節約が継続できる」。
つまり、固定費の節約こそ最高の節約術。
これを広めたくて、過去記事やブログで様々な固定費節約方法をご紹介してきました。
しかし、こんな疑問が頭に浮かびませんか?
『本当に格安SIMを使って良かったの?』
というわけで、今日は「格安SIM(楽天モバイル旧プラン)に感じる不安を、格安SIMを使った私目線で論破」します。
タイトルにもある通り、デメリットなんて一つもありませんでした。
ソフトバンクを使っていたころに比べると、「夫婦して毎月1万円以上の料金節約」ができているので、むしろメリットしかないです。
家計改善の小さな一歩に貢献できれば嬉しく思います。
【目次】好きな見出しに飛ぶ
格安SIM「9つ」のデメリット

- 通信速度が遅くなる
- サポートが不十分
- キャリアメールが使えない
- キャリアサービスが使えない
- LINEのID検索が使えない
- 一部の機種でデザリングが使えない
- 設定に手間がかかる
- 数日間電話を使えない期間が発生する
楽天モバイル『組み合わせプラン』を利用中

- 機種 iPnohe6s(シムフリー)
- キャリア 楽天モバイル
- プラン 組み合わせプラン「3.1GBプラン」
- 回線 ドコモ
- 月額料金 1,600円
- 利用開始月 2017年6月から
- 主な使用環境 Wi-Fiのある自宅
最初に私が利用しているスマホ情報の紹介です。
楽天モバイルを使い始めたきっかけは、楽天市場をよく利用していたからですね。
当時は子供が産まれたばかりで、オムツやミルクなどを楽天市場で購入していました。
ポイント還元率が高い楽天ですが、より多くのポイントを獲得できる「SPU」の存在を知りました。
楽天SPUとは?なぜ楽天モバイルを使ったの?
「SPU」とは、特定の楽天サービスを利用すると「楽天市場のポイント還元倍率が上がる」という楽天独自のポイントアッププログラムのことです。
楽天モバイルが「SPUの特定サービス」だった。
ソフトバンクに比べて安くスマホを利用できる。
以上の2つのメリットから楽天モバイルを使うようになりました。
子供の消耗品を楽天市場で購入するといくら安くなったのかは、こちらの記事を参考にしてください。
格安SIMは通信速度が遅くなる可能性がある

- Wi-Fiがあるから関係ない
- ドコモ回線で通信速度で困ったことがない
- データシェアができる
「Wi-Fi環境があれば」「ドコモ回線だから」
格安SIMの回線速度は困らない
基本Wi-FI環境があれば、サクサク使えます。
楽天モバイルを「4G」で使っても、回線速度でイラっとはしません。
普段の外出、新東名にのって山奥でGoogleナビを使っていても、回線が途切れたり読み込みが遅れたことはありません。
秘境の地のような曾祖父母の家ですら、問題なく使えます。
だって私が契約している回線は「ドコモ回線」。
よっぽどのことがない限り、データ容量さえあれば困ることはありませんでした。
「SPU倍率アップ」「IPv6でサクサク回線」になった楽天ひかりを使ってみたまとめは、こちらの記事を参考にしてください。
データ容量を家族や友人とシェア
毎月3.1GBがもらえますが、自宅にいる時間が長いと全て消費することが難しいです。
こんな時は「家族間でデータを移動させるオプション」がおすすめです。
高速データ通信容量の前月繰越分を、翌月に分け合うことができます。
本人や家族に限らず、楽天モバイルの契約者であればだれとでも設定可能。
ドコモ回線
最大5回線までシェア可能
月額100円
データ容量を追加購入するより安く、無駄なし。
➡【楽天モバイル公式サイト データシェア】
なぜ携帯解約時に「通信速度が遅くなります」と確認するのか
解約してほしくないから

今までのように「ネットが使えない」「動画が見れない」ということがありますが、よろしいでしょうか?
キャリアの解約時、こんな確認をされたことはありませんか?
一見、消費者の事を思って「通信速度の不安がありますよ」と教えてくれているように思えますが、実は解約を阻止する決まり文句みたいなものです。
通信速度は、キャリアや回線や混雑具合によって決まるもの。
「格安SIM=通信速度が遅い」なんて単純な物ではありません。
確かに、格安SIMの中でも通信速度の優劣はあります。
速いキャリアを調べておけば「通信速度の不安定になりやすい」という言葉に惑わされなくて済みますよね。
もし、決まり文句を言われたら「理解していますので解約、お願いします」と貫くこと。
解約を突破することができれば、毎月のスマホ料金がググっと安く抑えれます。
店員さんは会社のマニュアル通りに接客しているのですから、私を心配してアドバイスしてくれてるんだから……と、悩む必要はありません。
格安SIMはサポートが不十分

