食べたら歯を磨きましょう!
↑コレ、かなり危険です。
我が家の歯磨きのタイミングは、「起床してすぐ(朝食前)」と「就寝前」の2回。
子供が産まれてから、歯の日々のメンテナンスがいかに重要かを知り、母子ともに歯磨きを大切にしています。
旦那は……大人なんだから自己判断で任せてますけど。
今日は『歯磨きのベストタイミングと、おすすめの歯磨きグッズ』をご紹介します。
健康な歯の価値は2,000万円は下りません。
毎日使う歯を、1日でも若いうちからケアしてあげることこそ健康の基礎でもあります。
【もくじ】
実践したら虫歯になったことがない
我が家の歯磨き方法
起床:歯磨き&口内洗浄
朝食後:歯間ブラシと口内洗浄
就寝前:歯磨き&口内洗浄
私はいつも上記の順序で歯磨きをしています。
起きてすぐ歯磨きの準備をして、スマホなどをみながらブラッシングをすること10分程度、長いときは15分くらいしてます。
うがいは口内洗浄液を使用。
そして、朝食。
食べるか食べないかは空腹度によって違うため、食べない日もあります。
朝食を食べたら安い歯間ブラシで歯磨きでは取り切れない汚れや歯石を除去。
そして口内洗浄液のコンクールFを使って口をゆすぎます。
夜に歯磨きをするタイミングは就寝前。
というか、もう何も食べない、飲まないという状況になれば歯磨きをします。
朝と同様、歯ブラシを10分程度行います。
一本ずつきれいに磨くイメージで済ませ、歯間ブラシで歯の隙間や歯茎と歯の間も掃除。
コンクールFで口をゆすいで終了です。
フッ素入りの歯磨き粉を使っているので、ゆすぐのは1、2回。
ゆすぎ過ぎはフッ素効果が下がりますので要注意。
私が歯磨きにかける時間は1回につき約15分から20分です。
磨きが10分弱、歯間ブラシが5分程度。
歯磨き時間が長くない??と思うかもしれませんが、サッと磨いただけでは汚れが落ちないんですよ。
横磨き、縦磨きなどのあらゆる角度で歯1本ずつ意識して磨くため時間がかかります。
歯磨きは歯の表面のぬめりやザラザラ、要は歯石を落とすことが目的です。
私は擦るのがゆっくりなのでこれくらいの時間がかかりますが、もっと小刻みに真剣歯磨きをする方ならここまでの時間がかからないかもしれませんね。
歯間ブラシは最初は不慣れで時間がかかっていましたが、回数をこなして慣れれば数分で終わりますよ。
力加減も歯とブラシが当たる程度の弱い力で行います。
ゴシゴシブラシを当てたところでブラシの毛先が曲がってしまい、歯の隙間や歯茎の溝の汚れを落とすのに効率が悪くなります。
また、歯茎も傷つく可能性も。
ですから、歯ブラシは優しい力加減で丁寧に行いましょう。
鉛筆の持ち方と同じ持ち方をすると、余分な力が入りにくいです。
年間4回は歯医者で定期健診と歯のクリーニングを受診していますが、以上のメンテナンス方法にしてから虫歯になったことはありません。
母子ともに、歯医者さんから「よく磨けてますね!」と褒められるくらいです。
虫歯になる前に歯医者で健診を受けるのは立派な予防医療。
年をとっても人生を楽しむためには健康な歯は欠かせません。
予防医療の重要性は、こちらの記事で紹介していますので、是非ご覧ください。
歯科医もおすすめ「朝の歯磨きは朝食前」の理由
唾液1ミリリットルに含まれる細菌の数は、便1グラムの10倍
寝起のパートナーや自分の「息が臭い」と感じることはありませんか?
寝起きの口内はとっても汚いんです。
絶賛もれなく細菌の毒素が充満中。
こんな汚い口で食事をするなんて、気持ち悪い……。
食べたら歯を磨きましょう、っていうのは朝に限り通用しません。
朝食前には歯を磨こう。これが正解。
歯磨きが嫌なら口をゆすぐだけでも細菌を減らすことができます。
朝食前に歯磨きをする理由は「細菌を体内に入れないこと」。
もちろん、食後にも歯磨きができるならベストですね。
無理ならフロスケアをするだけでも歯垢除去が可能です。
唾液が通る道も確保でき、口内の浄化効果が上がります。
夜寝る前の歯磨きが最も重要
虫歯になりやすい口内環境になるから
先ほども言った通り、寝起きの口内は細菌のオンパレードです。
つまり、就寝前の歯磨き次第で虫歯リスクが異なります。
就寝中は唾液の分泌量が少なくなるため、虫歯菌が30倍も増殖するそうですよ?
