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ふるさと納税申告方法どっちがいい?
「確定申告とワンストップ特例制度」
- 確定申告⇒自営業やフリーランスの人はこっち
- ワンストップ特例制度⇒会社員ならこっちの方が簡単でラク
申告方法によって控除や還付の仕様が変わります。
確定申告 | 確定申告時期に税務署に行って申告 住民税控除と所得税還付がある |
ワンストップ 特例制度 | 12月末日まで(自治体によって違いあり)に申請書などを郵送 住民税控除のみ |
申請方法の違いによって損することはありません。
どちらも同じ金額で還付、控除されます。
「ワンストップ特例制度の住民税控除」と「確定申告の住民税控除+所得税還付」は同じ金額になります。
だったら手間がかからないワンストップ特例制度の方がいいよね!
ってことで多くの会社勤めの人はワンストップ特例制度で申請していると思います。
これは本来確定申告をしなければいけない面倒な手続きを寄附先の自治体が代わりにやってくれるありがたい申請方法です。
ですから必ず必要書類の添付を忘れず、期日を守りましょうね。
ワンストップ特例制度の書き方はこちらで紹介しています。
知らないと損する
「ワンストップ特例制度が使えない4パターン」
便利なワンストップ特例制度も必然的に利用できないパターンってのが存在します。
以下のどれか1つでも該当すると、確定申告での申請となります。

ワンストップ特例制度は『5自治体以内』というルールがあります。
6自治体以上になれば必然的に確定申告。
寄附回数ではなく自治体の数なので、同じ自治体に何度寄附しようが「1」カウントになります。
<わかりやすい例>
〇5自治体以内 A自治体に3回寄附 B,C,D,E自治体に各1回ずつ寄付
×6自治体以上 ABCDEFに各1回ずつ寄付
F自治体がいると必然的に確定申告です。
住民税控除・所得税の還付はいつ?
「住民税は翌年から・所得税は確定申告後」

- 還付 翌年4月~5月の間に指定された口座に振り込まれる
- 控除 翌年6月以降から控除開始
ふるさと納税所得税還付の確認方法
「足す」
まず還付と控除の時期はややズレます。
還付はふるさと納税をした翌年の4月~5月の間に指定した口座に還付金として振り込まれます。
控除はふるさと納税をした翌年の6月以降に控除が開始。
「還付金+控除額 = 寄附金額ー実費2,000円」となっていれば正しく申請できたという事です。
控除額については下記の住民税決定通知書の見方を参考にしてください。
ワンストップ特例制度住民控除の確認方法
「住民税決定通知書」
ワンストップ特例制度の場合は住民税控除のみなので簡単に確認ができます。
必要なのは勤め先から配布される「住民税決定通知書」。
自治体によってちょっと見た目が変わります。
横浜市だと左下概要欄に『寄附金税額控除額は〇〇〇円です。』と記載されていてわかりやすいです。
一目でわかるような記載がなければ自分で計算します。
市区町村民税の「税額控除額⑤」と都道府県民税の「税額控除額⑤」を合計した金額が、寄付金額から調整控除分を差し引いた額と同じなら無事控除されています。
調整控除分は所得によって変わりますが、市区町村民税と都道府県民税を合わせて2,500円になることが多いです。
ふるさと納税おすすめサイト
「詐欺サイトに要注意!」

- 大手サイトを使うべし

おッ!?
他サイトより寄附金額が安いところ見つけちゃった~♪ポチッ。

「寄附金額が安いと思って購入したら詐欺サイトでした」は、ふるさと納税詐欺あるあるです。
覚えておきましょう。
何でも悪用する人ってのが世の中にはいるんですね。
引っかかる人もいる。
他人事ではないので気を付けましょう。
詐欺対策はただ一つ。
大手サイトを使うべし!
見たことない、聞いたことないサイトは詐欺の可能性があるため使うのはやめた方が賢明だと思います。
口コミも詐欺なら自作自演できますから信用できません。
不信感を抱いたら購入前に「サイト名 詐欺」などで検索してみてください。
被害者がいれば口コミなどが出ていることがあります。
ふるさと納税おすすめ大手サイト
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CMでお馴染み ➡【さとふる】
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私が利用しているのは楽天ふるさと納税です。
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わかりやすいふるさと納税の仕組み まとめ

- ふるさと納税をする前に覚えておこう!3つの絶対ルール
実費2,000円かかる
寄附金額には上限がある
寄付したことを申告する - ふるさと納税とは、住んでいる自治体以外に税金を寄附する制度
- 年間所得が130万円を超えていない人は寄附できない
- 税金から控除や還付されるため、所得が多ければ多いほどお得になる仕組み
- 寄附上限額が分かるのは12月に源泉徴収票を貰ってから
- ふるさと納税に減税や節税効果はない
- 実費2,000円以上の返戻品が貰えればお得
- 申告方法は2つ「確定申告」「ワンストップ特例制度」
- 住民税控除の確認は、住民税決定通知書で行う
- 所得税還付は、指定口座に振り込まれた金額と住民税で控除された額を足して確認
- 申告方法のどっちが得や損はほぼない
- ワンストップ特例制度が利用できない4パターンがある
- 初心者は1度制度を利用することが大切
あれこれ調べるより重要なポイントだけ抑えて実践あるのみ
行動したほうが流れや仕組みを早く理解できる - 大手サイトを利用することで詐欺を回避しよう

税金の仕組みと、なぜお得なのか?
この2つが分かれば後は実践あるのみ。
試しに1つ寄附をしてみてください。