古い機種にサポートは不要
最新機種のスマホは保障が必要
先に言っておくと、最新機種は修理代がとても高くつくので保障を付けることをおすすめします。
液晶交換だけでも6~7万円とか余裕でかかります。
1回の保障サポートを受けるだけでも、元が取れますから保障を付ける意味があります。
今からする論破は「古い機種」だからこそできる荒業ですので、そこだけ注意してください。
スマホのバッテリー交換
iPhone6sならバッテリー交換を修理業者に委託しても4,500円ほど。
最新機種をアップルストアで交換する場合は7,400円。
古い機種のほうが安く、メンテナンス費用もかかりません。
セルフ修理は法律違反のリスクがある
自分でバッテリー交換などの修理行為は、違法になる可能性が高いです。
「電波法」という法律に引っかかるからです。
航空、海上、鉄道、救急、警察など現代社会において電波は重要な公的財産。
命に係わる電波を妨害されないための法律が「電波法」です。
違法電波を、総務省は24時間監視しています。
例えば、スマホで電波法違反となる可能性があるケースは以下の通り。
・「技適マーク」がない、または剥奪された電子機器を使っている
・日本で販売されていない海外製の格安SIMやSIMフリースマホを利用する
セルフ修理自体は違反行為ではありません。
本体を分解して修理するのは「端末の改造」ですから、「技適マーク」の効力が剥奪されます。
このように1度改造した端末に電源を入れ、電波を発するのは違反行為に当たります。
違反した場合は「一年以下の懲役または100万円以下の罰金に処する」可能性も。
多くの場合は、セルフ修理をして使い続けることが多いため「セルフ修理=違反行為」という認識が広がっています。
セルフ修理したスマホが妨害電波を放っているわけではありませんから、摘発されることは現状滅多にありません。
しかしながら、技適マークを外された端末を使い続けるリスクがあるのも確かです。
法律で修理が認められている業者に委託するのが安心でしょう。
・Apple store
・スマホを購入した正規店
・登録修理業者
町にあるスマホ修理業者でも、「総務省に登録している業者」と「していない業者」がいます。
登録修理業者が修理しても、技適マークが剥奪されることはありません。
一方、登録をしていない修理業者はセルフ修理と同じで、技適マークが剥奪されます。
修理業者に委託する場合は、登録修理業者を選びましょう。
登録修理業者一覧を確認はこちら
➡【総務省 電波利用ホームページ】
紛失や盗難のセルフ対応
[設定][プライバシー][位置情報サービス]「システムサービス」「iPhoneを探す」 ONにする
[設定][プライバシー]「位置情報サービス」 ONにする
紛失・盗難はiPhone端末に「iPhoneを探す」機能を利用します。
もし紛失した場合は、iPhoneと同じAppleアカウントでPCなどからiCloudにログイン。
出てきたアイコンの中にiPhoneを…をクリック。
「iPhoneを探す」を起動します。
紛失した端末を選択すると、地図上に端末の現在地が表示されます。
なお、紛失モードを起動するとより探しやすくなるそうです。
順を追って設定していくと、紛失した端末の画面上に「現在連絡が取れる電話番号」「メッセージ」を表示することが可能。
もし、拾ってくれた人がいたら連絡してくれるかもしれません。
またPCより「紛失した端末からアラームを流す設定」をすることで、音をたどって見つけることができるかも。
Appleや3大キャリア(ドコモ、ソフトバンク、au)の保障でも最初は同じ方法で端末を探します。
それでも見つからなかった場合、補償請求をして交換機を届けてくれます。
ただし、新しいSIM発行手数料は別途必要。
紛失した端末ローンも支払い続けなければいけません。
端末自体に便利機能があるし、保障に加入していたとしても同じ捜索方法。
端末が手元に戻ってこなかったとしても古い端末ですから、新しい端末を買えばいいと金銭的に割り切りもできるでしょう。
よって、個人的には保障は不要に感じました。
何より紛失や盗難にあわないよう、日頃から心がけて対策することが肝心ではないでしょうか。
私は日頃から物を失くしやすいので、必ずかばんの中に入れるようにしています。
格安SIMはキャリアメールが使えない