就寝前こそ1日の中で最も清潔な口を維持するタイミングということですね。
必ず歯間ブラシやフロスを使い、歯と歯の隙間や歯茎と歯の間の歯周ポケットも念入りに。
歯磨きの「回数」より「質」にこだわろう
歯磨きの目的は「細菌除去」と「歯垢除去」
1日2回より3回の歯磨きをしたほうがもちろん虫歯予防には効果的です。
ただ、私は昼の歯磨きをしていません。
個人的な考えですが、「朝晩しっかり磨いている」というのと「磨きすぎも良くない」と思っているからです。
職場でも歯磨きがしにくいという環境の方もいるのではないでしょうか。
口腔内の細菌を減らすということを考えれば、重要なのは『歯磨きの質』。
1日に3回以上磨いていたとしても、フロスや歯間ブラシを使っていなかったり、適当な歯磨きだった場合は虫歯になりやすいままです。
要するに、『いかに口内環境を良くするか』が重要なのです。
回数ではなく、質にこだわった歯磨きをするようにするだけでも口内トラブルは回避しやすくなります。
おすすめ歯磨きは研磨剤不使用
コンクールジェルコートF&コンクールF
- 発泡剤・研磨剤無配合で味覚障害が起きない
- 殺菌効果が高いから虫歯・歯周病菌に効果的
コンクールF愛用歴4年になりますが、当時から「歯科医おすすめ」なんてうたい文句で紹介されてました。
すごく良い商品だと実感できるからこそ、4年以上も愛用しています。
試し買いにおすすめセット売り
まとめ買いでお得
コンクールジェルコートは刺激がない
発泡剤・研磨剤不使用の歯磨き粉がなぜいいのか
市販の歯磨き粉を使うと、独特のスースーする刺激の「味覚障害」が起きた経験はありませんか?
私はアレが苦手です。
苦手だから歯磨きが疎かになったり、口の中がスッキリした気になって適当な歯磨きになったりと質のが回歯磨きからは程遠くなってしまいます。
これは「発泡剤」が入っているのが原因です。
発泡剤は「ラウリル硫酸ナトリウム」という非常に分子量の小さく、体内に浸透します。
ラウリル硫酸ナトリウムとは、洗浄剤の一部で歯磨き粉だけではなく、シャンプーや洗顔料、洗濯洗剤や台所用洗剤などにも使用されています。
非常に洗浄効果が高い特質を持っています。
市販の歯磨き粉のほとんどは、このラウリル硫酸ナトリウムが使われています。
しかも、このラウリル硫酸ナトリウムは皮膚には炎症を起こす可能性があります。
口の中の粘膜は皮膚より透過性が大きいため、1日2~3回歯磨きをする私たちへの影響はどれくらいあるのでしょうか。
こんな刺激の強いものが、子供用歯磨き粉にも使用されているんです。
市販歯磨き粉のパッケージ裏を見てみると、成分には「ラウリル硫酸Na」。
使用注意として、
●6歳未満のへの仕様は控え、子供の手の届かないところに保管する。
●湿疹などの異常が現れたときは使用を中止し、商品を持参し、医師に相談する
●目に入ったときは、こすらずすぐに水で充分洗い流す
などが記載せれているものがあると思います。
なぜ、歯磨き粉メーカーはラウリル硫酸ナトリウムを使用するのかというと、みんな泡が好きだからですね。
泡立つ歯磨き粉と、泡立たない歯磨き粉。
どっちのほうが磨けている気になりますか?
多くの人は、「泡立つ歯磨き粉」を選ぶでしょう。
あのスースーするのもその一つで、『歯磨きできた感』が感じやすいんです。
歯磨きできたつもりでも、質の高い歯磨きでなければ意味がありません。
つまり、「売れない良品」より「売れる製品」を作るのがメーカーの仕事ですから、その典型的な例とでも言えるでしょう。
研磨剤はというと、パッケージ成分表記に「炭酸ナトリウム」や「ケイ素」系のものが研磨剤入りの歯磨き粉です。
これまた市販品の歯磨き粉の多くに、研磨剤は含まれています。
名前のとおり、研磨剤は歯を削る原因になると言われています。
ステイン着色した部分にだけ研磨するならまだしも、歯磨き粉ですから健康な歯までも傷つけます。
その結果、虫歯ができやすくなるというデメリットがあります。
歯磨きの目的は「細菌除去」と「歯石除去」。
よって、研磨剤は不要です。
コーヒーや紅茶で歯に着色があった場合は、歯医者でクリーニングをしてもらえばいいんですよ。
ついでに定期健診。
これで解決!
コンクールFは殺菌能力が高く、コスパの良い洗口液
グルコン酸クロルヘキシジン(殺菌剤)は、虫歯・歯周病・口臭の原因となる細菌の繁殖を最大12時間抑制する効果があります。
水で薄めて使うタイプの洗口液ですから、原液使用の洗口液と比較するとコストも安く抑えられます。
市販品の洗口液を試したことがあるんですが、あの刺激が本当に苦手で継続して使えたことがありません。
でもコンクールFは水で薄めるのでそもそも苦手なスースー感がほぼない。
使いやすいし、菌の繁殖も抑えてくれるのでずっと愛用しています。
ただし、専門家の中でもこんな意見があります。
「腸内と同じように、口内の細菌にも良い菌と悪い菌がいる。
良い菌(常在菌)によって虫歯菌が抑制されているケースもあるにもかかわらず、口内洗浄で常在菌も死滅させてしまうのは口内の細菌バランスを崩す原因になるのではないか?」
特にアルコール入りの洗口液は唾液の分泌量を少なくさせる原因にもなります。
口臭、細菌繁殖予防のつもりでも、アルコール入りの洗口液が引き起こすお口トラブルも考えられますよね。
コンクールFもアルコール含有していますが、水で薄めるためほぼ刺激はありません。
規定の量で刺激が気になるようであれば、水で薄め調整するといいでしょう。
ただし、ひっかかる部分があるなら使用をやめたほうが無難だと思います。
とにかく質の高い歯磨きでしか歯の汚れを落とせないため、虫歯にならないためには歯磨きが1番大切なのは間違いありません。
その為には歯間ブラシやフロスは必要不可欠です。
歯磨きだけでは不十分!?フロスを使おう
どんなにしっかり歯磨きをしても、フロス(歯間ブラシ)に汚れがついている
要はフロスや歯間ブラシによる手入れをして初めて『質の高い歯のメンテナンス』ができるんだ、と私は感じています。
特に「肉」や「葉物野菜」なんかを食べたあとにフロスをすると、いかに汚れているかが認識できます。
フロスをやり始めたころは、歯磨きをしたにもかかわらず書き出される食べカスに驚きました。
これはあなたの口の中、子供の口の中でも起こっているんですよ?
仕事や家事育児に追われ、時間がない、歯磨きを頑なに嫌がる我が子にウンザリするでしょう。
それでも『フロスをやる価値がある』と断言します。
歯の価値は2,000万円。
お金に換算すると分かりやすいですね。
おすすめフロス・歯間ブラシ
フロスは様々な種類が売られています。
ここでは私が使ってみてよかったと思えた商品を2つご紹介します。
歯間が狭い方は非常に使いやすい「リーチウルトラクリーンフロス やわらかスライド」
マイクロサイズの凹凸がついたゴム質の帯状フロスですから、歯垢がよく取れます。
無理に引っ張ると糸状に細くなってフロス効果が減少しますので、惜しみなく使うのがポイント。
とにかく歯間が狭く、フロスや歯間ブラシが入りにくいという方には非常におすすめ。
「100本入り400円以下」コスパ最強歯間ブラシ
家族や使用回数が多すぎて、フロス代が家計負担になる。
そんな方におすすめなのが最強コスパを誇る「糸ピックス」です。
我が家の生活必需品となっています。
4歳の息子にも使いやすく、持ち手(ピック)部分でも歯垢除去が可能。
先端は丸くなっているので歯茎に刺さることもありません。
値段を気にすることなく、使えるが魅力です。
どちらの商品もドラックストアで見かけることができるので、是非店頭で見かけた際は手に取ってみてはいかがでしょうか?
健康な歯を保つ歯磨き まとめ
- 最も重要なのは「質の高い歯磨き」
- 朝食前の歯磨き、フロスケア、就寝前の歯磨きは超重要
- 起床してすぐの口内は細菌だらけで不衛生だから歯磨き
- 就寝中が最も虫歯になりやすい時間帯だから寝る前の歯磨き
- 歯磨きの目的は「細菌除去」と「歯垢除去」
- 発泡剤&研磨剤不使用の歯磨き粉で質の高い歯磨きを
- おすすめは「コンクールジェルコート」と「コンクールF」
- 質の高い歯磨きに必要不可欠なのが「フロスケア」
歯のトラブルは、30歳を過ぎてからよく耳にするようになりました。
ここ最近では、友人が神経まで虫歯が進行して、神経を抜きました。
最悪インプラントで数十万円の出費があるかもしれないと嘆いていました。
友人は5年以上歯医者に行ったことがなく、歯が痛くてやっと歯科医院へ行ったそう。
神経を抜いてからは、フロスケアをするようになったそうですよ。
意識は自分で変えられます。
ただ、痛い目を見る前に意識改革を!
行動すると健康というリターンが必ず実感できます。
「朝食前の歯磨き」「フロスケア」「就寝前の歯磨き」。
『質の高い自宅メンテナンス』は虫歯になりにくい歯磨き方法。
やるか、やらないかはあなた次第。