代用メアドを作れば何も困らない
「~@docomo.ne.jp」などをキャリアメールと言います。
昔は当たり前のようにキャリアメールを使っていたので、「使えなくなる」という不安を強く感じていた記憶があります。
実際に楽天モバイルに乗り換えてみたところ、なんら困ることはありませんでした。
代用メールアドレスなんて簡単に作れるからです。
最も大変だったのは、「引継ぎ」や「解約手続き」です。
それまでキャリアメールを使って登録してきたサイトやアプリの引継ぎ、解約に追われました。
あと格安SIMに移行する前に、スマホに必ず入っているApple IDに登録したキャリアメールアドレスを変更しておかないと、後々大変ですよ。
アプリに影響もでますからね。
今までの課金やデータが水の泡とかありますから。
万が一メールアドレスを変更しないまま格安SIMへ乗り換えてしまった場合は、「My Apple ID」へログインして[Apple IDの変更]をして引き継ぎましょう。
最低限でも、Apple IDのパスワードだけは分かるようにしておくことです。
格安SIMはキャリアサービスが使えない

元々使ってなかったので問題なし
元々ソフトバンクのサービスを使ったことは1度もないので、デメリットにあげなくてもいいくらいです。
解約時にマイページを見ながら「こんなサービスあったんだね~」と、初めて知るようなものばかりでした。
ソフトバンクと契約中は、Tポイントと連動してポイントを貯めていたのでポイント失効もなしです。
格安SIMはLINEのID検索が使えない

ふるふる機能やQRコードを使えばいい
幼稚園の役員になってLINE交換する時も、QRコードを使ってました。
検索するのがめんどくさい。
iPhoneなどの機種でデザリング機能が使えない

他の通信機器を持ち歩かないため困らなかった
まずデザリングってなに?
っていうレベルの知識だったので、そもそも何が不便かも当時は分かっていませんでした。
結果的には、SIMフリーにしたのでデザリング機能は使えています。
たまにBluetoothを使ってスピーカーから音楽やラジオを流す程度ですけどね。
ほぼ家の中にいる私にとって、デザリングが使えなくてもさして問題はなかったです。
初期設定を自分でする手間がかかる格安SIM

親切な説明書のおかげでデメリットにすらならないレベル
「デザリング」の言葉も知らない、不器用な私でさえ、親切な説明書のおかげで設定作業は5分かからず完了しました。
設定方法を何となく把握したい方は楽天モバイル公式ページをご覧ください。
今は動画でも設定方法を教えてくれるようですね。
➡【楽天モバイル公式ページ 初期設定方法】
めんどくさいとは一体……?
格安SIMは数日間電話を使えない期間が発生する

専業主婦なので電話できなくても平気
電話かけないと死んじゃう病じゃない限り、特に問題ありませんね。
ただ仕事で乗り換え端末を使っているなら、注意しましょう。
旦那は仕事用の端末があったので無事、楽天モバイルに乗り換えることができました。
毎月無料で楽天モバイルを使っています。
詳しい方法は、こちらの記事を参考にしてください。
在宅で楽天格安SIM使用にデメリットはない まとめ

- 通信速度が遅く可能性はあるけど、困ったことは無い
Wi-Fiがあれば関係ない
ドコモ回線だからどこでも電波が入った
データシェアで無駄がない - サポートが不十分
最新機種にはサポートはいるけど、古い機種は金で解決できる - キャリアメールが使えない
フリーメールを使えば問題ない
Apple IDやアプリの引継ぎや解約がめんどくさい - キャリアサービスが使えない
そもそも使ったことない - LINEのID検索が使えない
他の方法で検索したらいい - デザリング機能が使えない
Wi-Fiで解決 - 初期設定に手間がかかる
親切な説明書のおかげで5分以内に完了 - 数日間電話が使えない
電話をかける相手がいないので問題ない - 夫婦で月2万円、年間24万円節約できるメリットが大きすぎる
楽天アンリミットに私が乗り換えない理由は、こちらで解説しています。

格安SIMは敷居は高く感じるかもしれませんが、やってみると簡単です。
大事なのは「キャリア選び」
大変なのは「キャリアメールの変更手続き」
それさえクリアしてしまえば月1万円の節約が毎月できちゃう。
手間を時給換算したとしても余裕で元が取れます。
楽天経済圏を目指す方には、楽天モバイルはおすすめですよ。